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【2287792】やはり不公平な内申点

投稿者: ㊥3   (ID:TxCz1eFn0iw) 投稿日時:2011年 10月 07日 17:24

3年前期内申42
満点とっても・・・
学年末は無視して後期受験に絞ることにします。

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  1. 【2552057】 投稿者: 東大OB  (ID:VTt8NthIDOE) 投稿日時:2012年 05月 23日 17:28

    内申美人への批判が続いていますね。
    気持がわからないでもないですが、彼ら(彼女ら)は、内申重視の制度に適応した
    だけなのですから、それをあまり悪く言うのはどうかと思います。
    同様に、内申重視の制度に適応しただけの先生を悪く言うのもあまり賛成できません。
    むしろ、それは、内申重視の制度の「制度的な問題」を彼らの「個性の問題」に
    矮小化してしまうように思うのです。
     
    私は、内申重視の制度に適応しない子供の方が極めて例外的であると思います。
    親として、この点をこそ、強調したいと思います。
     
    子供にとって先生はとても大きな存在です。
    その先生のつける評価は、子供の人生観すら決定するものと思います。
    皮肉なことに、学力の高い子は、たいてい「素直な子」なので、そういう子供ほど、
    影響を受けてしまいます。「はじめから先生をなめている子」は先生からほとんど
    何も受け取らないため、人生観の影響も受けないでしょうが、勉強もできないわけです。
     
    「テストで良い点を取ってもそれだけでは評価しないよ。作業をまじめにやって、
    私の言うことをよく聞く子だけを評価するからね」という先生に育てられれば、
    それを「正しい」と思う子供になる方が普通です。
    ここで「作業」とは、「学力向上にあまり関係のない宿題」などのことです。
    仮に作業をまじめにやらない子でも、心のどこかで、「やらなきゃ」と思い続ける
    のではないでしょうか。
    もちろん、人間、「作業」をしなければいけないこともあります。
    それこそ、勉強だけがすべてではないのですから。
    しかし、本来、勉強に使うべき時間を大幅に削るような「作業」を、度を超えて
    やらされること、それが「正しい子供のあり方」とされることが、私は、つらいのです。
    そういう子供に「正しい学習態度」が身に付かなかったとしても、それは至極当然のこと
    であって、非難されるには当たらないでしょう。
     
    ちなみに、上記のような先生を私は強く批判する気にもなりません。
    先生も制度に従っているだけなのですから。
    (戦前の先生が軍国主義を教え、戦後の先生が民主主義を教えたのに、彼らの個性は
    関係ないだろう、ということです。)
     
    この掲示板には「勉強のできるお子さん」の親御さんが多いようです。
    そういう方の中には、学力軽視の学校教育に不満を持つ方が多いと思います。
    私もそうです。
    しかし、ここが微妙かつ、実に難しいところなのですが、子供の前で学校教育を
    全否定してしまってはロクなことにならないだろうと思うのです。
    「あの先生はそう言ってるけど、信用するな」などと言えば、それなりに成熟して
    いる子供ならともかく、精神年齢の低い子供は、混乱するに決まっています。
     
    よく「学校は遊ぶところ、勉強は塾でする」なんて言葉も聞きます。
    学校への不満をこめて匿名掲示板で言うならともかく、それを本気で子供に言ってし
    まったら、その子が不幸な育ち方をする可能性は高いと思います。
    これを、私は私の良心に基づいて本気で言っています。
    そんなことを言いそうな方は、ぜひ考えててみてください。
    そんな風に言われた子供は、最終的には「勉強のできない子」になることも多い
    のではないでしょうか。

  2. 【2552073】 投稿者: 東大OB  (ID:VTt8NthIDOE) 投稿日時:2012年 05月 23日 17:44

    補足です。
    子供はどうして勉強するのでしょう?
    「おもしろいから」という答がでれば最高ですね。理想でしょう。
    しかし、実際には、そればかりではありません。
    「先生がやれというから」も大きくあります。
    そうしてやっているうちに、本当におもしろくなったら理想になるわけです。
     
    ここで多くの方が忘れちゃってるんじゃないかと思うことがあります。
    先生への尊敬の念です。
    「先生がやれというからやる」と言うと、それを強制労働のように考えてしまうのは、
    我々が、会社での仕事などを思い出すからです。
    子供の視線では、「あの尊敬する先生がやれということには意味があるに違いない。
    だからやってみよう」となることも多いのではないでしょうか。
    「あの尊敬する」は言い過ぎかもしれません。
    そこまで明白に考え、まして口に出す子がいたら、ちょっとこわいですね。
    それでも、子供は、かなり先生を尊敬しているものなのです。
     
    もちろん、そうでないケースも多くあるわけですが、強制労働でやらされる勉強は
    身に付かないですし、なるべくなら、「あの尊敬する先生・・・」であってほしいわけです。
    そして、これも強調したいのですが、「公立中学には、尊敬すべき先生がたくさんいる」
    ということです。
    ブーイングが聞こえてきそうですが、私はそう思います。
    そもそも先生方は、先生になりたくて先生になっています。
    かなり意地の悪い方もいますが、意地悪したくて先生になったのでもないでしょう。
    彼らの行動を規定しているのは、基本的には、制度だと思います。 
    つまり、要するに、「制度が悪い」と思うわけです。

