映画好きなら押さえておきたい映画って何ですか？｜掲示板スレッド

「てっぱん (ID:D.Pa8/c0S9A)」さん
ご回答ありがとうございます。
『恐怖の報酬』のリメイクは、こうなったらなんとしてでも観ようと思います。

『わらの犬』はダスティン・ホフマンで観ましたが、リメイクがあるのを知りませんでした。
学生の頃リバイバルで観ましたが、やるせない気持ちと、不思議なことにちょっとした爽快感も残りました。
いま筋だけ見ると、なぜ爽快感？と思いますが、当時そんな気持ちになったのは確かなようです。
もう一回観てみようかな。

「わらの犬」で爽快感。わかりますよ。

何をされても見て見ぬ振り「忍の一字」の主人公。若干見ていてイライラしていたところに最後は突然「堪忍袋の緒が切れた！」とばかりに仕返しをしていくところが、
「そうだそうだ！やれやれ、やっちまえー！」という気分になります(笑)
でも「普段おとなしい人がキレると怖い」とよく言われますがまさに、ちょっとキレすぎ(笑)
最後は、なんでこうなっちゃったのかなー？と思ってしまうくらい残酷な、死ぬか生きるかの殺し合い、、、(笑)

人間の心に潜む暴力性がテーマなんだそうで、オリジナルの「平和主義者の数学者」がそうなっちゃうっていう方が面白いかもしれませんね。リメイク版では脚本家という設定でしたから。アマゾン見てきたらリメイク版あまり評判よくないようですが、話自体を知らない私にとっては十分面白かったです。でも、今度オリジナルの方も見てみようかと思います。

昨日、「タクシードライバー」を観てきました。
素晴らしい音で、ジャズに包まれてきました。
恥ずかしながら、初見。

デニーロ、若い！とにかく夜のニューヨークの、雨に濡れたネオンとジャズに酔いしいれました。私にとっては大満足、美しい映画でした、と言っては叱られるかな。
てっぱん様のおっしゃっていた「第３の男」、も私は何よりも映像の美しさ、カットの大胆さに驚嘆したのです。内容はともかく、こんな風に直接感性に語り掛けてくる映画も大好き。

てっぱん様はきっと真面目でいらっしゃるので、ストーリーをきちんと理解し、発信する側の言いたいことをくみ取ろうと誠心誠意向き合う方なのですね。
私は、感情に任せてしまう面も多々あるので、アバウトな見方ですが・・。
とにかく、視覚、聴覚を揺さぶる作品には、何も言えずひれ伏します・・・。

リメイクといえば、今週のBS、「グレート・ギャッビー」、「オズ」とリメイクオンパレードですね。タイムリーだわと思いつつ、録画しそびれています。

好きな俳優の出演作が挙がっているので久しぶりに書き込みます。

グレート・ギャッツビーは、ロバート・レッドフォードだなぁ。
テレビの洋画劇場で何十年も前に観ただけですが、やはり原作のイメージに
合っていると思います。でもデイジー役はキャリー・マリガンの方がよかった。
（というか新作の方が芸達者が出ていましたが）


リプリーとスルースは、（特にリプリー）ジュード・ロウが美しすぎて、今の姿
(髪）となっては涙なしでは観られません。

スルースについては、ジュード・ロウがマイケル・ケインの年になったら、さらにリメイクという意見も聞きましたが、もう無理ですよね。

恐怖の報酬、多分、ロイ・シャイダ―版、テレビで見た記憶はあります。
普通に面白かったと思います。
後からイブ・モンタンも観ていると思うのですが
最初に観た時の衝撃は、なかったかも・・・

あくまでも個人的な感想ですので、ご理解のほどよろしくお願いします。

ついでに、

旧作というか、華麗なるギャッツビーの方で最後に出てくるデイジーの
娘役はパッツイ・ケンジット（エイス・ワンダーのボーカル、オアシスのリアㇺ
の元嫁）です。

ニック役の俳優さんは、ドラマのロー・アンド・オーダーの出演されてました。

映画好き様

「第3の男」を見て「よくわからない」なんて、恥ずかしくて、本当は言いたくなかったけど仕方ありません。ついついストーリーを追ってしまって、もっと、3人目の男がいたことにすごい意味があって、その男が事件の鍵を握っていて、新たな展開があるのか、とか期待してしまったもので、感覚的に楽しむことができませんでした。何年かたったらもう一度見たいです。

「タクシードライバー」私も最近(このスレ立ててから)見ました。デニーロのファンになって「ニューヨークニューヨーク」とか、「レイジングブル」とか、「タクシードライバー」とか、見まくったのですが、デニーロの出演作はどうもバイオレントなものが多く、ファンになってなかったら見なかったであろう作品が多かったです。タクシードライバーは、思ったより主人公が「イかれてる」とも思わず、結構まとも、と思いながら見ました。確かに彼女を連れてポルノを見に行っちゃうとか「ん？」という行動はありましたが。

濡れた街、しっとりとしたジャズ、確かに美しい映画ですよね。結構好きでしたよ。


ロディ様、こんにちは。

そうだ、「グレートギャツビー」がありましたね！ディカプリオのはどうでしたか？私はレッドフォード版しか見てないですが、ギャツビーって大金持ちだけど成金趣味で、実は育ちが悪くて、しかも裏でやばい商売をやってるんですよね？そういう胡散臭い男、というのが原作のニュアンスだった気がするので、レッドフォードでは美しすぎてクリーンなイメージ過ぎて、しかも最後に殺されちゃう、しかもお葬式には誰も来ない、という惨めな最期がどうもイメージと違ったので、ディカプリオの方が邪悪な感じが出てるのではないかという気がして、原作に近いのではないかと思っていました。見てないんですが(笑)すっかり忘れてましたが見てみたいです。

てっぱんさま、

ギャッツビーのイメージをどう受けるかで、人それぞれではないのでしょうか？
私は成り上がりだけど、アメリカンドリームを体現していると受け取っているので、男の美学を感じたし、美しいレッドフォードでよかったのです。

ディカプリオはイタリア系なので、原作と違う気がするのですが（文学に詳しいわけではありませんが）

ひたすら映像が派手で、逆に空虚さ、儚さを表現したかったのでしょうね。
役者さんは、演技派揃いでしたよ、（私はトビー・マクガイヤが好きなので）

オリジナルとリメイクの比較ですと、
私は制作国が変わるパターンが好きです。
勿論インターナショナルなスタッフ・キャストなのですが、
何となくお国柄の違いのようなものが滲み出る感じが良いですね。
思いついたものを書いてみます。

「ドラゴン・タトゥーの女」＆「ミレニアム」
「モールス」＆「ぼくのエリ」
どちらも好きです。
スウェーデン映画はキャストになじみがないから、
先入観なく観られます。

「バニラ・スカイ」＆「オープン・ユア・アイズ」
ペネロペ・クルスが同じ役でどちらにも出ている珍しいパターン。
分り易いし、印象的なショットがあるのは「バニラ～」ですが、
オリジナルの方が好きです。
ペネロペもオリジナルの方が可愛く撮れていると思います。

「ギャツビー」は両方とも見ましたが、
レッドフォードのハンチングまで真っ白な出で立ちと、
結構好きなＢ級女優のカレン・ブラックが印象に残っています。
ロイ・シャイダー版の「恐怖の報酬」は
昔よく「日曜洋画劇場」で放送していましたね。
不遇かつ狂気の監督Ｗ・フリードキンですもの、また観たいわ。
BSで放送して欲しいですね。
長文、失礼いたしました！