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【1200021】効果的な見直しの方法教えて下さい

投稿者: 困った母   (ID:BrUHUiJC5dU) 投稿日時:2009年 02月 23日 12:04

わが子は字が汚く、性格も大雑把なためかケアレスミスが非常に多いです。
ミスの内容は主に・問題読み飛ばし、・転記間違い、・計算ミスの3点で、
家庭でも口酸っぱくこの3点について気をつけるように言い聞かせていますが
一向に直る気配がなく、母はほとほと困っております。
(テストでも毎回上記3点のミスで20点くらい落としてきます)
今朝も計算問題10問中1問間違っており、その旨だけ指摘し、自分で間違えた問題を探させましたが、
何度見直しても明らかな数字の転記ミスに全く気付きませんでした(とほほ)
見直ししても気付かないなんて、粗忽にもほどがありお恥ずかしい限りですが、
もしかして正しい見直しができていないのでは、とも思い、こちらで質問させていただくことにしました。
効果的な見直し方法、ぜひご教示ください。
よろしくお願い致します。

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  1. 【1215713】 投稿者: ぶたまん  (ID:5bxuL6UFUXA) 投稿日時:2009年 03月 07日 02:16

    スレ主さま、少しはお役に立てた様でよかったです。結果としては1つのポカミスでも、原因は複合しており1つ1つほぐしていくことが大切かなぁというのが実感です。まれに息子が自分で気が付くこともあるのですが、そうも行かない場合が多くて。
    で、ポカミス撲滅対策の続きなのですが、こちらもご参考になりましたら幸いです。
     
    ◆筆算はリズミカルに。
    筆算に関しては、筆算した内容と結果に間違いが無ければ特に何も言ってこなかったのですが、あることをきっかけにして、我々にとってはとても重要なことに気づかされました。あることとは「小数の割り算」の筆算を習った時です。
    小数の割り算を筆算で行なう時は、どこかのタイミングで小数点をずらす作業が発生しますが、我が息子はそのタイミングが問題によってバラバラでした。何かの計算のついでに思い出したかの様にずらしたり、解き終わってから付けたりしていたのです。更に答えにつけるべき小数点も、計算の途中で付けたり解き終わってから付けたり。付け忘れることもありました。
    このことをきっかけとして、足し算から順番に、彼が筆算をしている様子を見てみました。すると、足し算や引き算は鉛筆の動きがリズミカルだったのですが、
    掛け算と割り算で動きがぎこちなくなることが分かりました。更に小数点を含んだ掛け算と割り算が顕著でした。
    どういうことかと言うと、例えば掛け算の筆算の場合は、右側から左へ、そして下段に移ってまた右側から左へ、という流れで計算を進めていくと思いますが、問題の数字によっては、左側から右へ書いている場合がありました。つまり、筆算のやり方が問題によって微妙に変わっていたのです。その影響で計算ミスをしている場合がありました。
    そこで、筆算のやり方を統一させました。特に小数を含む筆算の場合は、式の小数点をずらすタイミングや、答えに小数点を付けるタイミングをどの問題でも同じにしました。最初はイライラしながらやっていた息子だったのですが、何問か解いている内に慣れてきた様で、日が経つにつれて、どの様な問題でも動きがリズミカルになってきました。
     
    よく、計算ミスをなくすには、たくさんの問題を解くとか、計算力をつけるというお話が出ると思います。それはその通りだと思っているのですが、なぜそうなのか私の中で納得する理由を探していました。今回の件を通して、息子に関してはその理由が分かった様な気がしました。たくさんの問題を解く効果とは、「どんな数字が来ても、同じ方法でリズミカルに解く、すなわち手順を統一する」ということなのかな?と思う様になりました。たくさんの問題を解くこと自体が重要なのではなく、どんな問題でも同じ手順で解ける様になることが重要なのかなというのが我々の結論です。これは我々が息子を見て思ったことであり、他の方はそうではない場合もあると思っています。
     
    あまり参考にならなかったかも。。。<(__)>

  2. 【1215861】 投稿者: 困った母  (ID:BrUHUiJC5dU) 投稿日時:2009年 03月 07日 09:27

    ぶたまん様


    早速レス下さりありがとうございます。
    夜中に書き込んで下さったのですね・・申し訳ないです。ありがとうございます。


    計算のリズムとはどのようなものだろう・・といろいろ思いめぐらせておりましたが、
    ぶたまん様の書き込みを読んでなるほどなぁ~と納得いたしました。
    確かに、大ざっぱの代名詞のようなわが子も、小数点を打つタイミングなどは一定していません。
    そして、そういうところこそ本当によく間違えます(涙)
    きちんとしたリズムを作ってしまえばきっとそうそうは間違えなくなりますね
    (少なくとも小数点の打ち間違いなどは)


