最終更新:

3546
Comment

【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

  1. 【2437396】 投稿者: しろくま  (ID:heHJjTEVyoI) 投稿日時:2012年 02月 20日 18:10

    「しろくまさん大好き」さま

     ほんとうにごぶさたしております。最初のスレ主さまでいらっしゃいますね。お元気にされておられましたでしょうか。「しろくまさん大好き」さまがおられなければ、この場にしろくまなんぞはきっともう存在していなかったことでしょう。たいへん感謝いたしております。

     唐突ですが、稀代の兵法書、『孫子』には

     君主の命令が絶対であったとしても、実際の現場に立つ者が状況判断によってその命令を解釈変更してもかまわない、というくだりがあるんです。
     
     進みて名を求めず
     退きて罪を避けず

     君命を振り切って戦闘に突き進むときでも決して功名心からそうするのではなく、君命に背いて戦闘を避けて退却しても決して罰をまぬがれようとせず…

     一見、教育とはかけ離れた言葉のようですが、ちょっと通じるところがあると思うんですよ。

     なんでもかんでも、先生の話、学校の方針をそのまま受け入れる、ということは、ほんとうは先生も学校ものぞんでいないんではないかな、ということなんです。
     教師は理想を語るし、むしろ語ってもらわないと困ります。それを実現していくのは、本人とそして親の引き受けるべき責任だとも思うんです。
     その理想を実現するために、その理想とは違う道を一見進むようであっても、最終的にそれが実現できればいかなる手段を用いてもよい、ということです。
     1クラス45人にいれば、教師は、普遍的な話を子どもたちに語ります。その普遍は理想であって、それぞれの子がそれを実現する過程は45種類あってもよいわけです。

     お話しごもっとも。うちもそれを望んでおります。でも、それを実現するのはこちらの責任、しっかりとそれが実現する色々な方策をとらせていただきますね、ということだと思うんですよ。

     親が手をさしのべるのではない
     自覚が大切
     理解していないのではない
     覚えるべきものをきちんと覚えていない
     きちんと復習していない
     自覚が出るまでこのまま声かけのみにする

     何も間違えたご指示ではありませんよね。ほんとに本人が自覚しなければいけないことです。

     でも、自覚が「自覚」であることは、実際はほとんどありません。必ず「何か」のきっかけがあるんです。
     スランプを乗り越える、突然気持ちを入れ替える… いろいろな人がいろいろなときに「変化」するわけですが、実は、コーチであったり上司であったり教師であったり親であったりが、本人の知らないところで色々な後おしをしている場合が多いんですよ。

     「私が毎日単語なり、漢字なり、暗記モノをテストする方法をしてみたい」

     よいではないですか。やりましょうよ。この方法そのものが「本人の自覚」を促す契機になると思うんですよ。
     だって、その「私が」という部分が、「子どもが」になれば成功なんですから。

     男の子は、けっこうわかっているところ、あるんですよ。楚の荘王のように、「3年鳴かず飛ばず」ということはありますが、わかっていて、そうしてできない、という精神的幼さも合わせもっているわけです。
     
     一見矛盾するようですが、親の手助けが自立をさせる場合もたくさんあるんです。放任と自立促進は同じではけっしてありません。子とものキャラクターに合わせて、自立へ導いてやればよいわけですから。
     先生もお母さんも「目標」は同じでしょう。両方とも自主自立のはずです。そこに行くための手段はどれでもよいわけです。

     中学入試のときに、親がある程度管理をしてやって、大きな部分は本人にまかせ、細部のことをめんどうみてきた場合、中学生になったんだから、と、急に手をはなすと、コロコロっと成績は下がります。
     中1・中2は、まだ親の手のひらの上で男の子は転がってもらいましょう。これは何も、子離れができていない、ということではありません。子離れのための、飛び出すための「カタパルト」の設置です。

     ちょっと手をかけて、まぁ少々口をとがらせて衝突もするかもですが、そうするとすぐにおもしろいくらい結果が出ますよ。
     ただ、ここは中学生でも同じ。「次の次に」目標を設定してやってください。期末考査ではなく、春休み明け、中3の最初の実力考査(ありますよね? きっと)に結果を出そうね、という作戦です。

