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【6024481】少数派ですが首都圏からわざわざ地方旧帝(非医学部)に行く理由は?

投稿者: 素朴な疑問   (ID:Ag6FlWyER6.) 投稿日時:2020年 09月 20日 20:20

少数派とはいえ首都圏から医学部でもないのにわざわざ北大、東北大、九大へ行く方もいらっしゃいます。
なぜなんでしょうか?
東一工は無理。かといって首都圏のその他国公立大は嫌だ。
早慶にも届かなかった。
地方都市の生活がしたかった。

その大学でしか学べないことがあるのでしょうか?
他に理由はあるでしょうか?

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  1. 【6024557】 投稿者: 北大×文科省 北極域研究推進プロジェクト  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 21:26

    ◆ 日本の北極政策展望、研究者が政策決定者向けに報告書

    文部科学省国立極地研究所神戸大学東北大学北海道大学

     文部科学省の補助事業として2015年度から5年計画で進めている北極域研究推進、プロジェクトの研究者がこれまでの研究成果を踏まえ、政策決定者向けのメッセージをまとめた報告書「これからの日本の北極政策の展望」を刊行する。

     神戸大学によると、報告書は全29ページで、7章構成。第1章は北海道大学大学院文学研究院の立澤史郎助教が地球環境問題、第2章は東北大学東北アジア研究センターの高倉浩樹教授らが北極先住民、第3章は国立極地研究所国際北極環境研究センターの榎本浩之教授が科学技術、第4章は神戸大学大学院国際協力研究科の柴田明穂教授が法の支配の確保と国際協力の推進、第5章は北海道大学北極域研究センターの大塚夏彦教授が北極海航路、第6章は北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターの田畑伸一郎教授らが資源開発、第7章は北海道大学北極域研究センターの大西富士夫准教授らが安全保障で執筆した。

     地球規模の気候変動が続く中、北極周辺は地球平均の2倍以上の速さで温度上昇が続き、その影響が生態系や地域社会に多大な影響を及ぼしている。その一方で、海氷の減少が北極海の航路利用を活発化し、新たな資源開発の可能性を高めている。

     こうした中、日本が北極とどうかかわり、北極域の持続的な発展に貢献できるのかについて、各方面の研究者が自らの専門分野からさまざまな提言をしている。

    参考:【神戸大学】『これからの日本の北極政策の展望』を刊行 ~研究者による政策決定者向けの報告書~

  2. 【6024563】 投稿者: 北大×岡山大  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 21:28

    ◆ 愛情ホルモンがメダカの異性の好みを制御、オスとメスで逆の作用 北海道大学など

    生物学基礎生物学研究所オキシトシン東北大学岡山大学北海道大学

     北海道大学の横井佐織助教、岡山大学の竹内秀明特任教授(東北大学教授併任)、基礎生物学研究所などの研究グループは、メダカが親密な異性を好むか否かをオキシトシンと呼ばれるホルモンが制御していることを明らかにした。親密な異性への好みや性差を生み出す機構の解明が期待される。

     メダカのメスには「そばにいたオス」を目で見て記憶し、そのオスの求愛を積極的に受け入れる傾向がある一方、オスは親密度に関係なくメスに求愛する。本研究では、母子関係やパートナーとの絆形成に重要な、「愛情ホルモン」として知られるオキシトシンに着目し、メダカの異性の好みに対する効果を検証した。

     ゲノム編集技術によって機能的なオキシトシンを合成できないメダカ(オキシトシン欠損メダカ)を作製し、その異性に対する好みを検証した。その結果、メスはオスに対する好みが消失し、見知らぬオスを積極的に受け入れたが、オスは三者関係(オス、オス、メス)において初対面のメスには無関心である一方、親密なメスに対してはライバルオスを追い払ってメスのそばにいる様子(配偶者防衛行動)が観察された。

     オキシトシンは、ヒトでは親密な他者に対する愛着を強める働きをするとされているが、メダカのオスでは逆に愛着を下げる方向に働くことが明らかとなった。これにより、オキシトシンが動物種や性別によって「愛情ホルモン」以外の働きを持つと考えられる。

