サピックス6年生、志望校選びに迷走中…【K-mama vol.9】

こんにちは。まだ6月というのに夏の様に暑い日々が続きますね。
最近日本の夏は、5月下旬から6月初旬に初夏が来て、その後梅雨がきて、梅雨明けと共に本格的な夏が来るという二段構えという感じがしています。

うちの小学校の運動会は、以前は5月でしたが、熱中症になった子が出たことがあったからか、コロナの所為か、今年は10月になったようです。2年ぶりに全学年集めた会を予定しているようで、久々の1日がかりのイベント参加は体力的にどうなのか、少し心配です。また、修学旅行はなんと11月下旬となっていて、新型コロナの状況も含め無事に予定どおりイベントが開催されますようにと祈るばかりです。
今回は塾の面談に向けてそろそろ考えなければならない志望校・併願校の選び方について書いてみたいと思います。

ただいま迷走中…。

昨年から積極的に学校訪問等を続けていますが、6年生の今になっても未だにコレ!という学校が見つかっていません。

特に難関校は学校訪問の機会が非常に少なく、5年生では足を踏み入れるチャンスがなかなかありませんでした。何校か行ってみたものの、やはり幼めの5年生では本人の希望と言ってもあまりはっきりしたものが無い上に、好き嫌いがはっきりしない性格も志望校選定を難しくしているような気がします。

子どもの素朴な疑問に四苦八苦

子どもの素朴な疑問に四苦八苦

子どもとしては私の母校に行くものだと思っていたようで、ほかの学校を見に行くときに「なんでほかの学校も見なければいけないんだろう?」と疑問に思っていたようです。
そこは「もしダメだった場合」などとネガティブな言い方は避け、
「ほかにも合っている学校、行きたい学校があるかもしれない」「いろいろな学校を見に行けるのは今だけのチャンス」などと言って説得しました。

コロナ禍であまりに出掛ける機会が減っていたせいかすっかり出不精になっていて、最初の頃は渋々出かけていましたが、今では勉強で忙しい中、ちょっとした息抜きになっています。

また最近「幼稚園が仏教系だったのにキリスト教系の学校に行ってもいいのかな…?」と言われて、ちょっとびっくり。
そういえば確かに園長先生がお寺の住職だったので、お経を唱えたりされていましたが、まさか卒園してから5年以上経つのに、そこでひっかかるとは思ってもみませんでした。
女子校はキリスト教系の学校も多いので、そこで候補を絞ってしまうのは時期尚早かと思い、子どもには「キリスト教系の学校に入っても信者になるわけではない」こと、「世界的にも信者の多いキリスト教の教えを勉強することは意味のあること」と説明し、それでも違和感が消えないようだったら、志望校から除くことを約束しました。

親の私たちも付属校がいいのか進学校がいいのか女子校か共学校かなど明確な志向があるわけではなく、「学力的にも校風的にも子どもに合った、通学しやすい学校」というぼんやりとしたイメージから抜け出せていません。

塾からは、結局は秋以降でないと偏差値が参考にならないと言われていまして、とはいえ志望校対策も秋以降は必要でしょうし、どうしたらいいのか悩んでいます。

こんな状態ですから我が家は受験校選定までにはこれからまだ紆余曲折ありそうです。

塾の先生は学校についても出題傾向など研究されていると思いますので、面談で先生の目から見た娘におすすめの学校を聞いてみようと思っています。
幸いなことに6年生になって6年生限定の説明会にも申し込めるようになり、行ける学校が増えてきています。そして何より生徒さんとの交流があるイベントが少しずつ再開しています。

これまでがらんどうの校舎を見学して、いまいちピンときていなかった娘も、生徒さんたちと交流ができる場が増えていけば少しは進学する実感が持てるのではないかと思います。
娘の小学校もさることながら、今年こそ多くの学校の文化祭など秋のイベント(予約にかなりの激戦が予想されますが)が無事開かれることを祈っています。

併願校を選ぶ準備

併願と言っても受験するからには合格したらぜひとも入学したい学校を選びたいものです。ただ確実に合格を取れる学校ということで、持ち偏差値よりも低めの学校で、家から通いやすい範囲でと考えています。

特に1月校の埼玉や千葉の学校は我が家から遠く、現実的には通学が難しいため、午後受験が可能な学校や後半日程の学校を中心にしっかりチェックしています。

1月校に通うのが可能であればどんなに心強かったろうと思いますが、今更そんなことを言っても仕方がないこと、結局は通える学校はたった1校なのですから、欲張っても仕方ありません。

ただ1月受験については力試しや本番の経験に少なくとも1校は受験する必要があると思っており、こちらについても塾に相談するつもりです。

様変わりしている中学受験

自分の頃は午後受験がまだ無く、合格発表も数日後というのんびりとした受験だったので、昨今の中学受験のスケジュールはスピーディーで良いものの、体力的に大変そうだなと感じています。

体力面に自信がないわが娘。不安ではありますが、秋以降の塾の特訓授業などで勉強の体力を、そのほかの学校訪問などで移動などの体力をつけていければと思っています。

K-mamaさん

K-mamaさんのプロフィール

小学校6年生になる女の子(2023年中学受験予定)のママ。お子さまは3年生の10月からサピックスに通塾しています。夫婦ともに中学受験を経験しており、ご自身の経験から娘さんにも中学受験をさせることにしました。
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