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【6977725】私大文系入試は「機能不全」に?

投稿者: 読みましたか?   (ID:bczanyV7jak) 投稿日時:2022年 10月 22日 11:23

大学受験の話ですが、これは結局もっと早い段階からの問題だと思ったのでこちらに上げてみました。

ダイヤモンドOnline
私大文系入試は「機能不全」に?進む少子化と受験生の心構え

読まれた方いらっしゃいますか?

うちは一人目が今年の冬共通テストを受けたので興味深く読みましたし、テスト後に子供の話を聞いていたことからある程度納得の行くお話しだと思いました。

読まれた方いらっしゃいましたら、どのようにお感じになりましたか?

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  1. 【6980889】 投稿者: 今さら感  (ID:ciy5wX4Jdcc) 投稿日時:2022年 10月 25日 10:08

    元記事の内容からして数学だけの話をしてもしょうがないですけど。

    まず、一般入試で調査書を点数化する例は稀なので学校評定は関係なし。
    数学の共テ利用なしで数学を試験科目に入れていない私立大学学部に絞って受験する場合においては数学の学力を評価される機会はありません。
    指定校推薦や総合型入試などは学校評定は加味されるでしょうからある程度は学力水準の参考にはなるでしょうけど、私大合格数を進学実績の柱にしたい中堅進学校クラスは平気で下駄履かせてますよ。
    なので私立大学文系が数学を入試科目で採用したからといって何重にも評価ハードルが重なって負荷が上がるなんてことは無いです。
    それは「負荷が上がる」のではなく、ただ「学力がない」だけです。
    国公立大学との併願者か共テ利用もしくは単独で入試科目として採用している大学でないと点数化はされないことになります。
    国公立大学併願の溢れた学生を受け入れていたうちは、全科目万遍なく一定水準以上の準備をしてきた学生から選り分けることになるので、科目数を絞った私大文系の試験の在り方も機能はしたかも知れませんが、ほぼほぼ無試験の枠を増やした上に一般入試の在り方も時代に追従出来ていないのが機能不全ですね。

    前述しましたが、国公私立問わず最上位クラスの学校は、生徒の質も相対的にバランスが良いので総合的な出題での処理能力を問うスタイルでも対処は問題ないですし、そういう生徒を教えている側もミスリードにはならないでしょう。
    しかしそういうレベルに届かない生徒が主流の学校においては、一番低コストで合格は出来てしまうかも私大文系の在り方は諸刃の剣ですね。

  2. 【6980910】 投稿者: 文理関わらず  (ID:nZJZK2pbeWk) 投稿日時:2022年 10月 25日 10:32

    低レベル高校の指定校推薦はやばい
    しかし低レベル高校はほぼ全員推薦や総合型で大学に入学しているw

  3. 【6984042】 投稿者: 受験制度  (ID:Bhc/XQnrGzQ) 投稿日時:2022年 10月 28日 12:04

    受験制度はなかなか難しく、どういうものにしても抜け落ちが出てきてしまいます。
    つまり、完全なシステムにはならないのです。

    例えば、有名な中国の科挙は、ほとんど暗記問題でした。暗記が強い人間がいい点数を取れるのです。科挙で驚くほどの点数を取った天才は、その名も残っているほど傑出していましたが、おそらく今でいうフォトグラフィックメモリの持ち主だっただけでしょう。

    一部の方が取り上げるアメリカの入試は、学力もある程度調べますし、リーダーシップやボランティア精神など、様々な指標があって、多様性入試の象徴のように言われますが、現実はお金持ちの子弟が受かる制度になっています。
    勉強もそこそこ出来、ボランティアや、習い事にもお金をかけられる家の子でないと、この多様性入試に十分な条件をクリアしにくいためです。

    日本の大学の一般入試の場合だと、国立型と私立型で喧々諤々の論争になる場合がありますが、諸外国のシステムに比べるといいものではないかと思います。

    日本の受験制度の優れた点を列記します。
    ・様々な制度(一般入試、学校推薦、AO推薦等)があって自分に合った受験制度を選択できる
    ・一般入試でも国立型(ジェネラリスト型)と私立型(スペシャリスト型)の受験制度を選択できる
    ・共通テストが教科書準拠で比較的点が取りやすいため、塾などに行けない経済状況の子でも大学進学できる

    大きなところでこの3点です。

    受験生にはいろいろな事情があり、かなり幅広い大学進学方法があります。

    (例1)
    経済的に苦しく塾に行けず、学校から帰ったら家の手伝いをしなければならないような子がいたとします。その子は、受験勉強をしている時間が少なく、難問を解けるような訓練もできません。
    それでも大学に行きたいと考えたら、学校で一生懸命に勉強して教科書レベルのことはしっかり覚えて共通テストを受け、共通テスト重視の国立に進むことができます。
    あるいは、学校での頑張りを認められて指定校推薦で進学する方法もあります(公立大には指定校推薦枠がかなりあるので、経済的にゆとりをもって進むことも可能です)。

    (例3)
    特定の科目が得意な一方、苦手科目があって万遍なく出来る訳ではない受験生の場合、私立型の制度を選ぶことで、合格に近づきます。

    (例3)
    全体的に穴がない受験生の場合、科目の多い国立型の制度を選ぶことで、合格に近づきます。

    大学受験制度の論争で、違和感を感じるのは、どのタイプの入試が「優れているか」を決めようとすることです。
    日本にはこれだけいろいろな制度があることこそ「優れている」のに、偏った考え方をする方は、どうもおかしい。

    自分の子供のことを考えてみても分かるでしょう。
    家が仮に貧乏でも、苦手科目があっても、万遍なく出来るタイプでも、それぞれ自分に合った入試の仕組みを使って大学に行けることは、ありがたいことだと思いませんか?

    なお、EDUにはある程度経済的に恵まれた方が多いように思います。
    ところが、中学受験をして大学受験を有利にする、という方向性ばかりに目が行っているように思われます。
    これはうまくマッチしていません。
    経済的に余裕がある家の子供が大学受験を有利にしたいのであれば、アメリカ型(学力重視ではなく、総合力重視)の受験システムの方がはるかに楽です。
    現実的に、アメリカではそうなっています。

    日本の一般入試がある制度は、何だかんだいって公平です。
    ただし、EDUにいるような子供の教育にお金をかけられる人には向きません。
    東大生の保護者年収のグラフを見ると、どの収入帯でも同じように合格していることがわかります。
    つまり、お金ではトップ大学には入れないのです。

    東大の学生を見ているとわかりますが、お金をかけてもかけなくても合格しているような子が多いですよ。

  4. 【6984139】 投稿者: 試験だけなら  (ID:rB1VqcyVTR.) 投稿日時:2022年 10月 28日 14:03

    課題は今の公平性を維持したまま、いかに時代に対応した入試制度にしていくかですよ。私大を含め大学進学希望者全員に5教科7科目の共通テストを課すだけでも変わると思います。別途私大の経営に手を入れる必要はありますが。

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