気分は探偵・暗号解読者?謎解きゲームに挑戦中(3ページ目)

謎解きがとうとう中学入試に採用!?

これまで届いた謎たち。友人とはいえ、問題の内容や答えのやり取りはいたしません

昨年、インターエデュに転職してからはなかなか予定が合わず、不参加が続いています。
加えて、新型コロナという状況下で、この春は、人が集まるリアル脱出ゲームイベントは中止に(5月末から営業再開しているようです)。自粛モードもあって参加する機会を逸してしまっています。

そんなときに始まった謎解きのサブスク。リアル脱出ゲームを企画・運営しているSCRAP(脱出ゲームでは老舗)という会社が始めたサービスです(これまで参加した脱出ゲームもすべてSCRAP制作)。

サービス開始前には、私にどんな傾向があるのか「問診」が行われ、その診断結果をもとに私に合った謎が毎月1回宅配で送られてきます。同じくFacebookグループの友人たちも始めており、「今月はこの謎だった」「あ、私のと違う!」など見せ合いっこをしながらすすめています。

残念なのは、チームでワイワイしながら謎を解くリアル脱出ゲームと違い、一人で悶々と考えないといけないところでしょうか。
自力で解くのはなかなか難しく、すぐヒントに頼っています^^;

そして驚くべきことに、脱出ゲーム(謎解き)は単なるイベントゲームにとどまらず、なんと来年度の中学入試にも採用されることがわかりました。

謎解き試験を導入するのは藤村女子中学。2月1日入試の特進コースのみで行われます。この入試の制作は前述したSCRAP。同校の先生にも脱出ゲームファンがきっといるに違いありません。

SCRAPでは2017年から謎解き検定試験(謎検)を行っており、さらに2019年には国語、社会、算数(数学)、理科、英語の学校教育で習う主要五教科の学習内容を基にした「五教科謎検」も始めています。

発表によると、入試の内容は、国語・算数・社会・理科の内容に即した全10問の謎を解く「謎検型」と、グループ形式で45分程度の謎解きをしながら課題を解決し窮地からの脱出を目指す「脱出ゲーム型」の2種類。「謎検型」では考察力・発想力などを測り、「脱出ゲーム型」は、行動力・会話力・洞察力などを測るとのことです。(※変更等の可能性もあるため詳細は学校ページをご確認ください)

脱出ゲーム型は協調力も試されます。入試という自分以外はすべてライバルという状況で、しかも初めて顔を合わせる者同士で行うのですから、どのような入試になるのか、とても興味深いです。

さて、そろそろ9月の謎が届くタイミングです。実は8月の謎をまだ解いておらず、急いでやらねば!
取り組むとき、私は「暗号解読者であり探偵」と自己暗示をかけ、スマホは触らず(ヒントを確認するときは別)、とにかく2時間の集中時間を作ります。

ああ、でもそういうときに限って、すずりさんがやってくる……。