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投稿者: あさ (ID:WIWSWHbPvwY) 投稿日時:2010年 10月 22日 09:26
6年息子がおります。
桐朋の自由で子供をのびのび成長させてくれそうな校風、交通の便などからずっと第一志望と考え勉強してきました。
しかしどうしてもこの偏差値下落、また桐朋らしいといえばそうかもしれないけれど、他校と比べての説明会でのアピールべた、などから果たして第一志望として正しい選択なのか揺らいできているのが正直なところのためご意見をいただけたらと思います。
先日の合不合2回目でも息子の偏差値はさほど変わらないのに、桐朋の受験者レベルが落ちているのか、合格%は上昇。うれしいのやらますます不安やら。
息子は桐朋も気に入って数年前から文化祭も満喫したりしておりましたが、今年になり他校(偏差値60程度)の文化祭に行き心を奪われています。
そちらの説明会にも伺いましたが、先生方の教育への熱意が残念なことに桐朋より上回って感じられました。
ただ合格はもちろん桐朋より難しいし、今まで目指してきた思いもあり、本当に心が決まりません。こんな時期になってお恥ずかしいのですが。
同じようなお気持ちの方、また桐朋の魅力を教えていただける方、ご意見を頂戴いただけると幸いです。よろしくお願い致します。
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【2792245】 投稿者: PEN2 (ID:pN1Dlz09Rr2) 投稿日時:2012年 12月 15日 13:24
個人塾の経営者です。
偏差値が下がったから進学実績も悪化すると繰り返し書き込んでいる人がいますが、
受験生の保護者は気にしないほうがいいですよ。桐朋の場合はあまり関係ないんです。
2000年から2003年までも今と同じくらいの偏差値でしたが、
6年後の進学実績はどの年もたいして変わりません。
むしろ偏差値が下がったならお買い得とも言えます。
御三家クラスの学校の合格者数を増やそうとする大手塾にとっては、
受験日が2月1日しかない桐朋は併願校になりにくいので関心が低いかもしれませんが、
私のところでは保護者に桐朋を勧めていますよ。
ギャンブルを避けて上位校への確実な合格を目指す偏差値55から60くらいの受験生にとっては、
狙い目です(校風とかは別にして)。
少しでも偏差値の高い学校に入学したら、それで息子の難関大学合格の可能性が高まることは、
ありません。
年度 東大 東京一工 6年前の四谷大塚
(現役) 国公立医 結果偏差値
2006年 32人(17人) 94人← 57(2000年)
2007年 24人(13人) 64人← 57(2001年)
2008年 32人(14人) 87人← 58(2002年)
2009年 22人(13人) 75人← 58(2003年)現大4
2010年 21人(12人) 71人← 59(2004年)現大3
2011年 32人(23人) 84人← 63(2005年)現大2
2012年 25人(17人) 90人← 61(2006年)現大1
2013年 ?人( ?人) ?人← 61(2007年)現高3
2014年 ?人( ?人) ?人← 60(2008年)現高2
2015年 ?人( ?人) ?人← 60(2009年)現高1
2016年 ?人( ?人) ?人← 57(2010年)現中3
2017年 ?人( ?人) ?人← 57(2011年)現中2
2018年 ?人( ?人) ?人← 57(2012年)現中1 -
【2792324】 投稿者: 偏差値の違い (ID:nQ6ul9qKWuY) 投稿日時:2012年 12月 15日 15:09
四谷合不合の偏差値は、2000年代の中学受験の大衆化と
最近のSAPIX上位生の受験率低下により、近年高く出る傾向にあります。
2012年の偏差値57は、2001年のレベルでは54になります。
桐朋は、実質的に偏差値3低下したと見るべきです。
東大合格者は、現中学世代から減っていくと思われます。
進学校を選ぶ目的の1つである、優秀な仲間と切磋琢磨したい。
という点を重視するのであれば、よく考える必要があるでしょう。
