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【1934980】私立中学の価値

投稿者: 自然体   (ID:KR1jc1G02kE) 投稿日時:2010年 11月 28日 08:25

この不景気の中、希望しない私立中学へ無理して行かせる道理がないと思います。
公立中学という保険もあることだし。
皆さんどう思われますか?
我が家の場合、子供はまだ小4ですが、受験希望は以下の通りで、それ以外の学校なら公立中学へ行かせるつもりです。
新興系、成り上がり系、スパルタ系、予備校風系は基本的にパスです。
希望の私立中学に合格しなかった場合は、公立中学から県立トップ高校を目指します。


2/1 麻布か開成(武蔵もOK)
2/2 なし(栄光、聖光は良い学校だけど遠いので)
2/3 早稲田か暁星(筑駒は学区外なので)
2/4 芝

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  1. 【1947830】 投稿者: シルバースプーン  (ID:ELTIQVXSna.) 投稿日時:2010年 12月 10日 11:48

    視点さんは (ID:9xjpyBS9.UU)さん。

    視点さんの「攻撃」「刺激」「否定」は、持説の説得材料ではなく
    それ自体が目的なんですよ。
    それが仕事だからなのか、それが楽しいからなのか、
    理由は定かではありませんが
    そうしなければ生きていけないようです。

    ただ、どんどん酷くなっていきますね(笑)。
    壊れちゃったのかとドキドキします。

  2. 【1947831】 投稿者: over protection  (ID:TYuK.SC8uNA) 投稿日時:2010年 12月 10日 11:49

    >でも、公立中が保健として成り立たないほど危機的状況の公立中もあるんですよ。


    どのあたりですか?
    エビゾウやオシオマナブが徘徊する夜の六本木みたいにですか?

  3. 【1947865】 投稿者: シルバースプーン  (ID:ELTIQVXSna.) 投稿日時:2010年 12月 10日 12:25

    公立は自分で考えるところ(動機が大事だよね) さん。

    遅れましたが、ご回答ありがとうございます。

    月田先生のお人柄を(文献上でですが)思うに
    日々の細かいことには無頓着だったのではないでしょうか。
    中学受験に対して素直に感じられたことと、
    ご存じなくて誤解されているところが混在していると感じています。
    ご子息の受験は奥様主導だったようですが、奥様も研究者ですから。
    研究者として母親として、プラス面とマイナス面を最も考えられる立場だった
    ともいえるでしょうね。

    昨日は言いたいことだけ書き殴ってしまいましたが
    以下、月田先生の全文に対する私の見解です。
    スレの流れから遅れていますが、せっかく書いたので(笑)上げておきます。


    ====================================

    >かなりの子供が、かなりの長距離を通学しているらしい。
    >やはり、普通に考えると、これは「変」じゃぁないか?

    「変」とまでは思いません。
    近いに越したことはないが、近さが優先されるなら、
    そもそも私学は選択肢に上らない。
    月田先生のご実家が灘に近すぎるとも言えます(笑)。


    >願書を4つくらい書いたか。今から考えると、これも「変」な気がするが、

    「変」とは思いません。
    月田先生は「一撃必中」の才をお持ちだったのかな、と感じました。


    >そこで始まるのは、入試直前ゼミである。

    「変」だと思います。
    ただ、うちの息子の塾は授業なんてしなかった。
    激励の言葉と、「丁寧に漢字を書いて落ち着きなさい」的なアドバイスかな。


    >息子が行っていた塾のライバル塾の方から、突然(に思えたのであるが)、
    >シュプレヒコールが起こり始めた。

    「変」だと思います。
    これをやる塾は2つあるのですが、元々は同じ塾で…だから、まあ、
    エスカレートするのは否めない。どっちかが辞めればなくなるでしょう。


    >大体、誰の許可を得て、塾が中学校の校庭を使っているだろう。

    中学校が許可しているのです。
    朝早くに来てしまう受験生がけっこういる、
    かといって校舎内に早々に入れるわけにはいかないから
    校庭を開放していると思われます。


    >塾に行ってなかった子が、この中学校を受けにくると、
    >自分だけシュプレヒコールができなくて、とても不公平だ!? 