     行動異常を示したメダカの脳ではいくつかの遺伝子の発現量に顕著な変化があった。その遺伝子はヒトにも存在したことから、メダカの基礎研究からオキシトシンが親密な他者に対する愛着を制御する仕組みや性差を生じる仕組みの解明が期待される。

    論文情報:【Proceedings of the National Academy of Sciences】Sexually dimorphic role of oxytocin in medaka mate choice

  3. 【6024566】 投稿者: 北大×子宮頸がんワクチン  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 21:30

    ◆ 子宮頸がんワクチン中止で今後50年間に1万人死亡 北海道大学などが推定

    子宮頸がんワクチン北海道大学

     北海道大学のシャロン・ハンリー特任講師、オーストラリアのニューサウスウェールズ州がん評議会(CancerCouncilNewSouthWales)のカレン・カンフィル教授らの研究グループは、日本での子宮頸がん予防HPVワクチンの「積極的勧奨の中止」による影響を分析。積極的勧奨の再開などの諸政策の実施により子宮頸がんの超過的死亡数の80%が救命可能だが、検診率も上昇しないと根絶は難しいと推定した。

     日本では、HPV(ヒトパピローマウィルス)ワクチンは2013年4月に予防接種法に基づき定期接種化されたが、接種後に痛みやけいれんなどの症状の訴えが相次ぎ、2ヶ月後にワクチン接種の積極的勧奨が中止された。その後、ワクチンと症状は無関係とする研究成果が多く出たが、現在も中止は継続中で、中止前に約70%あった接種率は1%未満まで減少。そこで、HPVワクチンの積極的勧奨の中止の影響を定量化する目的で研究が行われた。

     その結果、日本でのHPVワクチンの積極的勧奨の中止により1994年から2007年の間に生まれた女性だけでも、一生涯のうち24,600~27,300人が子宮頸がんに超過罹患し、5,000~5,700人が死亡すると予測された。また、今後50年間で、合わせて55,800~63,700人が罹患し、9,300~10,800人が死亡、さらに現在12歳の女性だけでも、一生涯のうち3,400人~3,800人が子宮頸がんとなり700人~800人が死亡すると推定した。

     一方、直ちに積極的勧奨が再開され、かつ9価ワクチンの承認により、12歳から20歳の女性の接種率を2020年中に50~70%に回復できた場合、子宮頸がんの超過的死亡数の80%の命を救えると推定。しかし、ワクチン接種率だけでなく検診受診率も上昇しない限り今世紀中の子宮頸がん根絶は困難と推定し、積極的勧奨の再開が期待されるとしている。

    論文情報:【Lancet Public Health】Impact of HPV vaccine hesitancy on cervical cancer in Japan:a modelling study

  4. 【6024568】 投稿者: 北大×感染症大腸菌  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 21:32

    ◆ 北海道大学など、短時間で大腸菌を測定する新手法を開発

    感染症大腸菌北海道大学

     北海道大学大学院工学研究院の佐藤久教授、医療機器メーカー・セルスペクトの平野麗子研究員らの研究グループが、蛍光色素の強度を高感度で測定して大腸菌数を調べる新手法を開発した。測定時間が従来の10分の1で、安価で一度に多数のサンプル調査が可能となる。

     北海道大学によると、大腸菌数の計測はこれまで、寒天培地や液体培地を使って大腸菌を培養し、そのコロニー数を調べていたが、結果が出るまでに24時間程度かかっていた。研究グループは大腸菌の液体培地に蛍光基質を加え、37度に温めながら10分ごとに培地の蛍光強度を自動測定する手法を考案した。

     蛍光強度は大腸菌の数に比例するが、大腸菌が持つ酵素は基質だけを分解するため、酵素分解が始まるまでは蛍光を発せず、分解後にだけ蛍光を発する基質を使用することで大腸菌の数を簡単に調べることができる。
    さらに、測定時間を約2時間に短縮することに成功したうえ、1度の測定で96のサンプルを同時に調べられ、1サンプル当たりの測定コストを約2円に抑えることができた。

     研究グループは低濃度のサンプルや河川水、牛乳中の大腸菌数測定に成功している。今後、浄水場や食品加工場、開発途上国の井戸などで使用していく方針。水や食品の汚染が短時間で分かるようになるだけに、飲料や食品業界の注目を集めそうだ。