     それから「本人なりのやり方」は、それなりに崩してやらないほうがよいのですが、ここは男の子は理詰めの説得と、対等の立場での話し合いで説得です。
     「こうしなさい」は禁物で、ちょっと改めて、ここはどういうやり方しているの? ここはどう、と、たずねていき、結果が出ている教科は大いに評価し、出ていない教科に関しては、その方法でこのまま続けるつもり? 違う方法をする気は今はないかな? と、提案だけはしてみます。

     男の子は、母親からみて「開き直っている」ようには見えますが、案外と心の中ではやばいなぁ、これはなんとかしないとなぁ でも言われてやるのはシャクだしさ… と、こねこね心の中で親からみて愚にもつかないことをこねまわしているもんなんです。
     そういうところも、いちいち指摘しないで、大きく受け止めて、でも、受け入れるべきところは相手にも受け入れさせて、背中をおしてやる、ということは必要ですよ。

     何か追加質問があればどうぞ。

  2. 【2437447】 投稿者: しろくま  (ID:heHJjTEVyoI) 投稿日時:2012年 02月 20日 18:45

    「もう一声」さま

     いえいえ、既出だろうが未読だろうが、ぜんぜん気になさらずにおいでくださいな。中学受験の悩みは大きくはみな同じことの繰り返し、でも、小さくは100人いれば100種類のお悩みなんです。
     
     まず、第1段階、うまくいってるじゃないですか。

     まったくできないわけではない。
     3つ書くべきところを1つか2つしか書けない。
     一番適切な語句ではなく2番手の語を抜き出す。
     選択ならば2つまで絞れるのに違う選択をする。

     実は、ここで、親が、あるいは講師がどういう態度に出るかで、子どもが国語嫌いの世界に行くか、国語好きの世界に行くかの分岐点なんです。

     前から申しますように、塾は「ふつうの」小学生には理解できない内容、できない設問を用意します。そうして、それを「できる」ようにして、つまり「?」を「!」にする、というのがお仕事なわけです。
     とくに国語の場合、何度も強調しておきますが、もともと子どもに無理なことをさせているのだ、という前提に絶対に立ってほしい、ということなんです。

     塾では、「ふつうの」当該学年の小学生が読んでいる文章、設問よりも難しいものを必ず扱っています。進学塾で、小学校よりも簡単な内容を教えているところはまずないでしょう。
     小4ならば小5の、小5ならばもう受験で実際に出たものをとりあげているのがほとんどです。

     子どもによって、発達段階はさまざまで、それに合わせたところの理解をしっかりしてからでないと、国語は「次」には進めないんです。
     前にも申しましたが、まったく国語ができないい男の子が、昆虫の話が説明文で出たとき、たちまち満点になりました。野球大好きな少年で国語ができない子、物語文で同じ世代の男の子が主人公で野球の話の物語文が出たとたん、満点でした。
     自分のもっている経験と語彙の範囲内ならば、子どもは「読める」し「わかる」んですよね。

     まずは、「それでよいやん!」と受け入れるところから入ってください。「あ~ また、できていないなっ」とか、「なんでそっちを選ぶのよ! こっちだったら正解だったのに!」という言い方はタブーです。

     4つのうち、2つに絞れたら第1段階成功よ! 今回はこっちが正解だったんよね。
     でも、どっちかで迷った「だけ」なんよね? 十分できかけているよ。OKOK~

     と、超楽天的に話してやってください。そこの区別の技、というのは、むろん入試では大切なところなのですが、そこは「まだ」あわてず、どっちか迷ってこっちにしちゃった、は、正解扱いくらいの感じで評価してやってください。
     で、親はしっかりと「傾向を分析」です。まだ本人が知らなくてもよいんですよ。ああ、この子はいつもこういうところで迷っているな、という大雑把な理解を親がしておいてください。
     間違いにも必ず子どもによって違うパターンがあります。
     こういう文章で、こういう問いは間違えるな~ という理解ができていれば現段階では成功です。

     そこで、まずは、おっしゃるように「親音読・子黙読」でいきます。

     むずかしい表現、いいまわし、単語などが出てきたら、これ、どういう意味か知っているかな? 3、2、1、と3秒くらいの沈黙で、回答がなければ、これはね、と、親が説明してやればよいんです。ここで自分で辞書を調べろだとか、そんな意味も知らないの?! とか言うのも一切なし。さっと流していく…
     余計な渋滞はしない、ということが大切です。

