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投稿者: 初手天元 (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36
しろくまさま
パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。
相談者の方々に
このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。
イヌイットさま 外の人さま
とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。
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【2435230】 投稿者: しろくま (ID:Mhh5oQOKy16) 投稿日時:2012年 02月 19日 07:14
「愚母」さま
幼いころ、というのは、精神年齢のせいで、緊張や不安にかられてしまい、物事の対処を誤る場合があります。しかし、よく考えてみると、大人だって緊張もするし、失敗もしますよね。
テレビでも、新人のアナウンサーが初めてのお天気予報のときに、みていて笑ってしまうくらい緊張している人もいます。何か事を為すとき、緊張しないわけがありません。
でも、大人は、「緊張していても」何とか切り抜け、子どもは失敗しちゃいます。(まぁ大人でまだ緊張、あがり性から抜けられない人もいますが…)
「慣れ」たらなんとかなるさ、という人もいますが、では「慣れ」とは何か、慣れても緊張しちゃうのはなぜなのか、という問いにはうまく答えられていないと思います。
思うに… 2つのことだと思うんですよね。
1つは「情報量」、1つは「手順」
です。大人だって緊張も不安もありますが、それらを、その為そうとしていることの情報量で、「不安」を整理しているんです。
知らないこと、は、不安なのですよね。できるだけ、いまから初めて取り組もうとしていることに関する「情報」をたくさん集める。これはこうだ、これはこうなっている、これはこういうもんなんだ、ということです。
入試の前の下見、なども、簡潔な1つの情報戦略のひとつです。試験でこういうもんなんだ、というのがたくさんあれば緊張はしにくくなります。「慣れ」のもっとも大きい部分はこれですよね。経験によって得られた知識、ですが、これは自分が経験せずとも、経験した人から得られる場合もあります。
子どもは、あんがいと為そうとすることの情報量が少ないのです。
「また落ちるかも」という不安は「落ちてはだめだ」という情報がたくさん入っているんでしょうね…
不合格、合格、というのは、選択肢の「選択」にすぎず、でも、この選択肢は自分だけで選べるものではなく、相手もあって選ばれるものでもあるという一方的な選択ではないわけです。
でも、その結果として、双方の「接点」で出てくる結果が合格にすぎないわけですから、「不合格=だめ」というのは「その段階での」「適正」を見逃してしまう考え方でもあります。
「そんなことしていると落ちるぞっ」という脅迫的な動機付け、というは、「できるだけ」低学年のときには言わないほうがよいセリフなんですよね。
これは中学生になっても同じ。こうしたら落ちるからしてはいけない、こうしたら合格できる、という文言は、あまり実質的な解決を子どもに与えず、累積して入試の本番に緊張を与えてしまいます。
模試も、それでできていないところを発見できている、あくまでも現在の自分の位置を確認する道具なのだ、という「情報」を理解していれば、模試の点数が「低い」=「だめ」=「なんとかしなくては」=緊張、という負のドミノが起こります。
ちょっとしたコツですが、子どもに気づいてほしい、思ってほしいコトがある場合はその部分はこっちが言わない(言いたいのはわかりますが)ほうが、とくに中学生にはうまくいきます。
「塾なんて他にたくさんあるから」+「気楽に受けておいで」
という言葉は、お母さんが言いたいのは「気楽に受けておいで」ですね。こういう場合は「塾なんてたくさんある」という部分だけでよいのです。もっというと、「塾がたくさんある」と言う必要もなく、淡々と塾が色々ある、ということをパンフレットなりチラシなりを用意して、本人にあたかも独り言のように「へぇ~ こんなにたくさんあるんだね~」みたいな感じで十分なんです。
気楽になるのは本人でなければなりません。「自分で気持ちを整理する」その過程で、「緊張がほぐれる」のに「他者から」「落ち着け」「リラックスしろ」「気にするな」と言われると緊張しか残りません。
そして1つをふまえた上で、次は「手順」です。
緊張していようが不安に思っていようが、ベースになる手順がはっきりとしていれば、物事を為すときに不安はありません。マニュアルがしっかりしていれば、緊張しながら「できる」わけです。
テストの場合などは、どれから解く、どういうようにする、というレイアウトなどは大切です。