    その通りだと思います。
    気圧されて実力を発揮できない子がいるかも、と思うと、とても不公平。


    >我が京都大学の受験で、予備校にグラウンドを開放して、
    >こんなことしたら、大変な問題になるであろう。なぜ、中学入試だけ許されるのだ?

    あらゆる中学校が許しているわけではないです。
    私の体験でも、コールを許している学校とそうでない学校がありました。


    >ある母親は、「XX中学は、去年は何点までが合格で何点までがその後の補欠合格だったし、
    >##中学はそれが何点と何点だっし、++中学は何点と何点だったし------」
    >とすべてを諳んじていて、しゃべりまくっている。

    特に「変」とは思いません。
    頑張ってきた息子を受からせてやりたいからこその微笑ましい話題でしょう。
    これを取り上げて競走馬だの何だのという人の思考回路のほうがはるかに「変」。


    >ある母親は、壁に張り出された算数の入試問題を頭から解き始め、
    >去年より難しいとか易しいとか議論している。
    >過去の問題を全部やって、覚えているのか?

    特に「変」とは思いません。
    待つ身は不安なんですよ。息子が解けそうな問題なのかが気になる。
    これを過保護という人もいるでしょうが、
    子どもは小学生ですから、親からすると、まだまだかわいい対象。
    同じことを高校入試や大学入試でやっていたら「変」だと思います。


    >これが時間内に全部解けるということは、それは「数学(算数)」の実力とは別物だ。
    >小さい時から鍛え上げた曲芸のようなものだ。
    >一番僕が常識を疑ったのは、出題する側の良識である。
    >なぜ、このような曲芸のうまさで、子供を選抜しようとするのだろう? 
    >これが、本質的にものを考える子供を選ぶ方法として、明らかに不適切なことは、
    >数学が好きで教育者になった人なら、当然分かるだろう。

    「変」だと思います。難しすぎるという意味で。
    でも、そうでもしなければ「塾に対策されて」しまうのは事実でしょう。
    「解き方を覚えるのは本物の学力ではない」からこそ難化する。
    出題者に良識がないのではなく、塾とのせめぎ合いだと思います。
    ただ、解いてみれば分かると思いますが
    「思考力とひらめきを要する良問」が多い学校と
    「ただ面倒なだけの問題」が目立つ学校があります。
    出題者、すなわち学校の力量差は確かにある、と僭越ながら思います。


    >これらの学校は、本質的にじっくりとものを考えられるような(曲芸のできない)子を
    >中学入試で取るよりも、信じられないほど鍛え上げられた曲芸の達者な子を取った方が、
    >大学入試の結果が良いという判断(ま たは経験)をしているのであろう。

    優れた生徒を確保したい、
    という意味ではそういう判断(または経験)もあるでしょうね。
    ただ、私の知る限りですが、
    「100点とるような子」は本質的にじっくりとものを考えることができながら
    信じられないほど鍛え上げられた子だと思います。
    このあたりの学校で「100点とるような子」は
    数学オリンピックでも活躍する傾向にあるのでは?
    それが数学の真の実力かどうかは私ごときには分かりませんが、
    何よりも「数学が好きな子」であるとは感じることができます。


    >普通に考えれば、そんな小さい時から詰め込んだら、人生の途中で疲れてしまうだろうと、
    >誰でも思うが、とにかく大学に入るまでに燃え尽きてしまわなければ、
    >私立中高の戦略としては、良いと言えば良い

    「詰め込まれている子」は確かにいますが、
    そういう子は合格率が低い、と私は感じています。
    「この中学」レベルの学校は「詰め込みでは通用しない」
    というのが、私の見てきた実感です。
    ですので、「詰め込みでは通用しない入試」を課している中学は、
    「大学に入るまでに燃え尽きてしまわなければ良い」とは考えていないでしょうね。