     で、軽く別に「言葉のノート」をつくっておいて、その表現を使われていた文ごと抜き出しておきます。
     ぜいたくに、片面に1表現・1単語でOK。あとで(夏休みや場合によっては小6くらいに)、その表現を使った短文作成などさせるのに利用します。これもごめんどうですが、本人ではなく親がやってしまいます。おもしろいな、と、思ったら言わなくても、「自分でまとめてみるっ」と言い出しますからね。

     次は、これはしろくまがよくいう大目標。

    ☆ 好きな教科、得意な教科を伸ばす小5

     という意識をお持ちください。説明文が好きなら、この際、苦手は苦手てある、と、わかった上で、説明的文章の読解からやりましょう。

     問題文読書、だって、おもしろいはずです。よいじゃないですか、お母さんが理系なら、説明的文章、いっしょに読んで楽しみましょうよ。実際の入試問題でも、新小5レベルで読める興味深い説明文ありますよ。
     分厚い問題集から、子どもの好きそうな説明文選んでコピーして

     解かなくてもよいからいっしょに読んでみようよ

     ということでもOKです。

     過去の素材の復習でもよいのですが、「1文章1設問」で復習することをお薦めします。塾の模試やら小テストの問題をすべて解くのではなく、説明文ならその問題の中心になるような「内容把握題」「理由説明題」だけ選んで、「親音読・子黙読」でやっていきます。
     この問題を解くよ、という意識を持たせて読ませていく、というのは、けっこう子どもは苦にならず取り組んでくれますよ。

     物語文も、その方法でチャレンジすればよいんです。1文章1題で、心情説明の問題ばかりをず~っとやっていく… あ、心情説明ってこういうところを考えればよいんだな、というパターン認識にもちこめます。

     あるいは記号選択は、模範解答からの逆流法でいきます。これは実はアが正解なんだけれど、どうして問題作成者はこっちにしたと思う? ということを考えながら読む、という方法です。

     2つまでしぼって1つ選んで間違い、という場合、模範解答をみて納得するものもあれば、なんでやわからん! と、子どもがふくれてしまうものもありますよね。
     それは、逆にうまく利用できるところなんですよ。そうだよね! お母さんもそう思ったんだけど、へんだよね~ こっちでもいけそうだよね、と、ますば大きく肯定してやって。

     じゃあ、作成者はどうしてこっちを正解にしたんやろ? これを正解にした理由は何やろね。イじゃなくてアが理由になる部分てどこやろ、とか、いいながら理由探しをしていきます。
     犯人探し、推理ゲームみたいな感じでもっていくと、うまく考えてくれたりします。

     かなり迂遠なようにみえますが、けっきょくのところ、こういう方法がじっくり「問題で得点をとるための国語」ということに適っているような気がするんですが…

     何か追加質問があればどうぞ。

  3. 【2437488】 投稿者: しろくま  (ID:heHJjTEVyoI) 投稿日時:2012年 02月 20日 19:17

    「思考停止の母」さま

     お急ぎのようなご相談でしたのにレスが遅れて申し訳ありませんでした。

     しろくまの時代もまさにそんな子、いましたよ。

     この子が急に受験したいと言い出しまして… と、6月の半ばくらいにお母さんがやって来られました。

     急なことで、みなさん5年生からやられているのに、間に合わないことも承知しておりますが、本人がどうしても、といいますし、ここは親としてできるだけのことはしてやりたいと思いまして…

     というところで、それでは、あせらず、でも、しっかりとやっていきましょうね、となりました。本人の目も活き活きとしており、最初の小テストでは悲惨な点数となりましたが、そんなのあたりまえ、と、念入りに話しておいたこともあり、勢いよく勉強を続けて、最初に志望としていた学校よりも、偏差値で1ランク下の学校に志望校が変更されましたが、見事に合格。めでたしめでたし、と、なったはずだったのですが…

