感動する本・泣ける本｜掲示板スレッド

最初の頃に重松ファンで投稿させて頂いた者です。
この春息子が無事志望校に合格し、受験勉強中はトイレに隠れて
本を読んでいたので堂々と読書に費やせる時間ができて喜んでいます。
その息子に勧められた本で、久々に感動の涙が出たのでご報告にまいりました。
息子が受けた学校が今年の受験問題に出したため、
全文を読んでみたいとのことで購入しましたが、
本屋大賞とのことでかなり店頭で大々的に宣伝されていましたね。
最初は、あさのあつこさんのバッテリーの二番煎じかな・・・と思って、
勧められてもしばらくは読まずにいたのですが、読み始めたら
一気にはまりました。
佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」です。
主人も通勤電車の中で涙が出て困ったそうです（笑）

陸上関連で、三浦しおんの「風が強く吹いている」も
なかなか、これは箱根大学駅伝のお話。
　
佐藤多佳子は、今映画化された「じゃべれどもじゃべれども」
落語家のお話もまあまあです、「黄色い目の魚」がなかなか
青春している作品。
　
陸上関連では川島誠の「800」・「もういちど走り出そう」
おもしろいけど、チト過激なので高校生以上。
川上健一の「ららのいた夏」がマラソンのお話。
感動は青春物の「翼はいつまでも」は名作。

私が泣ける本


１．フランダースの犬・・・子供のころの感動の原点
２．火垂るの墓・・・親になって真の悲しみを知った
３．アルジャーノンに花束を・・・人間として知性を持って生きることの意味を知らされた

もう、20年ほど前になりますが景山民夫氏の「遠い海から来たCoo」という、大人向けの童話のような感じの本を読んでいたことがあります。


通勤電車の中で読む本だったので、できるだけさらりと読める本を選んでいたのですが、ある場面で「グッ」ときてしまい、その先が読めませんでした。
だって電車の中でポロポロ泣くわけいかないですし･･･


家に帰った私は机の前にタオルとティッシュを用意して、思う存分泣きながら読みました。
泣くような場面はほんの一部でしたが、なぜかその時の心の高揚が忘れられません。

「マヤの一生」を読んで涙が止まりませんでした。戦争で失われた沢山の動物の命達。本当に心が痛みます。

東野圭吾の「赤い指」、引きこもりの息子と,痴呆症の母を抱える父親の身勝手な言い訳、

キーポイントは、妻のあり方が問題である。現代が抱える大きな問題に切り込んでいます。

帚木 蓬生の、「逃亡」。すごーーーーく良かったです。
何度読んでも、涙が止まりません。

お勧めです！！

ミステリファンです。


坂口安吾の『あんごう』に泣きました。


短編です。


創元推理文庫「日本探偵小説全集／坂口安吾集」で読めます。