    >この学校の入試説 明会にいった家内が言っていたことを思い出した。
    >曰く「入試の時のトップ30人くらいは、
    >そのまま大学入試までトップ30位以内を保つんだって」。

    「この学校」ではそうなんでしょうか。
    私が行ったいくつかの中学の入試説明会では、そこまでの相関を聞いた記憶はないです。


    >灘中高の僕の学年でも、高校3年生ぐらいから急激に伸びる友達が何人もいた。
    >でも、今は、このような追い上げ型の人間は、まず、中学入試でふるい落とされ、
    >大学入試でふるい落とされ、どんどん人生の中でハンディを負うようになる。 

    あちこちで書かれていますが、
    灘では入試時の成績と卒業時の成績に相関関係はまったくないとのこと。
    補欠合格から理III、野球部エースが現役で理III、よく聞く話です。
    また、「追い上げ型」の人間であるならば、
    「中学入試でふるい落とされること」と「大学入試でふるい落とされること」は
    イコールではないと思います。(その間で伸びるのが追い込み型だから)


    >僕と息子の間のたった一世代で、これだけ変な方向に迷い込んでしまっている
    >教育システムを抜本的に変えないと、孫の時代のこの国は駄目になるんじゃぁないか。

    すべてが「変」とは思いませんが、
    改めるべきところがあれば改めていただきたいです。
    ただ、自分の息子ですから、社会や制度が「変」だと思えば
    家庭でそれに対応できるよう考えるのが勤めだと思います。
    簡単な例ですが
    「受験型の勉強が過ぎると思えば実体験に連れ出す」くらいのことは
    教育に関心のある親御さんなら当然のようになさっている、
    というのが私の実感です。


    >入試結果のいわゆる「情報公開」にも、その透明性に随分差があると感じた。
    >我が息子は、距離的にもレベル的にもとて も無理なので受けていないが、
    >我が母校の灘中では、合格者も不合格者もすべて点数を公開するそうである
    >(お母さん方の会話を盗み聞きした)。全国区の余裕なのだろうか?
    >不合格者だけ点数を知らせる比較的フェアーな中学もあった。
    >ひどい例では、全く点数を公開せず、選抜方法も2本立てできわめて複雑・不明瞭で、
    >腹立たしく感じた学校もあった。

    この一文で、月田先生のご子息がどの学校を受けられたか判断できました(笑)。
    「点数はすべて公開すべきだ」と私も思います。


    >毎年講義をしている学生さんに「目の輝いている」子が少ないことが
    >常々気になっていた僕にとって、少し謎が解けたような気がしたので、
    >つぶやいてしまった。でも、悲しい複雑なつぶやきではある。

    私も仕事をしていて「必死にならない若者」が増えたと感じています。
    こんな私の卑近な感覚と月田先生の感覚が同じ種類のものかどうかは分かりませんが。
    ただ私は、その大きな要因について「日本が豊かになったから」だと思っています。
    教育システムだけに、ましてや中学受験だけにその責を負わせるのは酷かなと。
    あるいは、もっと単純に、
    大人の目から見れば常に「最近の若い者は」と思うのものかもしれません。

  4. 【1947898】 投稿者: 保険として・・・の意味  (ID:YxztyN9KWxU) 投稿日時:2010年 12月 10日 13:04

    >over protection さん
    >>でも、公立中が保健として成り立たないほど危機的状況の公立中もあるんですよ。


    >どのあたりですか?
    エビゾウやオシオマナブが徘徊する夜の六本木みたいにですか?