    それにしても、ぶたまん様は大変よくお子さんの癖を分析なさっていて、本当に感服いたします。
    しかもお子さんにもとても冷静に対応されているようにもお見受けいたします。
    素晴らしいことですね。(私はなかなかそうなれません・・)



    >よく、計算ミスをなくすには、たくさんの問題を解くとか、計算力をつけるというお話が出ると思います。
    >それはその通りだと思っているのですが、なぜそうなのか私の中で納得する理由を探していました。


    私も全く同じことを感じておりました。
    それで、計算練習はもちろん大切だけれど、わが子のようなタイプにはただたくさんさせるだけでは意味がないのでは、
    むしろ見直しの精度を上げる方が大切なのでは、と考え、このようなスレを立てさせて頂いた次第です。


    けれど、ぶたまん様をはじめ皆様にいただいたレスを読んで、その前にやることがたくさんあると気付かされました。
    そして、それは親の大切な仕事であるのだな・・ということも。
    わが身を反省するとともに、貴重なアドバイスをたくさんいただいたことを本当に感謝しています。


    ぶたまん様、たいへん参考になるレスを本当にありがとうございます。
    お仕事があり、お忙しい事と思いますが、可能であればぜひ続きも書き込んで下さいね。気長にお待ちしております。

  3. 【1217273】 投稿者: ぶたまん  (ID:5bxuL6UFUXA) 投稿日時:2009年 03月 08日 14:27

    スレ主さま
     
    >そして、それは親の大切な仕事であるのだな・・ということも。
     
    私もそう思います。ポカミスをする原因は子供によって違いますので、親がきちんと把握することが大切と思います。
    よくビジネス本とかで書かれていますが、業務の改善を行なう時の基本的な手順としては、
     
     ・現状把握 → あるべき姿を描く → 改善策を立てる(落とし所を見つける)
     
    で進めていきます。子供のポカミス対策も同じことが言えると思っています。つまり、子供の「現状把握」をきちんとしておかないと、どの改善策が効くのか分からないと思います。たくさん計算をするとか、見直しをするとかは、改善策ですので、現状把握できていない状態で行なっても、効果があるのか分からないのではないかと思います。あくまで私がそう思っているだけですが・・・
     
     さてさて、前回の続きです。。。 実はここからは一般的に色々な所で言われていることになりますので、書くほどのものではないのですが、ポカミス撲滅の一環になります。
     
    ◆式を効率化してから筆算をする
    低学年の段階で、ある程度は式の効率化を習っていましたが、実際の問題を解く上で効率化の重要性はあまり息子に伝えていませんでした。なので、息子の感覚では、「その方が早く解ける場合もある」くらいにしか思っておらず、「同じ位の時間でできて、解答が合っているならやんなくてもいいでしょ?」といった状態でした。
    その認識を変えてもらう時が来ました。それは「弧の面積」でした。
    ドーナツ状のものを弧の形に切り取った形(バームクーヘン1人前みたいな感じ)の面積を求める際、彼は外側の弧の面積をまず出して、それから内側の面積を引くという方法をとっていました。
    例えば、外側の弧の半径が12cmで内側が6cm、内角が50度だとすると、彼の手順は
     1)12*12*3.14*50/360 を筆算
     2)6*6*3.14*50/360 を筆算
     3) 1)-2)を筆算
    を行なっていました。そして、多くの筆算を行なっている最中にポカミスをやらかしていました。そこで、筆算する前に式を効率化して
      3.14*50/360*(12*12-6*6)
    にする方が、筆算の数が少なくなることを伝えました。そして、筆算の数が少なくなることで間違う確率が減るということを認識してもらいました。あとは、「小数点を含む筆算はできるだけ後回しにする」ことも伝えました。小数点を含む計算の結果は小数点を含むことが多く(特に面積は)、前半から小数点を含んだ計算を始めてしまうと、最後まで小数点が付きまとうため、ポカミスの確率が増えます。なので、我が家では「3.14を掛けるのは最後の最後」というルールにしています。
     
    まだ効率化は続くのですが、長くなりましたので一旦しめます~。
    ご参考になれば幸いです。

  4. 【1218246】 投稿者: 困った母  (ID:BrUHUiJC5dU) 投稿日時:2009年 03月 09日 09:33

    ぶたまん様

    引き続きお返事ありがとうございます。
    お忙しい中、本当に申し訳ありません。


    >子供の「現状把握」をきちんとしておかないと、どの改善策が効くのか分からないと思います。
    >たくさん計算をするとか、見直しをするとかは、改善策ですので、現状把握できていない状態で行なっても、
    >効果があるのか分からないのではないかと思います。