小学生の場合、入試の前日などは、親子の問答で、「手順の確認」をすれば緊張は減ります。さぁ、こういうときはどうする、これはどうなっている、これは? と、かんたんに即答できるものを「本人に」答えさせる。自分で答える、というのがポイントで、これはこうでしょ、これはこうよ、こうなったらこうするのよ、ということを子どもに「言い聞かせる」と緊張の圧力が高まるだけ。
お子さんは、あんがいと、物事を為すときの「手順」が確立されていないのかもしれません。
俺様タイプの子どもって、緊張しやすい子が実は多いのですよ。手順やマニュアルがきらいで、「自分のやりたいことがマニュアルだ!」とか豪語しちゃっていると、決められた枠内でやらなくてはならない作業では緊張して小さくなってしまいます。
中学入試もすみ、「次」には時間があります。入試に関する情報を淡々と用意してやり、そうして勉強とはどういうことか、どういう手順がよいのか、そういうことに本人に気が付かせていく(小学生ではないので必ず自分でこれは気が付きます)、ということが肝要です。
何か追加質問があればどうぞ。 -
【2435256】 投稿者: しろくま (ID:Mhh5oQOKy16) 投稿日時:2012年 02月 19日 08:02
「中受失敗組」さま
まずは、第二志望に合格されていて、それが「失敗」であるという気持ちが、「失敗」ですよ。まず、中学入試を決心したとき、最初に思わなくてはならないことは
☆ 入試は、合格と不合格しかない
ということです。A判定の不合格、C判定の合格、まさかの合格、まさかの不合格、という言葉すら無いものだ、と思って入試にのぞまなくてはならないのです。
それから次に、中学入試、というのは、中学校に通ってからの勉強と生活、次に高校に進んでからの勉強と生活、そうして大学入試のお勉強と大学入試、そうして大学に通ってからの勉強と生活、そうして自分のやりたい職業への準備と選択…
という、なが~い、ひとつの全体の一部にすぎない、という位置づけをしなくてはならない、ということです。一局面の事象をもって全体を語るのは、大きな大切なコトを失うもとです。
第1志望不合格など、その子のこれからの長い時流の一断面にすぎません。成功者にはかならず、「ところが」の逆接語がついているでしょう? たびたび紹介している私の後輩の演説がうまい社会の講師は「ところが、をつけられてきた者が成功者だ。失敗していない成功者はいない」と模試や入試で失敗して気落ちしている子どもによく話をしていました。「おまえらなんのために歴史勉強してるねんっ」とよく言うておりましたよ。
石橋山の戦いに敗れた源頼朝
北畠顕家に京都から追い落とされた足利尊氏
朝倉攻めで退路を断たれた織田信長
三方原で蹴散らされた徳川家康
みな、それぞれの「ところが」の物語を持っています。
第1志望不合格、は、長い時流の一断面にすぎません。
以前にもお話ししましたが、しろくまの教え子で、灘が不合格になり、第二志望の洛南に進学する子がいました。いや、正直、彼にとっては「第二志望」でもなく、最初は行く気などすらありませんでした…
しぶしぶ通いはじめた学校、しかし、自分よりもよくできる子がいて、その子も灘に不合格になっている、A判定で自分よりできていた子も通っている… 「次の場での現実」を知るなかで、しだいに自分を回復し、そうしてもともとの第1志望大学の京大に彼は合格しました。
京大に合格することが成功、とは、言いません。でも、大学合格後、塾でアルバイトをしたいのですが、と、もどってきてくれて
「正直、不合格でよかった、と、今なら思えます。やはり自分にあのときは驕りがあったと思います。自分は合格する、と、思ったら不合格の始まりですよ。合格したやつはよく考えたら合格できると思いながら勉強していませんでしたね。なんのかんのと言っても最後はみんな必死でした。自分は乗り損ねていたように思います。うっかり合格していたら、自分の性格なら浮かれて流されて、底辺にいたかもしれません。」
と、話してくれました。
「たら、れば」は無意味です。過去に戻れぬ以上前に進むしかありません。
入試の不合格で傷つかない子どもはおりません。自信を失い、そうして意欲と集中力に欠けてしまう、次になかなか踏み出せない子ももちろんいます。
でも、「次」に進むかぎり、子どもは必ず回復します。自分を取り戻す機会を必ず次の場で得られます。
お子さんの第1志望で合格した学校を、第1志望にしていて不合格だった子、きっとたくさんいます。その子たちは、その学校が、たいへん気に入って、そうしてすばらしいところだと思っているから第1志望なわけですよね。第2志望だと思っている「目」で学校をみると、その学校の良さ、そうして自分の力を引き出してくれる力をもっているはずのその学校を見失ってしまう場合もあります。
なかなか忘れられない… それは当然でしょう。
どうでしょう。「次」に動き出すための準備を始めませんか? あ、いや、そんな大げさな塾の準備だっ 次へのリベンジだっ ということではありません。
小学校の先生にはお叱りを受けるかもですが、一度平日、学校を休み、その学校に通うことになると起きなければならない時間に起床し、親子で「事前通学」してみませんか?
