サピックス6年生、志望校別講座がスタート【さくら子 vol.10】(2ページ目)

授業点と席順について

授業点と席順について

平常授業などと同じく、こちらも授業点によって毎回席順が決まります。ただ志望校別コースなので変更を申し出ない限り、コース落ちということはありません。

成績は授業点によって決まる席順です。
前方に近づけば近づくほど成績が良い、ということになります。

なので、娘は毎回気合い充分!で塾へ向かいます。(気合いが入ったからといって席順が良いとは限りません。)

授業点は授業中に演習した問題の点数、小テスト類の点数を合計したものです。校舎によるとは思いますが、その点数の配点がたとえば小テストだと得点が割り増しされたり、逆にミスしたら0.5倍になったりと毎回工夫して配点されています。

娘の校舎では前回の復習テストに当たる小テストに重きが置かれているようで、その得点によってその日の合計点が大きく増減するようです。

席はいつも真ん中くらい。
この時期になると上位層は固定されたメンバーになるようで、彼女たちを越えようとすることはなかなか難しいようです。

コース内の様子ですが、娘のコースは女子校コース。
女の子しかいないので賑やかそうに思えますが、意外や意外、みんな静かなようで、サピックスの風物詩?!でもある自ら進んで発言する、という子は皆無だそうです(笑)。

精神的に大人なのでしょうかね。娘は全然違いますが(笑)。それかコロナ禍もあって話したりするのを遠慮しているのかもしれませんね。親としてはもう少し交流しても良さそうな…と思いますが、本人にそれを言うと「そんな雰囲気じゃない!」と一喝されました…。もしかしたら将来、同じ学校に通うかもしれないのに勿体ないなぁと思うのは親だけのようです。

普段の学習について

日曜日に志望校別講座があるので、その復習は主に月曜日に行っています。

予備日として水曜日と土曜日を設定、消化しきれなかったものやもう一度やっておきたいものをその2日に差し込んで、漏れがないように復習することを心がけています。特に算数はこの志望校別講座を最優先するように保護者会で説明がありました。

平日の平常授業の復習は、テキストの問題をすべてやるのではなく取捨選択し翌日までに、土特の宿題は当日夜に終わるようにスケジュールを組んでいます。

空いた時間に志望校別講座でやった問題やおみやげプリント、加えて土曜特訓で配られたプリントなどに取り組みます。これらはすべて志望校や受ける可能性のある学校に特化したプリントです。これだけは取捨選択せずにすべて取り組み、間違えた問題のみ繰り返しやらせています。

国語でもコース特化の問題を授業でやってきます。解説があったのだと思いますが、びっしりと書き込みをしています。それらを振り返りながら記述は解き直しをイチからやるようにしています。

理科と社会も授業でやった問題でミスしたものは大切にしています。私の方で何を間違えたかチェックして、たとえば社会だったら白地図トレーニング帳に戻ったり、理科だったら平常授業のポイントチェックに戻ったりして穴を埋めるように心がけています。やって意味があるのかは全く自信がありませんが…、穴が少しでも塞がってほしい一心で取り組んでいます。

最後に

サピックスでは秋から志望校の過去問に取り組んでいます。 過去問に合わせてSS特訓の志望校別講座もあるので、一気に志望校対策がすすむことになります。もともと、土曜志望校別特訓でも実践的な問題に取り組んではいましたが、ギアが何段階も上がった感じがします。

もう毎日が緊張や不安感でいっぱいです。早く受験が終わってほしい一心ですが、親としては「過去問×志望校別講座」という相乗効果に期待しています。

この毎日の鍛錬が芽を出すことを願ってやみません。

さくら子さん

さくら子さんのプロフィール

サピックスに通う小学校6年生女の子のママ。中学受験が不要といわれる教育面で恵まれたエリアにお住まいですが、通信講座でお子さまの成長を感じ、もっと伸ばしてあげたいという思いから中学受験をすることを決めました。
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