    論文情報:【Science of The Total Environment】Simple and Reliable Enumeration of Escherichia coli Concentrations in WastewaterSamples by Measuring β-D-glucuronidase(GUS)Activities via a Microplate Reader

  5. 【6024570】 投稿者: 北大×クローン生命科学遺伝的多様性  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 21:35

    ◆ クローン生物のゲノムが遺伝的多様性を回復する仕組みを北海道大学が解明

    クローン生命科学遺伝的多様性北海道大学

     半クローン生殖するアイナメ属の野外雑種が、組み換え世代を取り入れることでゲノムをリフレッシュし、遺伝的多様性を獲得しながら系統寿命を延長する仕組みを、北海道大学の研究グループが明らかにした。

     北海道を代表する磯魚であるアイナメ属の中で、スジアイナメとクジメのゲノムを持つ雑種の生息が最近確認された。この雑種はすべて雌で、受精して成体になるまでは父種(クジメ)ゲノムも使うが、卵形成過程になると消失し、母種(スジアイナメ)ゲノムだけがクローン的に子に受け継がれる。

     このように母種由来のゲノムだけを子に伝える半クローンやクローン生物には、悪性変異の蓄積による自滅や、多様性の欠如による全滅のリスクがある。しかし、実際の半クローン生物は少なくとも数十万世代存続しているといい、何らかのゲノムを更新するメカニズムの存在が示唆されてきた。

     本研究では、スジアイナメとクジメのなわばりから採集した卵を用いて遺伝様式を調べた結果、雑種が両方の親種とほぼ同率で交配していることを突き止めた。父種(クジメ)との交配では半クローン生殖となるが、母種(スジアイナメ)と交配した場合、スジアイナメゲノムが2セットになり、通常の減数分裂をする「組み換え世代」(有性生殖世代)に移行する。スジアイナメとクジメは強固な生殖隔離機構を持ち滅多に交雑しないため、組み換え世代で世代交代している間に半クローンゲノムはリフレッシュされる。有害変異の削減と遺伝的多様性を回復したのち、数百年、数千年という地史的スケールの中で、火山爆発や地球温暖化などを要因とした偶発的な交雑で半クローン世代が再開される。

     実際に、半クローン雑種には複数のハプロタイプが観察されていることから、再交雑は複数回起こったとみられる。本研究は、半クローン生物が組み換え世代を持つことでクローンゲノムをリセットしながら永続する仕組みを明らかにした世界初の成果といえる。

    論文情報:【Evolution】Unisexual hybrids break through an evolutionary dead end by two-way backcrossing

  6. 【6024608】 投稿者: 北大×名大×京大×金沢大  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 22:10

    ◆ ストレスでコカイン欲求が再燃、なぜ? 世界で初めてメカニズム解明

    薬物依存症名古屋大学京都大学北海道大学金沢大学
     金沢大学医薬保険研究域の金田勝克教授、京都大学大学院薬学研究科の金子周司教授、名古屋大学環境医学研究所の山中章弘教授、北海道大学大学院薬学研究院の南雅文教授の研究グループは、ストレスによってコカインへの欲求がなぜ増大するかを世界で初めて解明した。

     金沢大学によると、研究グループは薬物欲求に関与していると示唆されている脳の内側前頭前野、ストレスホルモンと呼ばれるノルアドレナリンに注目。内側前頭前野の神経細胞同士の情報伝達と細胞の活動に対するノルアドレナリンの影響を調べたところ、ノルアドレナリンが興奮性の神経情報伝達を大幅に増大させ、神経活動を高めることを突き止めた。

     さらに、マウスの内側前頭前野でノルアドレナリンの作用をブロックしたところ、ストレスで増大したコカインに対する欲求を著しく抑制することも分かった。研究グループはノルアドレナリンが内側前頭前野の過剰な興奮を引き起こす結果、コカインに対する欲求が増大することを示しているとみている。

