辛い!学校で誰にも相手にされない息子。親ができることは?(2ページ目)

学校以外の場で自信をつけることも一つの解決策。お母さまは焦らず見守って!

この相談に同じような経験をしたお母さまたちから「焦ることはないですよ」という励ましや、アドバイスが寄せられました。学校以外の場で、親子で楽しみを見つける、という方法も、親がしてあげられるサポートかもしれませんね。

そういうことを打ち明けられるお母さまの存在が光であるように思われました。
友だちは大切ですし、ほしいのもよくわかります。お辛いでしょうが、まずは、お子さんが楽しいと思うことを一緒に楽しまれたらいかがでしょうか。自分が楽しめれば、自然とその楽しさに惹かれる友だちが現れるような気がします。

わが家は3人子どもがいます。これに近い状態で悩んだことがあります。
わが家ではなにか自信がつくものはないか考え、とりあえずプール・習字に行かせました。プールはバタフライまで泳げるようになり、習字は学校代表に選ばれること数回。
性格は相変わらず内向的なんですが、自信がついたというか「自分は自分」的な考えを持つようになりました。
人間、得意なものがあるといきいきしてくるものです。焦らずに温かく、じっと見守ってあげてください。

・お稽古ごとに通わせる(英語など、少人数クラスで仲良しになるようなもの)
・少年団に入ると厳しいながらも仲間意識が出てくるかも(厳しすぎる強いチームは避けてね)
・お休みの日は親子で子どもがたくさんいる場所へ出向いて、友だちづくりの練習をする!(参加型の実験教室や工作教室スポーツ体験など)
あとは、保護者会でお母さんが積極的にママ友だちを作って仲良くなり、相談する!
とにかく親子で対策を立てて片っぱしから実行しましょう。気が紛れるかもしれないし、そのうち「無理やりの友だちづくり」は馬鹿らしい、自然にできるまで待とう。という気持ちになるかもしれません。

海外駐在経験者からも励ましの声が

海外で生活した方からの経験談も。帰国してからの友だちづくりはみなさん、同じように悩んだようです。

うちも小5の男の子。海外駐在経験者。状況も同じで同じことで悩んでいるので、「息子のことか?」と思いました。
息子は、スポーツが苦手で何をやるのも、のろまですが、気持ちの優しい子です。帰国してからは、今どきの日本の小学生に追いつこうと思って必死になっている息子をみて、涙が出そうになることもありました。
でも、大人になってくると息子の良さをわかってくれる人が1人くらいはいると信じてます。担任の先生は「何か自信を持つものをみつけてあげて」とおっしゃいます。
うちも模索中です。お互い元気出しましょう。

小学校高学年に帰国しました。
日本の小学校では、すでに人間関係ができ上がっていて、海外帰りの息子は、「力関係」が読めずに苦労しました。
何もわからず、誰とでも仲良くなれると思い込んでいると、相手にされずにショックを受けていました。とびきり運動ができたり、おもしろかったり、友だちづくりがうまいと転入でもうまくいきますが、普通の子だと、みな似たようなつらい経験をすると思います。
帰国の子(特に男子)は、おっとり系が多いので、公立よりは私立中の方が向いていると思います。