    本当に、その通りですね。
    私もこの週末から子供の前で計算を解くのを眺めてみました。
    そうしたら今朝も759-104=605と・・・。
    なぜこういう間違いをするのか、本人もさっぱりわからないようです。
    (もちろん私にもさっぱりわかりません;;)
    2度解きすればきちんと正解は出ますが、見直しでは見つけられません。
    親子で途方に暮れてしまいました・・ダメですね・・。


    さて、具体的な効率化の方法のご教示ありがとうございます。
    計算の工夫は我が家でも大切だな、と思っており、まさに今強化しているところです。
    ともすれば計算を機械的にこなしがちの子供なので、どんな場合も前からやっていくところがあり、
    見ていて無駄も多いと感じます。
    ぶたまん様が例に上げて下さった弧の計算などはまさに工夫すべき事例ですよね。
    我が家でも、あまりにもミスが多いため、計算する機会をいかに減らすかに腐心しております。
    最近は平方数や3.14九九を暗記し、少しでも計算が省けるように工夫もしております。
    ぶたまん様のレスを読んで、やはりその考えは大切だったと安堵しております。
    ですが上記、中盤に書いたような本当に情けないミスが治らないのです・・
    これは単に気合いの問題なのでしょうか?
    もし同じような経験をお持ちの方がおられたなら、ぜひどのように改善されたかお伺いしたいです。


    ぶたまん様、いつも参考になるレスをありがとうございます。
    お時間のある時で結構ですので、ぜひまた続きをお聞かせ下さいね。

  5. 【1219254】 投稿者: ぶたまん  (ID:5bxuL6UFUXA) 投稿日時:2009年 03月 09日 23:12

    スレ主さま
     
    > そうしたら今朝も759-104=605と・・・。
     
    サンプルが1つなので、超強引な推測なのですが、もし私の息子が同じミスをしていたら、
    >◆計算が終わってから次の計算へ
    でおかしてしまうポカミスと似たタイプを疑います。
     
    上記の計算を筆算で解いたのか、暗算なのかちょっと分かりませんが、
    ◇筆算の場合
    1桁目の「9-4」の答えの「5」が頭の中に残っていて、2桁目の「5-0」を「5-5」にしてしまったことを疑います。
    ◇暗算の場合
    2桁目の「5-0」を計算する前に、1桁目の計算で10を借りてくるかどうかを確認するために、1桁目の「9-4」の式を見て、その答えの5が頭の中に残ってしまって「5-0」を「5-5」にしてしまったことを疑います。
     
    という感じで、無意識に1桁目の計算結果の「5」が頭に残ったために「759-154」としてしまったのではないかと疑います。
     
    本日はちょっと短くてすみません。。。

    なんかこのスレは最近我々しか書き込みしないので、交換日記してるみたいですね(笑)。

  6. 【1219986】 投稿者: 困った母  (ID:BrUHUiJC5dU) 投稿日時:2009年 03月 10日 14:29

    ぶたまん様


    度々のお返事ありがとうございます。


    >なんかこのスレは最近我々しか書き込みしないので、交換日記してるみたいですね(笑)。


    本当ですね(笑)
    こんなにいろいろ教えていただいて、本当ならお茶でもお食事でもお出ししたいくらいです。
    本当にありがとうございます。
    でも、このスレはとても有益なアドバイスがたくさんあり、(本当にありがたいです)
    ひそかに参考にされている方も多いのでは・・と感じております。


    ところで、この度の子供のミスについてですが、これは暗算で解いたものです。
    ただ、それは問題の一部の計算であったため、計算用紙にしており、
    ぶたまん様のような分析をしないままに捨ててしまいました(涙)
    しかしそういう時にこそ分析をしないといけないのですね。
    それにしてもぶたまん様の分析、素晴らしいです。私などはそんなところに全く考えが及びませんでした。


    >無意識に1桁目の計算結果の「5」が頭に残ったために「759-154」としてしまったのではないかと疑います。


    そのとおりかもしれません。
    わが子はまたすぐに同じようなミスをしでかすと思われますので(涙)、
    その時こそはきちんと分析したいと思います!
    でも、その通りだとしたら、この場合はやはり計算を先急いでるため、というのが一番の原因ですね。
    普段はタイムを計ってやらせていますが、今は速さを意識させない方がいいのかもしれませんね・・・


    いつも参考になるアドバイスありがとうございます。
    まずは分析!頑張ってみます。

  7. 【1220689】 投稿者: ぶたまん  (ID:9HdKylLMAao) 投稿日時:2009年 03月 11日 01:08

    スレ主さま
     
    >普段はタイムを計ってやらせていますが、今は速さを意識させない方がいいのかもしれませんね・・・
     
    息子が3年生位の時に、同じ様にタイムを計るのをやっていたのですが、結果的に大失敗でした。時間に余裕があるのに急いで解いてしまい、ポカミスのオンパレードでした。なので、まずはスピードよりもスタイル重視に切り替えました。野球で例えると、遅い球で自分の打つフォームを固めてから徐々に速い球にしていくことと、速い球をとにかく打ちながら徐々に自分のフォームを固めること、の違いでしょうか?(ちょっと違うかな?) 息子は前者のタイプでした。
     