     麻薬や覚せい剤などの薬物依存症では、いったん薬物をやめても再び摂取してしまう「再燃」が治療を困難にしている。再燃を引き起こす要因はさまざまだが、日常のストレスもその1つと考えられてきた。しかし、ストレスが脳内のどこでどのように作用し、再燃に至るのかは解明されていなかった。

    論文情報:【Neuropharmacology】Acute restraint stress augments the rewarding memory of cocaine through activation ofα1 adrenoceptors in the medial prefrontal cortex of mice

  7. 【6024610】 投稿者: 北大×日立、博士奨学金、総額1.4億円  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 22:13

    ◆ 博士課程学生に総額1.4億円規模の給付型奨学金 北海道大学と日立が連携

    給付型奨学金博士課程北海道大学

     北海道大学と株式会社日立製作所は、北海道大学の博士課程の学生を対象とした年間520万円、総額最大1.4億円規模の給付型奨学金を支給する研究支援プログラム「北大・日立協働教育研究支援プログラム」を2020年4月から開始することに合意。北海道大学が企業と連携し、奨学金制度を設けるのは今回が初めて。

     現在、日本全体で博士課程への進学率は減少傾向にあり、大学が研究能力を維持・向上していくためには、優秀な博士課程学生の確保が重大な課題となっている。このような現状を背景に、北海道大学と日立製作所は、2020年4月から、社会課題解決に貢献できる高度な技術の研究開発に取り組む人財を育成するため、優秀な学生に博士課程進学を促し、研究に専念できるよう給付型奨学金を支給する「北大・日立協働教育研究支援プログラム」を開始する。

     本プログラムは、北海道大学の博士課程に在学する最大9人の学生を対象に、2020年度から3年間で一人当たり年間520万円を支給。このうち、日立からは400万円の研究費と学生の生活費を、大学からは120万円の研究費を支給し、3年間の支給総額は最大1.4億円規模となる。また、支援対象の研究テーマには環境技術も含まれ、本プログラムの実施を通じて、世界が直面する環境課題の解決にも貢献していく。

     北海道大学と日立製作所は、2016年6月、共同で「日立北大ラボ」を開設。北海道岩見沢市で母子の健康調査を実施するなど、北海道における少子高齢化や人口減少などの社会課題を解決し、地域創生につながる共同研究を進めている。

    参考:【北海道大学】日立と北大が、博士課程学生に対する研究支援「北大・日立協働教育研究支援プログラム」を開始することに合意

  8. 【6024613】 投稿者: がん研究創薬、北大  (ID:3F1BbyuzxJc) 投稿日時:2020年 09月 20日 22:15

    ◆がんの初期段階で変異細胞の排除を促進する「カルシウムウェーブ」を発見

    がん研究創薬北海道大学

     がんは細胞社会の一つの細胞に変異(ミューテーション)が生じることから始まる。北海道大学遺伝子病制御研究所の藤田恭之教授らのグループは、新たに生じた変異細胞の多くが、周りの正常細胞との競合の結果、押し出されて体外へ排除されることを最近明らかにしてきたが、その分子メカニズムはほとんどわかっていなかった。

     今回、これまでブラックボックスであった、がんの超初期段階で起こるこの現象のメカニズムの一端が、藤田教授らのさらなる研究で明らかになった。藤田教授らは、独自に確立した培養細胞系とマウスモデルを用いて、変異細胞が正常細胞層から排除される時の細胞内のカルシウムイオン濃度を解析した。その結果、変異細胞から周囲の正常細胞に向かって、カルシウムイオンが同心円状に波のように伝播していることを突き止めたという。

     さらに、伝播したカルシウムの波(カルシウムウェーブ)を受けた正常細胞は、変異細胞に向かって押し寄せるように動くことによって、変異細胞の「押し出し」を促進していることがわかった。また、変異細胞の排除に伴うカルシウムウェーブは、哺乳類培養細胞層およびゼブラフィッシュの皮膚細胞層の両者で同様に観察されたといい、この現象が、進化の過程で保存された普遍的な現象であることが示唆された。

     これらの研究成果は、新たながん研究分野の開拓につながり、ひいては世界初の「がん予防薬」の開発につながることが期待される。

    論文情報:【Current Biology】Calcium Wave Promotes Cell Extrusion

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