電車にのり、駅でおり、その学校の門まで行ってみる… その学校に通う「生」の子どもたちの「息づかい」までわかります。子どものことですから、教師の悪口や、宿題の多さや、クラブや友人の話など、え、こんなこと話しているの?とびっくりしたり失望したり感心したり… ありのままのことすべてを感じ取ることができてよいですよ。
そうして「登校」したら、どこか近くの周辺を散策して時間をつぶす… おいしいケーキ屋さんとかみつけてもよいですし、お昼はごちそうを食べちゃいます。そうして、本屋さんにいく。
中学の参考書を手にとってぱらぱらめくってみる… ちょっと目を転じて大学入試の「赤本」の背表紙もながめてみる…
「次の場」が始まっているんだな、ということを、こちらが一言も話す必要はありません。それを感じさせる場としては本屋さんの参考書売り場は一定の効果があります。
こういうスローな時間をお子さんに提供してみてください。心配なさらなくても、ある日、突然、変わることができるのが子どもです。六年後に「あの時」を笑って語らなかった教え子はおりませんでした。
大きな気持ちでお子さんを見守って支えてやってくださいね。
何か追加質問があればどうぞ。
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【2435290】 投稿者: しろくま (ID:Mhh5oQOKy16) 投稿日時:2012年 02月 19日 08:37
「春の声」さま
本人がきっぱり決められたのならば、まずは、ここは本人に大きくまかせてやりましょう。もちろん、ここは親もきっぱりとそれに乗っかってやって、「じゃあしっかりと協力するね」という声もかけてやりましょう。
前にも申しましたが、ヤスパースやハイデッガーが言うように、「限界状況」つまり入試では不合格、ということになって、はじめて「自分を回復」できる子もいます。
「もう決めたからこの話はもう言わないで」
というお子さんの言葉から、じゅうぶん「自分の回復」への第一歩を踏み出したと思いますよ。
X選択ということは、何も悪いことではありません。申しましたように、「きっぱりと」次に向かうための方法なんか、子どもによって違うし、「現在の」本人の力によって違うからです。ある子は公立から次へ、ある子は第2志望から次へ、ある子は私立から公立高校受験へ…
これも以前に申しましたが、子ども弾む心を持っています。若いから弾力があります。ぽっきり折れてしまうのは親のほうなんですよね…
子どものことは、とくに母親は自分のことと同値に考えてしまいます。自分が耐えられないから子どもも耐えられない… 子どもが辛いから自分も辛い…
後者はともかく、前者は絶対に違います。
子どもが気に入っている学校を、いつまでもああでもないこうでもない、と、愚にもつかない粗を探して引きずってしまう、というお母さんを、しろくまは何人もみてきました。どうかそういうようにはならないようにしてやってください。辛いことは共感してやろう、と、思うのに、楽しいことや良いことは、どうも共感というよりケチをつけちゃうときが親はあります。
きっと子どもにしたら、「かまってほしくないときにかまってきて、助けてほしいときには文句ばっかりだっ」と思っているかもしれません。
まぁ、親子の「かみ合わない」ところもまた親子である所以で、大人になれば親のありがたみに気が付かない子どもはおりませんからね。にくたらしいことを言うのも子どもだし、大人に面と向かってそんなことがいえるのも、親子という絶対的信頼がある証拠です。
さて、「公立+塾」による高校受験ですが、やはり「英語」というのがポイントになります。昔から業界では
数学の復習主義 英語の予習主義
というのがよくいわれるところです。と、すると、中学準備講座的なものも、英語は選択されてもよいかもしれません。
数学は、いずれ教科書の受け取り、という日があると思うので、そのときぺらぺらめくって、こんな感じか、と、思うスタートでいけないことはありません。塾でやったことの復習が学校でできる、という状況になるように「進度」型の塾が多いとは思います。
ということは、「だから学校の勉強はどうでもいいや」ということにならないようにうまくもっていってやってください。
復習というのは数学ではたいへん重要です。算数のお話しをしたときに
「わかる」→「とける」→「できる」
の3ステップの話をしました。塾で学んで「わかった!」で、終わって演習量が低下してはいけません。わかったことを何度もするのが受験の数学なんです。「わかる」を「とける」にしなくてはなりません。
きっと塾では模試もあるでしょう。そういう実践を重ねて「とける」がはじめて「できる」として数字に表れます。