     さて、息子へのポカミス撲滅の対策もこれでようやく一区切りです。

    ◆余白を効率的に使う
    テストでは問題の余白に計算式を書いたりしますが、息子の場合、足し算と引き算はそれなりの場所に筆算が収まるのですが、掛け算と割り算は時々とても窮屈そうな筆算となり、その影響で計算ミスをする場合がありました。原因は、掛け算と割り算の筆算の性質を把握していなかったためです。
    足し算や引き算は、数字の桁が増えてもそれほど筆算する領域は増えませんが、掛け算と割り算は領域が倍々に増えていきます。そのことを認識してもらい、掛け算の場合は左下方向に、割り算は右下方向に余裕を持たせて筆算することを伝えました。
     
    以上が、我が息子に施したポカミス対策になります。それぞれの対策は、全て息子に必要理由を説明して認識してもらいました。この「認識してもらう」のが大切ではないかと思います。
     
    さて、そしてようやくこのスレタイでもある「見直し方法」になる訳ですが、我々が持っている方法は高い効果があると思っているのですが、その反面劇薬だと思っており、積極的に息子には勧めていなかったものです。まぁ一般的に良く言われることなので、分かる方は分かると思いますが・・・。
    ちょっともったいぶる様で申し訳ありませんが、次回とさせて下さい。
    ご子息の計算ミスが少しでも減るといいですね!

  8. 【1221099】 投稿者: 困った母  (ID:BrUHUiJC5dU) 投稿日時:2009年 03月 11日 11:46

    ぶたまん様


    お返事ありがとうございます。
    またもや夜中にレスして下さったのですね、本当にありがとうございます。
    お仕事がありながらここまでお子様の分析をなさっている事、本当に感服してしまいます。
    経験に基づく貴重なアドバイスの数々、ただただ感謝するばかりです。


    さて、
    >同じ様にタイムを計るのをやっていたのですが、結果的に大失敗でした。
    >時間に余裕があるのに急いで解いてしまい、ポカミスのオンパレードでした。

      
    やはり時間を意識するとそうなってしまうのですね。
    わが家が時間を計り始めたのは、それまで計算を甘く見てか、やり渋ったり、
    やっていてもすぐに逃避し(やれのどが渇いたとお茶を飲み、なぜかトイレに行きたくなり・・;)
    たった10問の計算に20分以上もかけてやっていたからなのです。
    これがタイムを計るとなると一変し(あまりに単純でお恥ずかしいです;;)
    喜んでやるようになったのはいいのですが、ポカミスは以前に比べて激増。
    (以前も集中していたわけではないので結構ミスはありました・・)
    そんな経緯があったので、タイムを計らないは計らないで心配だったのです。
    ですが、新5年生になり、塾のテストも一年受け続け、
    さすがに自分では(あくまで自分の中では・笑)大好きで得意?なはずの算数で
    ここまで点数を落とすことにショックも感じている模様。
    そういう状況の今は、もしかしたらチャンスなのかもしれませんね。
    それは


    >それぞれの対策は、全て息子に必要理由を説明して認識してもらいました。
    >この「認識してもらう」のが大切ではないかと思います。


    私も本当にそう思うからなのです。
    どんなに素晴らしい分析も対処法も本人に自覚がなくやり過ごしていたら意味をなさないですものね。
    親も本当に疲れますし・・・;;。
    そういう意味では、やや凹み気味の今は良いチャンスかもしれません。
    しっかり認識してもらうためにも、まずは私の仕事(分析)を頑張りたいと思います。
    (今回の「余白の利用法」についても、うちも全くお子さまとそっくりだったので、今使い方の練習をしているところです。
    こういうのも、やっぱり指摘しないと気付かないものなのですね、こどもって。)


    それにしても・・・
    >そしてようやくこのスレタイでもある「見直し方法」になる訳ですが、
    >我々が持っている方法は高い効果があると思っているのですが、
    >その反面劇薬だと思っており、積極的に息子には勧めていなかったものです。
    >まぁ一般的に良く言われることなので、分かる方は分かると思いますが・


    劇薬でもある見直し方法って、一体・・??と、頭の中に?が渦巻いております。
    お忙しいぶたまん様にお願いするのはいつも気が引けるのですが(すみません)
    急ぎませんので、ぜひぜひ方法をご教示くださいませ。
    気長にお待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

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