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投稿者: 春風 (ID:0DJQ2U7cOn6) 投稿日時:2011年 05月 15日 14:50
保護者です。
お手持ちのガイガーカウンターなどで、校庭の放射線量を測定されてみた保護者の方、学校関係者の方はいらっしゃいませんか?
小学生ほど地べたにはいつくばって遊びや運動はしないでしょうが、運動部の方は土煙のなか 毎日練習に励んでいることと思います。
スピーディを用いた汚染予想マップが作られ、都内・神奈川などでも、小中学校の校庭の放射線量が思ったより高いことが報告されはじめているようです。
http://onihutari.blog60[削除しました].com/[削除しました]-49.html
コンクリートの上の放射能は流れて行ってくれますが、土・緑の上に降り積もった放射能は浸透するまでに時間がかかり、より低いところは高濃度になる傾向もあるようです。
近隣の公園も含め、広い校庭、豊かな緑に囲まれ、自然環境にめぐまれているなと日ごろから感じていましたが、その校庭が少しだけ心配です。
国や学校はなかなか動いてくれないでしょうから、お仕事などでお手持ちのガイガーカウンターをお持ちの方で、学校を訪問されることがある方は、測定してみていただけないかしら?私も購入しようと思っていたのですが、時期を逃してしまい、購入したい機種と値段から見て、入手できるのがかなり先にいってからになってしまいました。
皆さんの不安を募らせるために投稿したわけではありません。都内はどこも或る程度の汚染はあるだろうとは思います。でも、データがあったほうが、より安心してこどもたちも部活ができますよね。
あと、中1、高1の田植えは例年通り行われるのかしら? 生物関係の先生はじめ、どなたか、土などの放射線量の測定はされているのでは?と思うのですが、どうなのでしょうね?
皆さん、まったく 気になりませんか?
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【2132023】 投稿者: 放射線科医 (ID:/lqEKvIXBtA) 投稿日時:2011年 05月 18日 10:27
あはは、確かに。
福島で言われている20mSvはCT2-3回分ですから、
それを一年間に浴びて
(同じ線量なら時間を長くした方が効果は低くなる)
5年後10年後に何か起こると思っている放射線科医はいません。
赤ちゃんの頃、散々CTを撮った子供たちが立派に大きくなっているのを見ていますから。
ましてや都内の線量で何か起こるとは、殆どの医者は思ってないと思います。 -
【2132406】 投稿者: 放射線科医さま (ID:KxnWzxDkSvQ) 投稿日時:2011年 05月 18日 16:45
CTやレントゲンなどは複数回受けても外部被曝ですので影響は小さいでしょうが、
ここで問題にしているのは汚染の食物やチリなど口や鼻から体内部に取り込んで
しまう内部被曝の方です。
よく短時間の外部被曝と体の中に取り込む内部被曝を比較している図などを見かけますが
あまり意味がないのではないでしょうか?
一旦身体の中に取り込んだ放射性物質は体外に排泄されるものもあると思いますが、体に
留まればそこで放射線をず~っと発し続けるわけです(ヨウ素は甲状腺に、セシウムは
カリウムに似ているので筋肉その他に、ストロンチウムは骨に主に留まるそうですね)。
外部被曝とはここのところが決定的に違いますよね。
知らず知らずのうちに継続的に放射性物質を取り込むようなことがあれば体の内部で放射線を
出し続けるわけですからDNAを傷つけて細胞が癌化する確率を皆さんは心配し、最小限に
抑えたいと思っていらっしゃるわけです。
もちろん首都圏であれば普通に生活していても危険性は低レベルかも知れませんが、若い人達は
新陳代謝も盛んですし、無自覚に過ごすのではなく、できるだけ意識的に、より安全な食べ物や
生活面での工夫をして子どもたちの累積放射線量を最小限にして守りたいと思っているのです。
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【2132418】 投稿者: 放射線科医 (ID:/lqEKvIXBtA) 投稿日時:2011年 05月 18日 16:59
PETや核医学検査は放射線物質を注射しますから内部被曝です。
お子さんにもさんざんやっています。
ヨウ素は半減期8日ですから、もう問題ないでしょう。
日本はチェルノブイリのように牛乳は飲ませませんでしたし、
福島で小児の甲状腺の内部被ばく検査もしていたので、
甲状腺癌は増えないでしょう。」
でも今後の調査は必要です→こういうことを国はちゃんとするべき。
セシウムも生物学的半減期は110日です。
筋肉に貯まるとされていますが、代謝されて出て行きます。
チェルノブイリでは小児の甲状腺癌以外の癌の有意な増加は見られていません。
一番心配なのは福島原発で働いている若年者で、
この人たちはしっかり内被曝も含めて調べるべきと思っています。
そういうことをしっかり調べない国や東電にはちょっと頭に来ますが、
少なくとも首都圏で被曝のことを心配しているのは医者にはいないと思っています。
と言うか、きっともう少ししたら、
「被曝線量測りますよ~」という医療関係者が出てくるだろうなと思っています。
ホールボディカウンターは高いから、ガイガーカウンターでちょろっと測って、
血液検査して、甲状腺のエコーして「大丈夫ですよ~」でぼろ儲けする人、出てきそうだなぁ。
くれぐれもそう言う人に引っ掛からないようにしてくださいませ。 -
【2132477】 投稿者: 放射線科医さま (ID:KxnWzxDkSvQ) 投稿日時:2011年 05月 18日 18:08
>PETや核医学検査は放射線物質を注射しますから内部被曝です。
PETのことも核医学検査のことも何も知りませんし、私自身理系でもないただの主婦ですが、
医療で使われるものは体への影響が少ないものが使われているのではないでしょうか?