数学は復習が大切、塾は先取り、学校は復習になる、ゆえに学校での学習をかんたんだ、と、あなどって手抜きしない、単純な作業にみえる宿題もしっかりと向き合う、ということを中1のときにはしっかりしておいてください。
社会・理科も、あんがいと高校入試のときに失敗するポイントになります。理科は第一分野と第二分野というように、物理化学系、生物地学系に分けて学習が進みます。これは学校によって、タテ割とヨコ割の2種類があるんです。一年で第一分野、二年で第二分野、(学期前半第一分野、後半第二分野)という「積み」になっているパターンと、曜日で並行して同時に「並び」で進むパターンがあります。
塾で理科を選択すると、お通いの中学のパターンと塾のカリキュラムに齟齬ができて、負担が二倍になる場合もあります。細かいところですが、学校のパターンと同じパターン、つまり第一分野をやっているときに第一分野を学べる学習計画ならば効率的です。
社会も、歴史・地理・公民の3分野は、ほぼ3教科、と、ご理解ください。中1で地理、中2で歴史、中3で公民、という積みの学校もあれば、中1・中2で、並びで地理・歴史と進む場合があります。中3は公民分野であることはかわりありません。
難関私立を受験する場合は、英語・数学に加えて、理科も選択されておくことをお薦めします。
数学ももちろんそうなのですが、理科に難問が多く、とくに物理化学系は、志望校に応じた対策を2年がかりでしておくほうがよい場合が多いのです。
場合によっては理科のチョイスもお考えくださいね。
何か追加質問があればどうぞ。 -
【2436259】 投稿者: 中受失敗組 (ID:Uq.uDHy/sFU) 投稿日時:2012年 02月 19日 22:24
しろくまさま。
お返事をありがとうございます。
実は、気分転換にと思い、
今迄に本屋さんへ親子で何度か足を運びました。
ところが、本人は中受用の赤本を見始めるのです。
又、本人の年子の姉が本人の第1希望で
A判定であった中学に現在通学しております。
春から姉妹が別々の中学に通うことになります。
家庭内で、その学校の話題をなくすことは
難しいかと思われます。
良きアドバイスを宜しくお願い致します。 -
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【2436285】 投稿者: 考えすぎの母 (ID:4BijxVGhMEo) 投稿日時:2012年 02月 19日 22:41
しろくまさま
考えすぎの母です。お礼のレスが遅くなりました。
自分の考えが、「振り子」のようにあっちこっちしていても、回答にたどりつつある…。
本当ですね。今まで、考えすぎずにもっときっぱりしなくては、、、と思っていましたが、楽になりました。
いじめはなくならないですよね。私自身も学校では意地悪な子が塾では大丈夫という経験があります。
息子とその場その場で考えながらやっていこうと思います。
これからも、勉強だけでなく、悩める母親にアドバイスをお願いします。
ずっとずっと続けて下さいね。
心の拠りどころになります。頼りにしております。
これからも、宜しくお願い致します。 -
【2436643】 投稿者: 愚母 (ID:SCVlsYGTz4c) 投稿日時:2012年 02月 20日 09:22
しろくま様
アドバイスありがとうございます。
色々と考えるにつけ、結局息子の心にハンデを負わせたのは中受の不合格ではなく、
私の息子に対する教育の失敗だということに気付きました。
息子が今持ってる、強迫観念はまさに私が植え付けたものに他なりません。
私が息子の心に作った負の部分なのに私がその部分をぬぐい去ってやることはどうやらできないようです。
ですが、これからまだまだ続きのある中1です。
心に弱点があるからと言って勉強から逃げるわけにはいかないので、
「自分にはそういう弱点がある」と言う事実を受け入れることから始めようと息子と話をしました。
テスト中の「あせり」「不安」「緊張」は「また始まった、いつもの事」と思い、
その状況で最善を尽くすしかない。息子と話し合った結果、病気で言うところの「完治」ではなく「保存療法」を選んだ次第です。
その話し合いの中で「今まで緊張した時どうしてたの?」と聞いてみたところ
そういう状況になると頭の中で歌を歌っていたそうです(笑)
「とりあえずそれはテストから逃避してるからやめようよ(苦笑)」と言いました。
私との話し合いの中で息子は一応の答えが出せたようですが、私としてはやはり息子の心の痛いところが治ればどれほど良いことかと思います。
やはりこういう傷も時とともに癒えていくものでしょうか?
