志望校判定模試の結果をチェックするときの3つのポイント【レモン vol.11】(2ページ目)

併願校選び

1日午後は抑えたい、2日目以降は過去問の相性で選ぶ

志望校判定模試では同じ学校を目指す受験生たちの併願校もデータで見ることができます。
エリアや選ぶポイント、レベルなど重なる点も多いのでしょう。同じ学校がいくつも上がっていました。

ただ、中にはわが家が想定していなかったような学校も上がっており、調べてみると案外アクセスが良いことも…。
開始時間に余裕があったり、1科目入試だったり…。午後入試は時間や距離で選ばれていることも多そうです。

また、思っている以上に慎重な併願校選びをしている印象も。1日の午後で合格を取りたい!という考えの人が多い印象を受けました。

2日目午後以降については実際受験をしない人も多くなるため、倍率やデータはあまりあてにならないかもしれません。

2日以降は動向も読めないので過去問との相性を見て決めるのが良いかなと思いました。

弱点分野の発掘

銀本を活用する

銀本(算数)

志望校判定模試に限らず、実力テストを受けていくと「穴」になっている分野が見えてきます。正答率の低い問題は手を付けず、分野だけチェックします。

特定の学校の過去問対策はまた別の話、となりますが入試問題はある程度パターン化されており、算数などは塾の課題のほうが難しい印象があるため、間違えたものはテスト直しをしながら、銀本で同じような問題を解いていくというサイクルに。

※銀本は『中学入学試験問題集』の通称で、科目別にその年の入試問題を集めた問題集です。

社会や理科も入試問題をたくさん解き、復習することがその分野の流れを理解につながり苦手の「穴」を小さくできる気がします。

受験校は一通り、また苦手分野の問題は集中的に大問を、学校横断でセレクトしてやっていきます。

銀本(国語)

初めて見た問題ではなかなか手が動かせないタイプのわが子でもある程度理解が進み、今の時期にはとても有効です。また、受験するかもしれない学校の入試問題ができると嬉しい!と思うのでそこをうまく褒めてコンスタントに取り組むようのせていこうと思います。

こんな感じで秋はテストを活用しながら入試問題を中心に取り組んでいこうかなと思っています。

わが家は現在進行形なので、この方法が最善か?結果につながるか…分かりません。
ただ、少しずつ、着実に積み上げていくことを親子で意識するようにしようと日々考えています。
5か月後に結果が出ることを願って…。

9月も半ばを過ぎるとそろそろ入試要項が出始めます。第一志望から順にチェック…と調べ始めたのですが、早めに調べたほうがいいなと思うことが何点かありました。
次回はその点についてまとめておきたいと思います。

レモンさん

レモンさんのプロフィール

小学校6年生・女の子をもつ働くママ。お子さまは小学校4年生から日能研に通っています。ご自身も中学受験の経験があり、私立の学校で自由にのびのびと過ごした経験から、お子さまの中学受験を決めました。
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