     今回のご相談とまったく同じ。

     招集日に行き、制服の採寸もし、教科書や宿題などをもらってきて、その日に突然…

     どうしよう…

     と、言い出して、やっぱり行かない… と、ぐずり出したわけです。

     もともと本人が言い出した受験、親も公立中に行くつもりだったものですから、「べつに私はいいのですが… 何というか、せっかくがんばって合格し、それで発表のときなんかあんなに喜んでいたのに、突然のことでとまどうばかりなんです…」

     と、お母さんも、どたんばで、子どもにとっての最良の選択がわからない、と、なってしまったようでした。

     しろくまと、その仲間たちでその子と話をしました。結果、その子は私立に進むことになりました。

     何を話したか… 別に説得ではなく、実はみんなばらばらの話をしました。

     算数科の講師は、「自分ががんばって1つの結果を得た。自分で得たものだから、それを使うのも捨てるのも自由。好きにしたらよいよ」

     理科の講師は、いちばん非科学的で笑ったのですが、「合格も不合格も神様のお導き。自分にいちばんよいところはここだよ、て、合格させてくれたんだと思うよ。だから合格したところ行ったほうがよいんじゃないかな」

     社会の講師は、「よく考えないといけない。一年間かけて得たものを一時の考えで捨てるのはちょっと待ったほうがよい。一年の思いと一時の思い、どっちが重いかよく考えないと。」

     と、ちょっぴり深刻な顔での話。

     しろくまはというと、「A校に行って、気に入らなければ公立にすればよいやん。公立に行ってやっぱりA校がよかった、と、思ってももどれないよ。やりなおしができる選択のほうが得だよ」

     という、ややえーかげんな発言だったかもしれません。

     でも、実は今でもそう思っているんです。子どもは柔軟で、順応性がありますが、どこか一箇所でキョーレツにガンコなところがあるんです。そこにひっかかると絶対に動かない…
     そして、いくらでも未来があって、選択肢はたくさんある… 進んで限定された方向に行く必要はないと思っています。中学での失敗なんて、その選択も含めてやりなおしがきくんですよ。だめなら変えて、よければ成功、なんですから。子どもが一番大切なんです。学校だって塾だって、子どものための道具で、子どものためにならなければさっさとかえる… 惜しむらくは子どもの場と時間です。

     やっぱりやーめた、こっちにする、と、できるほうがうれしいですよね。安易なことかもしれませんが

     だめなとき、どっちがやりなおししやすいか

     というのも大切な視点だと思うんですよね。かくあるべし、と、きめてかからず、柔軟な対応ができる道もありだとは思うんですが…

     何か追加質問があればどうぞ。

     

  4. 【2437497】 投稿者: しろくま  (ID:heHJjTEVyoI) 投稿日時:2012年 02月 20日 19:20

    「早春賦」さま

     「思考停止の母」さまへのお話し、しろくまも同感です。投稿に気が付かず、「思考停止の母」さまへ同じような話をしてしまいました。しろくまなんぞよりも、はるかに力強い励ましで、きっと元気になられると思います。

  5. 【2437678】 投稿者: 愚母  (ID:SCVlsYGTz4c) 投稿日時:2012年 02月 20日 21:50

    しろくまさん大好き 様

    突然の横やり失礼お許しください。
    しろくまさん大好き様のレスを読ませていただき、今高一の娘の経験を思い出しました。

    娘が中学受験に合格しました時は「サンプル合格???」と思うほど誰も予想しなかった合格でした。もう親子で浮足だっていたことこの上ない状態で、1年の最初の定期テストを迎えた結果は予想どおり酷いものでしたが、
    「まあ、ギリギリの合格やったし、1年かけて普通の順位になれたらいいよ。」
    と親子ともども能天気に過ごしておりました。
    それでも2学期の期末になっても上昇の兆しすら見えてこず、さすがに親子であせり始めた時、面談で担任の先生と3人で一緒に考えました。「どうしたら成績が上がるのか・・・」

    娘の通ってる学校の先生方はどの先生もそんな時、とても具体的な指導をして下さいます。
    勉強の仕方はもちろん、「こういう問題集やってみたらいいよ。」等々・・・
    いわゆる精神論や教育論は一切なしです。
    その時私はコレかな?と思ったのです。