四谷大塚 合不合偏差値(2/1校 抜粋)
2001年 2012年
開成 70 72 +2
麻布 66 66 +0
駒場東邦 64 67 +3
武蔵 61 63 +2
早稲田 59 64 +5
海城 58 63 +5
桐朋 57 57 +0
渋谷教育渋谷 56 62 +6
芝 55 59 +4
攻玉社 53 57 +4
平均 60 63 +3 -
【2792381】 投稿者: PEN2 (ID:pN1Dlz09Rr2) 投稿日時:2012年 12月 15日 16:20
>四谷合不合の偏差値は、2000年代の中学受験の大衆化と
>最近のSAPIX上位生の受験率低下により、近年高く出る傾向にあります。
>2012年の偏差値57は、2001年のレベルでは54になります。
>桐朋は、実質的に偏差値3低下したと見るべきです。
これを断言するには推定の方法があまりに稚拙です。
サピックスの上位層の受験は減っているでしょうが、
中学受験はブームで大衆化したあと、現在は不況で明らかに逆行しています。
プラス・マイナスがゼロで、四谷大塚の母集団のレベルはあまり変化ないというのが、
私の実感です。
他の上位校の偏差値が平均3ポイント上昇しているというのは、
人気の偏りで上位校と下位校の格差が拡大しているためで、
四谷大塚の母集団のレベルとはあまり関係ない気がします。 -
【2792462】 投稿者: 偏差値の違い (ID:nQ6ul9qKWuY) 投稿日時:2012年 12月 15日 18:12
SAPIX上位生の受験率低下は2011年に起きています。
この年、四谷合不合の難関校志望者が激減したのは、よく知られるところです。
第2回合不合 志望者数 前年比(2010年 → 2011年)
開成 66% 麻布 64% 駒場東邦 46% 武蔵 78%
桜蔭 56% 女子学院 58% フェリス 75% 雙葉 49%
その結果、母集団レベルが低下し、上位校の結果偏差値が1年で2上がっています。
また、この年に偏差値が上昇しなかった桐朋の合格者の学力は下がっていると思われます。
2010年 2011年
開成 69 72 +3
麻布 65 68 +3
駒場東邦 63 66 +3
武蔵 63 63 +0
早稲田 62 64 +2
海城 60 62 +2
渋谷教育渋谷 59 62 +3
芝 57 58 +1
桐朋 57 57 +0
攻玉社 55 58 +3
平均 61 63 +2
また、不況で2011年より中学受験者が減っていいるというのは事実ですが、
2001年と2012年を比較すると大幅に増えています。(12.9⇒17.2 4.3%増)
2010年と2012年の比較では減少していますが、率的には大きくありません。(17.8⇒17.2 0.6%減)
つまり、2001年のころと比べると、2012年現在でも中学受験は大衆化が進んだ状態と言えます。
首都圏中学受験率
年度 受験率
2001 12.9
2002 13.3
2003 14.0
2004 14.7
2005 15.4
2006 16.0
2007 16.9
2008 17.7
2009 17.8
2010 17.8
2011 17.6
2012 17.2 -
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【2793026】 投稿者: 3階 (ID:2AQjJY63QFg) 投稿日時:2012年 12月 16日 11:26
どちらも一理ありますが、偏差値を時系列で比較するには、
TOEICのように一定の同じ問題を出題するなどしなければ無理でしょう。
あまり意味のない議論です。 -
【2795877】 投稿者: 過去の合格力判定SO推移 (ID:kRQvvIk5B8I) 投稿日時:2012年 12月 19日 11:30
入試年 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72 74 <-偏差値
2012 --- --0 --- --0 -20 -20 --0 -70 -90 100 100 100 100 --- 100 --- --- --- --- --- --- --- ---
