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【4211051】日本の古(いにしえ)

投稿者: 善人   (ID:iY3zXBxtWIE) 投稿日時:2016年 08月 12日 18:36

日本の古きいにしえをつぶやき語り合いませんか?

悪人、悪口不可
総合的な理由を勘案して問いかけに答えないことがあります
ご容赦下さい。

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  1. 【5042267】 投稿者: ちはやふる  (ID:sxcI0PZS6wU) 投稿日時:2018年 06月 30日 13:44

    冷静にかんがえると様

    安倍さんの最近の外交姿勢って私にもよくわかりません。G7サミットで見せた腕組み写真? マクロンさんやメルケルさんはきちんと言うべきことを言っているように見えますけど、安倍さんはいつもトランプさんの顔色を窺っている感じですね。
    トランプさんは国際協調を嫌っているのかしら?
    国内では他のスレッドで喧々諤々やっている大学の定員抑制と地方創生もよく関連がわかりません。私のように中世ヨーロッパをやっている者には、大学は教養と思索を深める、リベラルアーツの場だと思っているので、私学助成金を盾に、大学自治に強権振りかざす、安倍さんの手法は、トランプさんに通じるような感じで、あまり好きになれないのが、正直な感想です。

  2. 【5042295】 投稿者: ちはやふる  (ID:sxcI0PZS6wU) 投稿日時:2018年 06月 30日 14:21

    しかもなぜ文科省ではなく、内閣府主導なのかも今ひとつ理解出来ません。いくら地方創生の推進本部があっても、文科省の教育行政に、マウンティングしてるように見えます(怒)。

  3. 【5042534】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:uh4V/kITmrc) 投稿日時:2018年 06月 30日 18:35

    ちはやふる さん

    はは、まあそうお怒りにならずとも、、

    マウンティングか否かはともかく、(あまり書きたくないのですが)法案実現、予算獲得、関連団体設立、天下りポスト確保といった「営業」が仕事だというと、一般的感覚からは確かに乖離しているかもしれませんね。さすがに後二者は批判されますが、例えば平成30年度内閣府予算案、重点施策で、コンソーシアム構築支援という名目のもと、100億円規模(文科省分と併せ120億円)の交付金創設に伴う新規分予算要求、と申し上げたらお分かりいただけるかも知れません。いわゆる地方大学振興法はその名の通り、首都圏私立大学定員厳格化に伴う地方大学受験推進というよりむしろ、地方の優秀な学生の首都圏流出抑制が主な目的である、といって差し支えないと思います。また、そう捉えることによってこの法律の問題点も浮き彫りになるように感じます。

    ちはやふるさんも言及されている通り、リベラル・アーツの要諦は「自由な知」といったようなもので、「学問の自由」とは少し違う。もちろん職業選択に有利なカリキュラム、専門性を養う教育も大切だけれども、リベラル・アーツはさまざまな学問領域に触れることによって、自身が考えてもいなかったようなこと、イデオロギーや因習に縛られていたという「自覚・気づき」を与えてくれること、そのための「隙間・ノイズ」を与えてくれる場であるべき(「文系学部解体」 室井尚 著、角川書店)。つまり人材育成だけを重視する大学改革とは対極にある、大学の「場」としての豊かさが重要ではないか。
    そのように考えた場合、例えばその「場」へ参加する機会を「制限される自己」の観点から捉えると、憲法上の「精神的自由」に対する侵害、ともなる惧れすらあり得ましょう。
    もちろんリベラリズム、リバタリアニズム双方の観点からも、語弊を恐れず言えば、自己決定に先立つ「自己」の在り方は、現実として既存の共同体(この場合は学校共同体)的コンテクストに委ねられるから、当人、および彼らを取り巻く共同体との関係で「自然」と決まってくるのを待つしかありません。つまり、現状を受け入れるしかないわけですが、、
    しかし、このような自己決定の問題で、何らかの形で社会、為政が関与する場合、看過するべきではないのが、例のドウルシラ・コーネル曰く、「イマジナリーな領域」への権利ーこの場合は「自己決定権」を行使する能力(自由な知)を獲得するための(メタ)権利ー。

