自分がない子は危うい｜掲示板スレッド

でもね　さま

返信ありがとうございます。
よく理解しましたし、完全に同意します。

志、といって、有能な若者を、高学歴ワーキングプアに誘導し、結局潰すことになる、ということが、スレ主様には理解できないのでしょう。
別にノーベル賞学者が１人余計に出たから必ず日本人が幸せになるわけでもありません。STAP細胞で馬●騒ぎを演出してきわめて有能な研究者を彼岸に送り自分の研究所に壊滅的打撃を与えた某理事長や、自分の出身企業に高額の訴訟をふっかけて手柄は全部自分のものにした某アメリカ大学教授のような人が日本から出るなら、出なくてもいい、とすら思っています。

入学しただけで超超エリートで、多少遠回りをしても国家や企業の中枢に間違いなく吸われた、旧制１高や３高あたりの感覚を引きずっている、としか思えません。

スレ主が言っているのは過剰適応とか手段の目的化とかいう問題じゃないでしょうか？


親や周りの期待に応えられる成績を収められる優秀な子供は自分でもドライブがかかって「何でも一番」から抜けられなくなる。いい加減なところがない真面目な性格なので試験があるうちはいいが、それがなくなると途方に暮れる。


その原因が子供時代からの勉強の仕方にも問題があると言ってるんじゃないんですか？　それは明らかにあると思いますよ。模試の成績に一喜一憂して試験が自己実現の目的になってしまう。

模試優秀者の常連だったころが懐かしくて予備校にふらりと行くならまだしも実際に大人になっても大学入試問題を解いたり模試を受けに行く人がいるらしいですね。

その人にとっては栄光の時代が受験時代だったんですね。大人になってからの仕事ではなくて。　結構身の回りにいませんか？　受験有名校のＯＢに。

公立トップ校出身に試験自慢は多いよ。中学か高校かに関わらず、受験一般の問題でしょうね。

私も受験一般の問題だと思う。

くわえて世間に余裕がなくなってきたでしょう。
昔、結果的には旧帝大に行った知人がいるんだけど、一時塾をサボって成績が下がったことがあった。

遊んでいるのかと思ったら、昔お世話になった保育園のお手伝いをしていたことが判明。
親は一時塾を休ませて見守っていましたよ。

男性なので、今なら首根っこひっつかまえて塾に戻すでしょう。でも、人間って時々そういうふうに逸脱するもので。
逸脱なのか、根源的な欲求なのか、本人にもわからないし。

そういう逸脱がしにくく過剰適応になってしまうのは、不景気とか、当時と比べたらいろいろな要因があってのこと。
やっぱり昔は余白が多かった。それが良かったって言ったって、我々は余白のないところで必死に生きるしかないので、
あまり今の状況を否定するのもどうかと思う。

そう、結局は大学に入る手段がペーパー試験のみというので過剰適応が起きる。

これがアメリカの大学入試のように自己推薦エッセイや面接、他人の推薦状や高校時代の部活、ボランティア経験などが重要となれば変わってくる。自分が何をやりたいか分からない者は「取りあえず医学部」なんてやりにくくなるでしょう。

このあたりを新大学入試ではやりたいんでしょうが、平等意識（不公平に敏感）の強い国民性ではコネや有力者の子弟なんてのが入ったら「あの人は親が・・・」なんて話も出てくるかもしれない。

一番いいのは希望者全員入学させて中で適性の無いものを振り落すことだが、これも施設や教員の無駄使いの点などで難しい。　さて、新大学入試どうなるか？

＞公立トップ校出身に試験自慢は多いよ。

そう、特に男子！

すみません。ちょっと横になってしまいます・・・
番組は観ていないので知らなかったのですが、小椋佳さんて厳しいお父様だったのですね。

あの涼しげな歌からは想像できませんね・・・「揺れるまなざし」とか好きでした・・・　泳

アメリカ型の入試は、ひとつの解と思いますが、ご指摘のように、公平性に社会的にどこまで目をつぶれるかがキーでしょう。
アメリカのメディカルスクールが、日本と異なり、意識の高い学生だけを集めている、というのは、一面ではありますが、負の側面もあります。

アメリカの医師の収入は日本と比較にならないくらい高いので、メディカルスクールに向けた受験勉強が、大学時代も続く、と考えてることもできます。一般には、一流大学で、４に限りなく近いGPAが要求されます。MCATの高得点のみならず、医学界の大物や政治家などの推薦状が必要とされます。もちろん、図抜けて優秀ならアメリカンドリームですが、普通の秀才は、家庭が有力政治家やメディカルスクール幹部とコネクションがあると、著しく有利になります。

自民党副幹事長や厚生労働大臣と知り合いの家庭が著しく有利になるが、それでも、意識の低い偏差値秀才を少しでも排除できればいい、というコンセンサスが国民的に形成されれば、うまくいく可能性はありますね。

アメリカのメディカルスクールの形式がうまくいっているもうひとつ理由は、大学の学部教育に関する考え方の違いでしょう。基本的にリベラルアート重視、大学学部４年間は一般教養、専門は、医学であれ法学であれ工学であれ大学院から、という考え方があります。実態は多少違ってきているようですが。