    まず娘には「とにかく授業では板書だけでなく、先生の言ったことをノートに書きなさい」と言い、その日から娘のノート(数学以外)ですべての科目1問1問を繰り返しました。
    数学は主人に任せてましたので何とも言えませんが、他の科目は私自信がテストに挑んでも大丈夫なくらいでした。(笑)
    そしてテストで今までの倍ほどの得点をとって本人も先生方もビックリ!!
    その時の快感が忘れられなくなった娘は次のテストでは自分で1問1問をするようになり、
    一人でできるようになった娘の姿を見て「ほう。これが自立というものか!」と私は隠れて感涙しました。
    娘の場合この成功体験が自立のきっかけになったのだと思います。
    そして現在では本人で学習法が確立されたようで、上位五分の一の順位を維持してます。

    中受をした子供を中学に入ったからという理由でいきなり手を離すと言うのは、足のつかないプールで子供の手をいきなり離すことと同じだと聞いたことがあります。
    だからゆっくり様子を見ながら手を離さないと溺れてしまうそうです。

    自主自立は大切です。でもしろくま様がおっしゃる通り自立には周りからの刺激は必要だと思います。自立も促しがあってこそだと思います。

    私が教育者ではありませんので、私の娘にしたことはベストではないです。でもベターであったとは思ってます。
    自身を持って学校に通い部活も勉強もそこそこ折り合いをつけながら楽しくやれてる娘を見てそう思うのです。

    しろくまさん大好き様、うちには中受不合格で地元中学に進学する息子がいます。
    男の子はもろく、難しい・・・どうか息子さんが現状を打破できますように。陰ながら応援しております。
    差し出がましいことを申しましてスミマセンでした。失礼します。

  6. 【2437889】 投稿者: 思考停止の母  (ID:82PC5RRGnzg) 投稿日時:2012年 02月 21日 00:14

    しろくま様、早春賦様、

    アドバイス本当にありがとうございます。

    早春賦様、

    早くにアドバイスをいただいており、携帯からは拝見していたのですが、なかなかPCに向かう時間が取れず、レスが遅くなり申し訳ありませんでした。

    ご経験からの言葉、非常に響きました。

    本当に思考停止に陥っておりましたので、経験された方からのお言葉は、とてもありがたかったです。私立に行った方がやり直しはできるだろう、、、と、軽く考えていたのですが、それが大きなアドバンテージになりうること、改めて教えていただき、参考になりました。

    しろくま様、

    「そして、いくらでも未来があって、選択肢はたくさんある… 進んで限定された方向に行く必要はないと思っています。中学での失敗なんて、その選択も含めてやりなおしがきくんですよ。だめなら変えて、よければ成功、なんですから。子どもが一番大切なんです。学校だって塾だって、子どものための道具で、子どものためにならなければさっさとかえる… 惜しむらくは子どもの場と時間です。」

    こう言っていただき、気が楽になりました。そうですよね。どちらに向かっても、道はありますよね。


    週末、合格いただいた私立校に、家族で行き、生徒たちの下校風景を改めて近くで見てきました。息子は、「友達には、公園に行けば会えるしなあ、、、」とか、「月水金はこっちの道から帰って、火木はこっちから帰るかなあ、、、」などと、ちょっと私立に傾いたようになりました。

    その足で、塾に行き、教室長の先生とお話ししました。塾としては、公立に行って、また受験したほうがありがたいのかな?と思っていたのですが、思いのほか、私立を強く勧められました。「君なら絶対に勉強についていけるよ」とおっしゃってもくださいました。

    でも、主人と私で、息子には決断は無理だろう、と、話しました。自分からは、「私立に行く」とはっきりとは言いません。なので、親がどっちかに押してあげた方がいいだろう、ということになりました。

    先ほど、寝る前に、しろくま様がどこかで書いておられたように、ヒザ詰めで、改まって、息子に、「私立に行ってみよう。なんかあったら母さんが責任取る。」と、言いました。息子は、わかった、と言いました。

    しろくま様、早春賦様の、「やり直しはきく」という言葉を胸に、親子ともども、未知の世界なのですが、やってみようと思います。

    本当に、お忙しいところありがとうございました。

  7. 【2438001】 投稿者: しろくま  (ID:L3I4Ne7Z.xQ) 投稿日時:2012年 02月 21日 06:10

    「中受失敗組」さま

     自分の第1志望が明確にあって、そこにむけて努力してきた子は、なかなか「今」の現実を受け入れられず、そうして「次」に踏み出すことに時間はかかります。どうしても「過去」に目をむけるもの。
     本屋さんに行ったとしても、たしかに、中学受験の赤本をみたり、家でも塾の教材をながめてみたり…