例えばバリウムなどは身体の構成要素で似ているものが何もないのですべて体外に排出
されるわけですよね(もちろん医療でのバリウムは放射性バリウムではありませんが)。
でも万一毒性の強いプルトニウムでさえ体内に入っても同様な理由で体外に完全に排出されるため
大きな心配はないとも聞きます。
(ヨウ素に関しては海草を多く摂る日本人は日頃から安定ヨウ素を取り込んでいるので
もともと心配は少ないとも言われているようですが)。
返信の必要は特にありません。 -
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【2133179】 投稿者: 放射線科医さま (ID:GvgAuCfN9DQ) 投稿日時:2011年 05月 19日 08:42
PETなどで使う放射性物質はどれも半減期が短いようですが
これとストロンチウムやプルトニウムの内部被爆を同じように考えてもいいのでしょうか? -
【2133445】 投稿者: 残念 (ID:J3fKOzj8Wew) 投稿日時:2011年 05月 19日 12:01
>赤ちゃんの頃、散々CTを撮った子供たちが立派に大きくなっているのを見ていますから。
こういう体験談は統計でもなんでもありません。
大変残念なご発言です。
医療行為と今回の被曝を比較すること自体、間違っています。
被曝には「しきい値」は無く、低線量の被曝であっても発ガンリスクの向上があると
報告されています。
○国際基準で許容されている上限値(5年間で100ミリシーベルト)まで被曝した場合、
がんによる死亡率が約10%増加する
国際がん研究機関による報告(「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に掲載)
http://www[削除しました]ic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
子供達は放射線による外部被曝だけでなく、
呼吸をし、水や牛乳を飲み、野菜も魚も食べます。
すべてにリスクがあり被曝量は「足し算」されます。
各人が必死で子供を守らなければならない状況になっています。 -
【2133739】 投稿者: チャイブ (ID:KxnWzxDkSvQ) 投稿日時:2011年 05月 19日 16:28
残念さん、コメントありがとうございます。
その上の方が私と同じHNになっていましたので、あらためて「放射線科医さま」から「チャイブ」に
変えさせていただきました。
原発の問題は正に現在進行形。調査して10年後20年後に出てくる検証結果を待っていては遅すぎます。
「身近な事柄から世界を考える」というスタンスで、マイナスの事柄にも目を背けず、できることをやって
いこうとしている一般人は結構多いのではないかと思います。
次世代を担う若い人たちには思考停止に陥らず、ミクロからマクロへ、マクロからミクロへと思考を自由に
行き来させながら成長していって欲しいですね。
ところで、少し話題がずれてしまいますが、先日TVで日本の研究機関がサハラ砂漠で大規模な
太陽光発電基地をつくるという計画が出てました。太陽光パネルのシリコンを、ふんだんにある
砂(主成分は二酸化ケイ素)から低コストで作り出す技術を開発中だそうです。
そういえば、何号館か忘れましたが筑駒校舎にも太陽光パネルが載っている写真で見たことがあります。
(今は曇りでも発電できるくらい進歩していますが筑駒のは一世代くらい古いタイプでしょうか?)
日本では障壁の多い風力発電も世界的には原子力の半分の電気出力まで成長し今も増え続けているそう
ですし、日本でも省エネ技術も進みつつあるので(電化製品やほとんど冷暖房が必要でない住宅etc.),
過渡期は大変かも知れませんが、今後の若い人たちの進むべき方向に期待したいです。健康には充分気を
つけながら。
我々大人も子孫に負の遺産を押しつけ続けない努力をしていきたいですね。
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【2133779】 投稿者: ムズカシ(>_<) (ID:jq4kd39z51c) 投稿日時:2011年 05月 19日 17:07
残念 さま
下記URLに同様の記述がありますが、まず冒頭の報告には「5年間で100ミリシーベルトの被曝で癌になるリスクが1%」とあります。
それに次いで、仰るところの「がんによる死亡率が約10%増加」とあります。
1%が癌になり、その方々の死亡率が10%増加という理解で良いのでしょうか?
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=216
また、以下の記述の「被曝にはしきい値は無く」が後段に対しどういう意味を持つのか良く分かりません。ご説明願えれば助かります。
>>>被曝には「しきい値」は無く、低線量の被曝であっても発ガンリスクの向上があると
報告されています。
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