  3. 【2553249】 投稿者: 東大OB  (ID:VTt8NthIDOE) 投稿日時:2012年 05月 24日 18:09

    私は長文での好き勝手、どうもよくないような気がするのですが、お許しください。
     
    「才能のある子は中学受験をするので公立中学には才能のある子は(あまり)いない」
    という意見に関して、私なりの意見(反論となります)を書きます。
     
    確かに、センター入試くらいの難易度はあろうかという中学入試に合格した子どもたちには
    才能があるに違いありません。
    さらに、その背後には、教育に関心があり、お金もかけられる親御さんがいるわけですね。
    将来が嘱望されて当然でしょう。
    しかし、上のように言う人は、意図してかしないでか、「才能にもいろいろある」という、
    ごく当たり前のことに触れないことが多いように思います。
     
    才能と言っても、勉強の才能、スポーツの才能、芸術の才能などいろいろあるでしょうし、
    勉強の才能の中にも、論理的思考力とか、記憶力とかあります。
    またそれらの能力が科目によって違ったように発揮されることもあります。
    それらが発揮される年齢も違うはずです。
     
    たとえば、私は、算数の能力と数学の能力は違うように思います。
    よく「中学入試の算数は難しい。あれが解ける子には論理的才能がある。したがって
    高等数学に進んでもその才能が役に立つ」というご意見を聞きます。
    おおむね合っているとは思うのですが、それは、「役に立つ」であって、算数の才能が
    数学の才能のすべてではないと思うわけです。
    たとえば、灘の卒業生で、それはそれは数学の得意な人は確かにいるのですが、
    意外にそれほどでもないという人もいます。
    また、算数オリンピックで勇名をはせ、本人も数学の道に進もうとしていたのに、
    大学(東大)に行ってみると、そんな気持ちはなくなっている、なんて方もいます。
    決して、人をおとすようなことを言いたいのではなく、ご参考までに。
    要するに、算数の才能があれば数学の才能がある可能性は高いですが、絶対ではありません。
    逆に、入試算数の研究をしていなくても、大人になって数学の才能を発揮する人も
    いるのではないでしょうか。
    数学者の方でも「旅人算なんて聞いたこともない」という方がいるような気がします。
    (ただし、これは確認したわけではありません。)
     
    私は、中学受験に成功する子供の一般的な特徴(もちろん例外はあります)は以下のような
    ものではないかと思っています。
     
    ・記憶力が大変よい。
    ・ある種の子供ぽっさと早熟さが同居している。
    ・親が熱心。
     
    まず、中学受験の子供たちを本質的に支えているのは、記憶力のような気がします。
    もちろん、「あの算数の問題を解く論理性」はあるのですが、記憶力によっても、かなりの
    難関を乗り越えてしまうように思えるのです。
     
    「ある種の子供っぽさ」とは、算数をパズルのように楽しんだり、テストの点取り競争を
    ゲームのように考え、熱中するようなところです。
    「勉強する子は偉い」とは言えますが、彼らの多くは、楽しみでやっているのです。
    カブトムシを捕りに行く子と算数の好きな子のどちらが偉いわけでもないでしょう。
    そして、年齢を重ねてカブトムシに興味がなくなる子がいるように、そういうパズル
    (算数、数学)が嫌いになったり、ゲーム(テストの競争)に熱中できなくなる子も
    いるはずです。
    逆に年をとってからカブトムシに熱中する人もいますよね(笑)。
     
    「早熟さ」とは、小学生なのに、社会に関心をもっていてTPPに意見があったり、
    「年老いた男が子ども時代を振り返り、軽蔑していたはずの父親の気持ちがわかってくる」
    なんて文章(国語の問題です)を理解できたりすることです。明らかに早熟ですよね。
    そういう早熟な子供の将来は、確かに、期待できるでしょう。
    しかし、晩成型の子供に才能がないとも言えないのではないでしょうか。
     
    何が言いたいかというと、決して中学受験に合格した人たちをおとしめたいのではなく、
    「それだけがすべてではないのでは」と言いたいのです。
     
    小学校6年次に、強力な記憶力を発揮しなかった子、算数パズルや点取りゲームを好きに
    なれなかった子、晩成型の子、親が中学受験をよしと思わなかった子は、たぶん、
    公立中学に進みます。
    その子たちにも、学問的な未来があってしかるべきだと思うのです。

  4. 【2553323】 投稿者: 横です  (ID:/SncNpVIVec) 投稿日時:2012年 05月 24日 19:32

    東大OB様
     
      
    >何が言いたいかというと、決して中学受験に合格した人たちをおとしめたいのではなく、
    >「それだけがすべてではないのでは」と言いたいのです。
     
     
    それは私立親も公立親も同じ認識ではないでしょうか?
    それはそれとして、公立高校の実績が上がらない事に危機感を持っているわけです。

     
      