    もちろん、わたしは現下の東京一極集中は是正されるべき問題だという認識ですが、一方で東京のカルチャー、上記で述べた大学の「隙間・ノイズ」に触れ得る機会を、特に地方学生が「制限される自己」として留め置かれることには、もっと反対、特に政策目的で為政が関与する危険性は指摘しておかねばなりません。

    それにしても私学助成金を盾に、、まさに巷間所謂、トランプ政権の「手法」そのものですね。最近読んだ「国体論ー菊と星条旗」白井聡 著 (集英社新書) の後味の悪さにも似た感覚を、正直に白状しておきます。

  4. 【5048904】 投稿者: ちはやふる  (ID:fKRgzBWi44Q) 投稿日時:2018年 07月 06日 20:26

    冷静にかんがえると様

    お返事頂いていたのに、遅くなってしまい、申し訳有りませんでした。
    社会思想史の政治学者、仲正昌樹の「不自由論」ですね?
    実は私も読みました。
    コーネル自身は、「イマジナリーな領域」は、主にセクシャルマイノリティ受け入れと共同体との関係で出てくる概念として、焦点を絞ってますが、こうした議論は、これまで親たち、教師に依存仕切っていた高校生が、「ニーズに合った進路を自己決定」する場面でも、当てはまります。共同体の側からする規制は、最小限であるべきで、参入する側にとっては、その垣根は低くなければならないと。その垣根を社会の側から高くしてどうする、ということですね?
    仰る通りだと思います。
    実はこのお話を読んでから、おととい、お茶の水大学が、トランスジェンダー受け入れを表明したのをニュースで知り、冷静にかんがえると様のお話、なんてタイムリーなのかしら!と驚いてしまいました。
    現実にはその「自己決定」でも、どういう情報を得るべきか、どういった説明を受けるべきか、自己決定するべき状況を、明確に設定出来ない場合がほとんどだと思います。
    大多数の生徒が、教師に「君の偏差値ではこの大学」とか、文学部ではつぶしが効かないとか、みんなが受けるから、または就職に強いとかいう理由で、大学選びをしているように思います。
    冷静にかんがえると様が仰るような、隙間、ノイズの楽しさが、ひとつの大学の在り方で、「自由な知」であれば、これに触れる権利を抑制された受験生は、確かに、気の毒なことだと思います。

  5. 【5053658】 投稿者: ちはやふる  (ID:Q.axV8zGjsY) 投稿日時:2018年 07月 12日 05:08

    西日本の豪雨で被災された皆様方、心からお見舞い申し上げます。

    冷静にかんがえると様
    お茶の水大学のトランスジェンダー受け入れが正式に発表されましたね。他大学がこれに追従するか、関心を持ち続けたいと存じます。
    ところで今週末は、靖国神社の「みたままつり」ですね。
    初詣に行かれたと仰っていましたが、「みたままつり」も、お出掛けになるのかしら?
    私は甥っ子達を連れて出掛けますが、屋台の出店があるのか、気掛かりです。
    今年は再開されるというウワサもあるのですが、どうなんでしょう?
    でも、靖国神社にお祭り気分の屋台は、あまり合わないかも知れませんね。

  6. 【5068208】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:aHcPReozD5U) 投稿日時:2018年 07月 28日 07:51

    ちはやふる さん、レスが遅くなり、申し訳ありません。

    「みたままつり」行かれましたか? わたしは仕事の都合で逸してしまいましたが、今年は屋台等も復活していたようですね。
    その代わりと言ってはなんですが、、上野の東京国立博物館へ「縄文ー1万年の美の鼓動」を参観に足を運んでみました。折しも、2020年の世界遺産登録に北海道・北東北の縄文遺跡群を、文化遺産として推薦することを目指す、という報道もありましたが、純粋に火焔型土器、遮光器土偶などの国宝、重要文化財を直にこの眼で見たいと思ったものですから。