しろくま様のご経験の中で参考になる様なお話があればお聞かせ下さい。 -
【2436840】 投稿者: ずんどこさまへ (ID:QtXrkr2Lllk) 投稿日時:2012年 02月 20日 11:28
驚きました。
まるで私が書いたのかと錯覚すら覚えました。
同じ受験結果です。
私どもも、合格間違いないと言われ続けていた高砂に振られました。
ですのに、危険地帯にいたお子様が何人も合格され、周りも親も発表を
目の前にし、しばらく現実を受け止めることが出来ませんでした。
しかし、子供本人が「岡白で高砂を見返す!」と熱くなり、高砂の赤本
はもちろん、関係するもの全てを捨て、今では岡白一色です。
あれほど憧れていた学校が、あっという間に、憎き学校に激変です(笑)。
我が家の場合は、子供はもちろん、親も単純なのでしょうか。
スパッと切り替えが出来ました。
非専願での合格者召集日に先生が仰っておられました。
「ここにいる皆さんは、短期間に色々なドラマがあったことでしょう。」
と。
本当にそうだと思います。
その場にいた皆さん全てがそうではないかもしれませんが、
涙を流したのは我が子だけじゃないのです。
我が家は短期間で強くなれました。
しろくまさんも仰るように、先はまだまだ長いです。
人間、何もかもスムーズに人生を送れるなんてありません。
絶対に、この躓きはプラスになりますよ。
後ろを振り返っても、逆戻りは出来ません。
進めるのは前だけです。
我が家は2時間はかかりませんが、きっと同じ方面からの通学だと思います。
一緒に頑張りましょう!
*高砂白陵→高砂に略させていただきました。
しろくまさん、厚かましく偉そうにこの場をお借りして
申し訳ございません。 -
【2436874】 投稿者: 地方の母 (ID:5CHIgB48AtE) 投稿日時:2012年 02月 20日 11:51
しろくまさま
はじめまして。
地方の新中一生の母です。
一年前、突然息子が灘中に進学し優秀な人達と一緒に勉強したいと言い出し、一年間通信をしながらの自学で受験しました。合格最低点に数点足らず、不合格でした。準備不足、実力不足だったと思っています。
かねてより灘中不合格の場合は地元でと決めており、このたび地元の中高一貫校に進学することになりました。
進学する学校は地元ではトップ校ですが、灘中とは偏差値で10以上の開きがあります。授業の進度もレベルもかなり違うと思われます。
これまで私は、勉強は自分がちゃんとやればよいといったスタンスでしたが、このたびの息子の灘中不合格で、やはり高いレベルでの切磋琢磨や専門的な指導も必要なのではないかと考えるようになりました。
近頃は、灘中生も中学の頃から鉄緑会などの塾に通い、さらに力をつけることもあるように聞きますが、地方の田舎ではそういった中学からの難関塾はなく、高校でも予備校などの選択肢が非常に少ない状況です。
これからの6年間地方で高いレベルを目指していくためにはどうやっていけばよいのでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
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