コストパフォーマンスを求めるなら公立でしょ⁉｜掲示板スレッド

少し的を絞って都内の難関大学進学実績校(附属も含めて)の変遷を追ってみました。

戦後から、昭和40年中ごろまで、都立高の全盛時代。いわゆる公立中-公立校。
滑り止めが私立でもなく、同じ学区の二番手以降都立に入ることができる制度だったので、東大ベスト10でも20でも軒並み都立高が並んでいたと思います。

日比谷を頂点として、公立だからcpだからではなく、特に日比谷は裕福な家庭が多く
頂点最高峰めざす生徒が集まるという旧制一中の流れをくんでいたと思います。
哲学とか、ドイツ語とか芸術も受験に関係ない授業も先生も生徒も熱心で100分授業でやってました。　
ほとんどの生徒が東大受けてダメなら浪人駿台、その次は横国、もしくは早慶くらいの感じだったように思います。

学校群が導入されると、受験者市場は熱心に、動向読んでいたと思います。
受けても日比谷、九段、三田でどこに抽選になるかわからない。
日比谷ならいいけど、九段か三田だったら、併願の早慶にしようか。

次は、どうも日比谷に当たったとしても東大へは難しいので、国立(今の筑附　筑駒　学大)受けようか、二番手の開成、武蔵(高入あり)にしようか。

そのまた次は、どう日比谷では、東大はおろか、早慶、その次クラス大学もあやうい。
併願できた海城とか駒東(高入あり)にしようか。早慶でなくてもマーチ附属のほうがいいのでは。

この間、日比谷は学校が(ストとかあって改革はあっても)変わったわけでなく、
受験生側が年々変わって、言葉は悪いけどレベルダウンして、以前のような高度な授業は出来なくなって、というのが本音でしょう。
集まってくる生徒が変わったことですね。

さらに、いっそのこと中学から一貫のほうが効率よく勉強できるし、実績もいい。
で、御三家なる言葉も女子御三家なるものも生まれてきたと思います。

学校群は廃止されてグループ選抜になっても止まらす゛、ようやく2000年ころから石原さんが、進学重点校政策、さらに都立一貫校設立などで少しだけ先が見えて今に至るのが現状だと思います。

かなり端折って書きましたが、受験生上位層は、決してcpでなく、この板の偏差値の1,2の違いのように、微妙な社会環境や、学校教育動向の変化見ながら、学校選択していくというのが実情だろうと感じます。

現実的には、私立公立国立かでもなく、A校B校C校D校(私国公ごちゃまぜに)どの順がいいのかな　の選択肢かもしれません。
でもこれからも6年一貫校に利があるようには思います。
　

なるほどさんの、
>最近の掲示板や、子供の友人の保護者と話していると、
> 入り口の割には出口が悪いだの、私立は休みが多いだの、
> 宿題を多くして欲しいだの、もっと進学の面倒を見て欲しいだの、
>CP重視や、塾と同じことを要求している人が多くて驚きます。

>もともと私立を希望している人は、
>もっとアカデミックなことを
>学校に期待しているんだと思います。
>その学校の教育方針に賛同し、多感な中高生時代を
> こういう学校で育てたいと思って入れている親も多いと思います

>大学進学に結び付くかつかないかは、
>その子次第、悪くても親は納得してます。
　
納得できていないから「入り口の割には出口が悪い」とか
塾と同じことを要求している人が出てくるんじゃないでしょうか。
大学進学は将来の職業にもつながってきますので、
中高が良かったと思えるかどうかは、
希望通りの大学に進学できるかどうかに大きく影響していると思います。
アカデミックなことをするのはいいことですが
大学進学にも結び付いてほしいのだと思います。

うーん。

そのへんのことは、志望校を決める前から分かっていたことではないのですか⁈

なのに、コスパに合わないと分かっているのに志望校に選び進学なさるから、コスパ云々以外の価値も私立に見出して選んで来られた方々から、

そんなにコスパが大事なら、公立に行けば⁈

…というスレを立てられることになったのでしょう。

つまり「入り口の割には出口が悪く、面倒見のよくない学校だって、調べればすぐわかるでしょ？
ろくに調べもせず、志望校として選択するほうが悪いのよ」ということでしょうか。

公立は立地で大きく変わります。
都内に限定すれば、小学校と中学校の学力検査結果の市・区の比較が出来ます。
（東京都のHPを探索して下さい。）
小学校では、都心の幾つかの区の学力が突出しています。
中学受験率との相関が高いです。
中学になると、小金井など市部の学力が高いです。
しかし、都心の幾つかの区では中学から私立・国立に抜けた後でも
２番手ぐらいの点数を得ています。
その他の指標としては、都立トップ高や国立附属・開成にどれだけ
進学しているかが目安になります。公立中学の規模は差が大きいので
人数よりも率で見る必要が有ります。都心では、2-3クラス／学年ですが、
周辺区では7-8クラス／学年の学校もあります。
このような調査を行うと、パフォーマンスが高い公立（中学）は、数が少なく
土地の高い区域に立地していることが分かります。

すなわち、公立CPが良いのは、そのような地区に持ち家がある人だけということが
結論です。

満足度さま。

そんなふうに、学校を貶すようなお話の持って行き方をなさるものではありませんよ。

そうではなくて、受験の目的と志望校の選択が一致していない、と言いたいのです。

では、学校説明会ではこんな感じですか？
「本校ではアカデミックな教育を方針としています。
進学実績のよい学校をご希望の方は他校へ行ってください」

例えば男子御三家や女子御三家の学校説明会では、

（アカデミックな）教育方針について、自信を持って詳細に説明して、
　
進学実績については一切触れませんがね。