    さて、世界遺産登録に推薦を目指すと言っても、ご存知のように2020年から一国一件原則が適用されるため、奄美、西表島などの沖縄に代表される自然遺産群などとの競合をどうするかの検討課題はありますが、地元の思惑から離れ、過去にあったような政治決着にまでもつれ込むような事態は避けてほしい、と感じているところです。

    ところで「縄文」というと、かつての「人種交代パラダイム」に代わる日本人起源論など人種・民族に関わる視座から、どうしてもイデオロギー的に捉えられがちな志向が一部にありましたが、諸々の科学的手法の発達により、「縄文時代考証」が自然科学のカテゴリーに移行していっている現状は、そのようなイデオロギー的思考からの自立、といった意味で歓迎されるべきことかも知れません。
    「縄文式」、「弥生式」の連続性、記紀との関連などは統計学、考古学、文献史学など学際的研究が期待されることは当然だといえましょう。
    同時に我々日本人も、「縄文=原始的、未開人」というステレオ・タイプ的発想から脱却する必要がある。そう考えると件(くだん)の特別展のサブタイトル、「ニッポンの、美の原点」。なんとも示唆的でよく練られたものだと驚嘆せざるを得ません。「ニッポン」という表記ー「美」を醸し出す主体の自立性、偏狭なイデオロギー的思考の対極にあるものとして、言葉自体の重みすら感じます。

    とはいうものの冒頭の「みたままつり」、何年か前に訪れた折、見世物小屋にて立てられていた「縄文人」という表記、何のことはない、人体に針金を通して重量物を持ち上げるといった曲芸の類ですが、、それをここでやるか?しかも「縄文人」? 何とも言えぬ嫌悪感を感じたものです。
    その見世物小屋入り口で、期待感を露わにして歓声を上げている夏休みの子供たち、イデオロギー的思考に囚われまいと自制していても、未だわたしの胸奥の残滓となる嫌な夏の思い出でした。

  7. 【5069512】 投稿者: ちはやふる  (ID:FCqxLIULEug) 投稿日時:2018年 07月 29日 15:09

    冷静にかんがえると様

    御丁寧に有難うございます。
    いつも私の方が勉強させて頂いてるばかりで、たまには共通のお話が繋げられるかと思うのですが、まるで魚を見つけた漁師が、素早く潜っていくような鮮やかさを見せられてるようで、付いていくのもやっとの思いです。
    長州藩と天竜寺のお話、拝見しました。
    歴史に対する的確な推論は、さすがですわ。
    私も、幕末期の流れを勉強しとうございます。何か全体を俯瞰できる、初心者向けの書籍がありましたら、お教え頂けないでしょうか?

  8. 【5069621】 投稿者: 冷静にかんがえると  (ID:weVPIzIsC/s) 投稿日時:2018年 07月 29日 17:22

    ちはやふる さん

    過分な評価はご容赦。
    それにしても「漁師」ですか? 水泳を習っていたので素潜りは得意な方でしたが、さすがに素手で魚を捕るまでには到りません。わたしの叔父の世代となると、信州の梓川辺りで素潜りでヤマメだかイワナを捕っていたという話は聞きますが、それでも海に潜ってとなるとどうかなあ、、

    それはともかく、幕末期の流れを俯瞰するとなると、歴史書よりまず歴史小説の方がよろしいかと思います。
    「幕末史」(半藤一利 著、新潮文庫)、あるいは登場人物に絞るなら、司馬遼太郎の著作群かな、、ちなみにわたしは「世に凄む日日」全4巻です。
    ある程度本格的にとなると、吉川弘文館で出版されているハードカバーがお勧めですが、少し高いのが難点。
    最近求めた「近世日本政治史と朝廷」(山口和夫 著、吉川弘文館)は一万円近くしたものの、実はまだ読了していません。

    いずれにしても幕末、明治維新に関する書物は数多ありますが、全体を俯瞰してから登場人物に絞っていくというのが、オーソドックスなアプローチ方法かな、と思います。
    ちはやふる さんも読了したものがあれば、是非ご感想を聞かせてくださいね。

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