     ここはお子さんのキャラクターに合わせて、いろいろなことを考えてやらなくてはいけませんね。

     親のキャラクター
     子のキャラクター

     これらが練り合わされて、実は「親子のキャラクター」というのができあがります。中学受験は、とくに母子は、「一体型」の受験が多く、まるでお互いが1つになったような感じにもなります。
     ところが、入試がすむと、共通の目的がなくなり、しだいに分離が始まり、親は中学入学後の子どもの変化に、さびしさも持ってしまうときがきます。でも、実はそれも「自分の回復」なんですよね。

     必ず、子どもは「自分の回復」をするときがきます。

     受験の失敗で「自分の回復」ができるときもあれば、逆に「自分の喪失」になってしまうときもあります。

     現在、お子さんは、自分を見失っている状態だとは思います。過去の自分、合格している自分、というのにとらわれていると思います。

     とりわけ、姉妹で同じ違う学校というのは何もおかしいことはないのですが、姉の通う学校が自分の第1志望であったとするとなかなかつらいこともあるでしょうし、正直、そのことをひきずらない子は少ないとは思います。

     しろくまの時代も、そういうケース、たくさんありました。

     ただ、楽観的だとお叱りを受けるかもしれませんが、第1志望からの不合格からの自己回復は、意外と姉、兄が第1志望校、自分は第2志望校、という場合のほうが早かった場合も多いのです。

     兄弟姉妹は、「同じ」と「違う」が混在するアンビバレントな存在なんです。「いっしょでなければ気が済まないけれど違わないと気にくわない」というところがあるんですよね。

     何かのプレゼントでも、姉がカバンで、なんで私がぬいぐるみなの! と、怒るときはありますが、同じカバンでも色違いや、ちょっと何かと違う部分を求める、あるいは求めるようになる、というときがあります。

     むしろ同じ学校に通ってしまって、先生も親も、意識・無意識に姉妹を比較してしまい(そんなつもりはなかったのに)、子どもはそれに気が付いて、だんだん累積して気持ちが萎えてしまった、という子、そうして中学まで同じ学校で高校から違う学校に進む、「わざと」勉強しなくなって「屈折した形での自己存在」をアピールしちゃう子、けっこうたくさんいるんですよ。

     違う学校だからこそ、回避できる精神的トラブルも現実的にあります。もちろん、つらい思いも持続はしますが、だからこそそれを自分なりに克服したり昇華したり、気が付いたら自分の回復ができている、ということがあります。

     そのためには、あくまでも「自然体」の接し方が必要です。学校の話題を無くしたり減らしたりする必要はありません。「姉は姉、あなたはあなた」ということを口に出さず、それがあたりまえでふつーなのだ、という生活環境をしっかり整えていけば回復は早いのです。(対比がしやすい学校にお通いならば、回復も早いのですが…)

     何か追加質問があればどうぞ。

     

  8. 【2438004】 投稿者: もう一声  (ID:hpbYooiX/QI) 投稿日時:2012年 02月 21日 06:22

    しろくまさま

    ご指導ありがとうございます

    本人の成長を待ちながら得意なところから手をつけるというイメージでしょうか

    2月から通塾を始めて家庭学習の時と違って毎週目の前に突きつけられる復習テストという現実に、焦ってはいけないと言いながらついつい焦ってしまっているのだとあらためて気づきました

    おはずかしい話で親の私も「なんでこっちじゃいけないのかな?」状態ですが、それもまた一興 親子で説明文と謎解きを楽しみたいと思います

    塾の課題が物語文の時には語彙を中心に。「言葉にはいろんな意味があるんだね」ということをこれまた親子で「へ~」「ほ~」と言いながらノートを作っていこうと思います

    国語は時間がかかる=焦ってもしょうがないのですね

    "好きこそ物の上手なれ"を目指して焦らず親が頑張っていきます

    ありがとうございました また困った時にはどうかよろしくお願いします

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す