    「エビゾウやオシオマナブが徘徊する夜の六本木」というのは、つまり「一般社会常識がない人間が多く存在し、暴力行為が頻繁に行われ、ただそこにいるだけで怖い思いをする場所」と言う意味だと思いますが、そこまで酷い状況になると、もはや学校ではないですね(笑)


    学校というところをどういう場所として認識しているかは個人差があります。
    「たくさんの友達と青春時代を楽しく過ごす場所」と捉える方、「切磋琢磨して勉学を行う場所」と捉える方、「社会に出る前のプレ社会」と捉える方、「子どもが昼間勝手に徘徊しないためにとりあえず通わせる場所」と捉える方・・・
    ここのスレ主さんは、仮に公立中に進学した場合でも県立トップ校を目指したいと思っておられるので、その為に「よりよい指導環境で勉学に励む事が出来る場所」として、中学校を捉えてらっしゃると考えられますね。
    そうすると、その観点から公立中が保険として機能しないという状況は、「授業が成り立たない」「学力のヒエラルキーが他の公立校とズレが生じている」という状況が考えられます。

    保険として機能しない、というのは個人的な判断によるところが大きいですが、よりよい教育環境を求める保護者なら、選択肢として私立中学の受験は考えることだと思いますよ。

  5. 【1947912】 投稿者: ちなみに  (ID:YxztyN9KWxU) 投稿日時:2010年 12月 10日 13:19

    うちの校区の公立中は、毎日警察が来る、非常ベルが鳴り響く、脱走生徒が多数、当然授業は成り立たず進度もかなり遅れている、校区内(校内ではありません)での喫煙多数、1年からの通塾率上昇中・・・です。
    こんな状況でも、多くの友人達はこの中学に行く予定なので、この中からでもしっかり頑張れる子はいくらでもいると思います。
    実際長男はこの中学でした。ただ、次男は将来の夢をより確実にかなえてやりたいので私学受験です。

  6. 【1947934】 投稿者: 根本的  (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2010年 12月 10日 14:05

    >中学受験をして中高一貫私学に入れることには価値があると考えつつ、 その受験競争の行き過ぎに疑問を感じておられるのだと思います。


     「のんきな父さん」さんのおっしゃる通りだと思います。

     私も、月田さん同様、子供を「中高一貫私学に入れ」ながらも、「受験競争の行き過ぎに疑問を感じて」いる親のひとりです。ですから、仮に「視点学派」の方々の投稿の隠された(というか、もう明々白々ですが)目的が、私立中校一貫生を貶め、公立を持ち上げる事にあるとしても、「カリカリ」するどころか「よく言ってくれた」という気持ちの方が強いんですよ。


     だって実際、視点さんのにしろ動機さんのにしろ、その「過剰な受験勉強批判」には、少なくとも半面以上の真理が存在するというのが、私の感覚なんですけどね。「カリカリ」している人達には、いつまでたってもこの感覚がわからないようで、「重箱の隅」ばかりつついているように私には思えますけど。


     ただ、「視点学派」に「カリカリ」してしまうような人達が、ある一定数以上存在しない事には、もりあがりませんからねえ、このスレも。
     

  7. 【1947937】 投稿者: 老眼  (ID:kVJf8/TX0UE) 投稿日時:2010年 12月 10日 14:10

    もしかして、視点さんは「発明工夫展」関係の方でしょうか?


    高校までのカリキュラムでは、主として問題解決能力を育んでいるわけですから、
    ご存じのように中学から大学入試まで、発見・発明や問題提起の能力は問われません。


    視点さんの論点である「中学入試の学習は発見や発明の能力の芽をつぶす」ですが、
    納得できる説明・事例は皆無ですね。
    むしろ「関係ない」を示す事例は散見できますから、
    「中学入試の学習は発見や発明の能力の芽をつぶすことはない」というのが結論として正しいのではありませんか。
    今更ですが。

  8. 【1948039】 投稿者: 通りすがり2  (ID:1KF8rK0RPTs) 投稿日時:2010年 12月 10日 16:52

    視点様、動機が大事だよね様などが、私立を批判すればするほど、私立が良いものに見えてしまうんですよね。

    不思議なものです。

    もし、本当に、私立を貶めるのが目的なら、私立派のふりをして、公立をあたりさわりなくほめつつ、公立の(重箱の隅をつつくような)悪い点をつついた方が良いのでは(皮肉)。

    それとも、視点様も、動機が大事だよね様も、実は私立派なのかも・・・・(うーん、考えすぎですね)。

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