2011 --- --0 --- --0 --0 -50 -30 -60 100 -90 -80 100 100 100 --- --- --- --- --- --- --- --- ---
2010 --0 --- --0 --- --0 -30 -50 --0 -90 -60 100 100 100 100 100 100 100 --- --- --- --- --- ---
2009 --- --- --- --0 --- --- -30 --0 -30 -40 -60 -90 100 100 100 --- --- --- --- --- --- --- ---
2008 --0 --- --- --- --0 --0 -20 -30 -50 -60 -30 -50 100 100 100 100 --- 100 --- --- --- --- --- -
【2818268】 投稿者: 早実OBの日野市民 (ID:YoC.N9GWytM) 投稿日時:2013年 01月 13日 22:11
今回息子が桐朋受験予定の父親です。
入口偏差値、出口偏差値、大学受験結果に、皆さんホントにこだわりますねぇ。
でも、世界と伍して戦わないといけない今の時代、面倒見の良いお得な学校で、
「あれしろ」「これしろ」「これ覚えろ」で育てられ、首尾よく難関校に合格した
人間が、将来世に出た時、自分で課題を見つけ、周囲を巻き込み、組織を引っ張り、
解決できる様な人材に育つとは、私は到底思えませんでした。
桐朋は恐らく、入口偏差値、出口偏差値、大学受験結果等の価値観に重きを持つ
人々には、全くお得でない学校なのでしょう。そのため、桐朋の凋落を声高に
唱える一方で、そうした凋落を揶揄する声にはびくともしない一群の反論に、
彼らは色をなし再反論という図式を感じます。そもそも、何が大事かという
価値観が違うのだから、いつまでたっても議論は収束しませんよね。
息子に今後6年間、どういった教育環境を用意すべきかを考え、この2-3年
ほど調査してきましたが、調教的なお得な学校よりも、例え遠回りであっても、
問題を考えさせ続ける様な環境こそ、6年後ではなく、10年以上後に役に立つと
思い、桐朋受験を決めた次第です。アンチ桐朋の方からは、6年後ではなく7年後
でしょ?という声が聞こえてきそうですが(笑)。
世の中で言う就職人気企業ランキングの栄枯盛衰、大企業の事業分割・買収吸収
などを考えますと、一つの会社に入社して一生が決まる時代ではないわけで、
10年後2023年以降を見据えた時、受験力ではなく、課題探究力こそ是非とも
身につけてほしいと思いました。
出来るならば、息子がそうした価値観を共有する家庭の御子息と、4月以降、
6年間(7年間?)切磋琢磨出来る様になる事を願うばかりです...。 -
【2819668】 投稿者: おでん (ID:7viTwBkq..6) 投稿日時:2013年 01月 15日 01:24
2度目の中学受験です。
長女の中学受験から7年、当時との偏差値分布の変動に随分驚いたものです。
長男には文武両道と環境・先取り授業の少なさで(息子はのんびり屋)桐朋を考えておりましたが、男子の偏差値60超えの受験の厳しさを目の当たりにした経験上憂いておりました。
が、ネガティブな噂とともに偏差値がジリジリ下降。
第1志望の我が家には願ってもないチャンスとなりました!
女子に比べ男子(特に親)は偏差値に敏感な方がとても多いです。
少しでも上を目指そうとするのは素晴らしいことですが、当然ながら偏差値は毎年変動します。
少々の偏差値の上下にこだわって学校を選んでも大学受験の結果に大きな違いが出るとは思いません。
でも学校生活は選ぶ学校で大きく違ってまいります。
私学のカラーは本当に多様ですし、部活動の内容も大差があります。
大学進学実績も実際の内情は様々。
長女は女子校でしたが、国立合格圏の学力がありながらあっさり推薦で決めてしまう子、家族が早稲田ファミリー等の理由で私学しか受けない子、本当にいろいろなお子さんがいて面白かったです。
でも週刊誌等では東大合格率で勝手にランキングされて残念な学校に書かれています。(笑)
この時期ですからスレ主様は既にお考えが決まり、志望校合格に向け邁進していることと存じます。
あと少しで本番ですね。
お互い良いスタートがきれる素晴らしい春を迎えられますように・・。