サピックスは本当に良い塾なのか？｜掲示板スレッド

集まってくる生徒のコミュニティーを組み分けテストで上手く盛り上げている感じですかね。

↑ちょっと違います。

「アルワンで机並べるよね」とか「みんなで開成行くぞ、おー」みたいな。

↑他人に興味ないので違うような。

東大卒の囲碁棋士の石倉昇が、「開成に入ったら、サークルのノリで東大目指すから楽でした。囲碁のプロ試験は孤独でした。」と答えています。その理屈ならサピックスは楽で他塾は孤独なんでしょうね。

↑うちは違います、孤独です。それで良いのです。

しかし、最初から一番だったわけでなく、日能研とか四谷を逆転理由にはならないと思います。

↑生徒の質とテキスト

生徒の質とテキストが鍵なのですね。
それは日能研とか四谷を逆転した理由にはならないんですよ。
もともと、好成績の生徒が集中していた訳はないからです。
解説少なめのテキストはそれだけではマイナスに働く筈。授業が超絶上手くて初めて、「テキストに不足していることを聞き逃さないぞ！」という集中力につながる。テキストと授業が車の両輪になるとかなら分かるのですが。サピックステキストの行間読む力があれば、冗長なテキストを流して読む力も持っている筈。
親が論理的でなくても子の成績を伸ばしてくれることが分かり、凄い塾だなーとサピックスさんに敬意を持ちました。

サピックスは親の負担が大きいとも言われます。
逆の見方をすれば、塾が親を巻き込んでいるわけです。
最終的には総力戦なので。この差が大きいと思います。

専業主婦が沢山存在した３０年前であれば、大量のプリント整理を親がやるような巻き込みシステムは流行ったと思うのです。
例えば、杉並とか横浜の意識高い系に支持されている生活クラブですが、昔は会員同士が配達する共同配送が主流でした。これは専業主婦に社会貢献の気分＝満足感を与える仕組みだったのです。しかし、専業主婦が少ない今は戸別配送が増えています。
プリント整理させる巻き込みシステムも、専業主婦に達成感＝満足感を与えるのには使えるのですが、今はその数が少ない。サピックス勝利の秘密は迷宮入りしそうです。

敢えて自習室をつくらない→家庭で学習する習慣をつける(親御さんの責任と負担で)とかね。

自習室なく、合計の授業時間が短いのも家庭学習を目当てにしているような。
低コストですよね。
合格実績が客を呼ぶし、経営者としては優秀過ぎます。

サピはコストを削減できる。
サピ親は結果さえ出せれば自身の負担は厭わない。
確かに相思相愛の最強(最狂)コンビですね｡

サピックスの勝利の要因まとめると
１、授業時間の短さとシンプルなテキスト
サピックス外のサポート比率が高くなり、生徒にカスタマイズした学習ができる。コベツバとかいうサピックスのオンライン補講があってビックリしましたよ。任天堂スイッチとかプレステ用にソフトを提供するゲームメーカーみたいな。
この観点では真裏が日能研。授業長く、丁寧なテキストが、日能研以外のサポートを薄くしている。
２、浸透するカースト
意識高い系の都心６区では、小学校にサピックスの組み分けによるカーストが発生する。はい上がるために、サピックス外でのサポートが厚くなる。

こんな感じですかね。「違います」だけ言うレスは要りません。