親子で過ごした時間の大切さ
受験後のことを振り返ってみると、娘が全く勉強しなかったのは、旅行や私の実家に帰省したとき、あとは受験後の数日間ぐらいでした。私が何か言ったわけではなく、無言の圧力をかけたわけでもなく、中学校生活が始まる期待と不安がそうさせたのだと思います。
でも、学校や塾が始まると、自分で先取りしていた内容はあっという間に追い抜かれてしまったようです。ですので、入学までの試行錯誤が効果的だったかは分かりませんが、学習習慣や学習意欲を持ち続けられたことはとても良かったです。
それよりも、コロナの影響で思うように外出ができない中、料理やパン作りをしたり、本を読み合ったり、近所を散歩したり。久しぶりに家族でゆったりした時間を過ごせたことに、大きな価値があったように思えます。
料理が全くできないと思っていた娘が、1人でタコライスを上手に作れたことに感心し、夫と同じペースで長距離を走れるようになっていることに驚き、成長を実感することができました。