    >ここで多くの方が忘れちゃってるんじゃないかと思うことがあります。
    >先生への尊敬の念です。
     
    これは私立には存在するが公立ではとても希薄だと思います。
     
    >皮肉なことに、学力の高い子は、たいてい「素直な子」なので、そういう子供ほど、
    >影響を受けてしまいます。「はじめから先生をなめている子」は先生からほとんど
    >何も受け取らないため、人生観の影響も受けないでしょうが、勉強もできないわけです。
      
     
    皮肉なことに私立男子進学校に「素直な子」がとても多いように思います。
    素直な子というより他者を尊重する心ではないでしょうか。
    一部の教師や講師に熱狂する親子や逆に批判的な親子は以外に公立に多いように思います。
     
     
     
     

  5. 【2553582】 投稿者: あひゃ~  (ID:t03ox5jn3Ew) 投稿日時:2012年 05月 24日 23:22

    なんで???
    東大××とか???
    旧帝◎◎とか???
    のHN?wwwの人って!!
    中身の無い事しか?
    言わないんだろ~~~!!!

  6. 【2554302】 投稿者: mizuho  (ID:cpu5UssCoV.) 投稿日時:2012年 05月 25日 14:32

    長文のレスは読みづらく、読む気にもなりません。
    簡潔な文を書く能力がないとしか思えません。

    兄が東大卒、姪が大学院に進みましたが、こんなくだを巻くような文を書きませんよ。

  7. 【2554346】 投稿者: 合理性も必要  (ID:AxM/oCcMFYA) 投稿日時:2012年 05月 25日 15:13

    >よく「学校は遊ぶところ、勉強は塾でする」なんて言葉も聞きます。
    学校への不満をこめて匿名掲示板で言うならともかく、それを本気で子供に言ってしまったら、その子が不幸な育ち方をする可能性は高いと思います。



    東大OBさんの言われていることには異論はないのですが・・・、これがなかなか難しいのですよ。
    親が批判的に言わなくても、子供の方で気づいてしまう事があるのです。


    小学校の例で申し訳ないのですが、中学でも似たようなものではないかと思いますので。


    塾の授業は公立小学校と比べて、その進度・深度ともに、全然違います。ご存知だと思いますが。
    当然のことながら、塾の授業の方が面白いです。親もそう思います。

    そのうち、「どうして、こんな事しないといけないの?」と子供の口から頻繁に聞かれるようになります。
    東大OBさんの言われている「作業」についてだったり、まどろっこしい解法に対してです。

    子供は学校の先生が好きです。尊敬、とまではいかなくても、素直に従っています。
    でも授業に対しては、完全になめてしまっています。


    学力帯の違う子供を一斉に扱っているのですから、全員にとって面白い授業なんて無理なのはわかっています。これはおっしゃるとおり「制度の問題」ですよね。


    「勉強を面白い」と感じるためには、授業の内容に”深度”があること。あるいはテストで点数が取れる事。この2点のどちらかだと思いますが、
    残念ながら、公立の小学校、多分中学校でも、このどちらも果たせていないと思います。

  8. 【2554447】 投稿者: だいだいのとり  (ID:Ad9HPfJi/Tk) 投稿日時:2012年 05月 25日 16:29

    子供が中3になり、2年の成績も出て噂に聞く「内申美人」と言われる子が本当にいるのだと
    実感しています。
    子供が言うことには、テストの点で同じくらいの別の友達と成績はトータル3~4違うと。
    授業態度・提出物の期限遵守に関してはどちらの子も問題なく、先生方に言わせれば
    ノートや提出物の「内容」が良かったといえばどうとでも逃げられるでしょう。
    子供には内申書の不公平うんぬんに関しては何も言ってはいませんが、生徒間でももうそれは常識になっているようです。

    『「内申美人」さんは明るくて、特に男の先生には校内でドンドン声を掛けて親しく接する。担任の男の先生に所謂「ヒザカックン」をするのでびっくりした。「そんなこと自分で判断しようよ」と思うことまで職員室に質問に行く。そういうところでかわいがられて得してるんだよね、って皆言ってるよ』
    そう言う我が子に否定も肯定もできませんでした。

    先生は自分になついてくれてるかわいい子に良い成績をつける。
    実際の所はわかりませんが、子供たちの間でそんな風に思われている先生ってどうなんでしょう。
    この時点で既に先生への尊敬なんてないのでは。

    軍国主義の時代の先生と同じだという意見は、申し訳ないですが疑問です。
    非国民として弾圧されながら世界情勢を生徒に説く(そんなことをできたかどうかは無学なので分かりません)ことと、
    生徒の好き嫌いに関係なく偏りのない正当な評価をすることが同じとは思えないです。

    内申書が、先生に都合のいい生徒や世渡り上手を作り出すための脅し道具にならず、良くとも悪くとも「ナルホドそりゃ納得だ」と思える成績、それをつけてくれる先生。
    求めるものはそんなに難しいものなのでしょうか。

    東大OBさん達と高度な議論などできませんが、本当に素直な素朴な感想です。

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