- インターエデュPICKUP
- 最終更新:
投稿者: ママが教えたい (ID:lQsfUzMDs4o) 投稿日時:2008年 07月 18日 23:59
国語の勉強方を拝見して、子供はもとより親の教養まで上がるのでは?と感心しつつ拝読だけしておりました。
我が家は5年からの通塾で(現5年)、塾の勉強に慣れるまで算数中心の母フォローをおこなっていました。国語は重要な教科と認識しつつ、手一杯だったのです。
国語に対してのフォローは読書量の少ない娘の変わりに眠る前に名作等の読み聞かせ位でした。
漢字、四字熟語など少しフォローした時に(親なりの覚えるポイントや、例以外の意味)娘は理解が深まった様で、「国語もママと勉強したい」と言い出しました。
主語、述語の関係も
「文の中で一番短い二つの言葉を足して意味がつながったら、主語、述語なんだよ、何が、誰が、を表すのが主語、ヒロインだよ、その人達やその事が、どうした、どうなだ、なんだなどを表すのが述語だよ、まず述語からつかめたら主語がさがせるよ」→実際には方言であれこれ。
というような解説で教えました。
今日塾のテストで大半の部分はできていたのですが、主語がない文章なのに主語を選択などのミスがありました。
これに関しては教えることができるかな?と思うのですが次のような文の場合どのように解説したら良いか教えて下さい。
○クンは学級の誰より跳び箱を上手に5段飛ぶ。
娘は跳び箱・飛ぶと回答しました。
私の教えた何をどうする、どんなだには合っているような気がするので、親がドキマキ。
正解は○クンは・飛ぶです。
多分私もそのように回答したと思うのですが・・・
これは間違っているよと言い切ってしまっていいのでしょうか?
文の中で短い言葉の結びつきで意味をなす様に、と教えているのですが、何をより誰がを優先させるのか、母の記憶には頼れず、稚拙ながら教えて下さい。
現在のページ: 1 / 3
-
【984397】 投稿者: 小3の母 (ID:ZPU7ZJXKemY) 投稿日時:2008年 07月 19日 00:59
私なら、「主語=跳び箱、述語=飛ぶだと、跳び箱が飛ぶことになっちゃうよ。びゅーん。
ね、飛んでいるのは『だれ』?」
と言うと思います。すみません、相手がまだ小3なもので・・・。
主語−述語の関係ではなくても、修飾−被修飾の関係も二つの文節をつなげて意味が通じますよね。
ここをハッキリさせればお子さんも納得されるのでは。
つまり・・・
●「主語」はあくまで行為の主体であること。
●「跳び箱を−飛ぶ」も意味がつながるけれど、「跳び箱を」は「何を」飛ぶかを説明している修飾語であること。
を、お子さんがわかる言葉で説明なさってはいかがでしょうか。
もしも論点がずれていたらご容赦ください。 -
【984410】 投稿者: 主客逆転 (ID:FrI1Gk2cACE) 投稿日時:2008年 07月 19日 01:15
> これは間違っているよと言い切ってしまっていいのでしょうか?
間違っていると言い切っていいです。
主語とは述語の主体(スレ主さん流ではヒロイン)ですから、「誰それは(が)」、「何々は(が)」が必ず来ます。
英文法でいう「主語と(述語)動詞」の関係ですね。
応用編では、「○○も」、「○○さえ」が主語になったり、主語がない、述語がない、なんていうのもあります。
飛ぶ主体はあくまで「○クン」であって、「跳び箱」は客体です。
だって跳び箱が飛んだりしないでしょう。
もし、「5段の跳び箱が○クンによって飛ばれた。」という文なら、主語・述語は「跳び箱が・飛ばれた」です。 -
【984412】 投稿者: 解説するというより (ID:lj3UZKH8d4c) 投稿日時:2008年 07月 19日 01:17
ママが教えたい さんへ:
-------------------------------------------------------
> 次のような文の場合どのように解説したら良いか教えて下さい。
> ○クンは学級の誰より跳び箱を上手に5段飛ぶ。
> 娘は跳び箱・飛ぶと回答しました。
『述語は“跳ぶ”で合っているよ。
述語は動きを表現することば(動詞)だからこれでいいんだね。
ところで、跳ぶのは誰?誰が跳ぶの?』
“○クン”(主語)
『何を跳ぶの?』
“跳び箱”(目的語)
『主語の後に続く助詞は○○が、○○は、のように “が” “は” となっているから
それを手がかりにすると解り易いよ。この場合、跳び箱を跳んでいる○が主語だね。
最初に考えた“跳び箱”が主語だったら、その様子を想像すると笑っちゃうよね。
まるで跳び箱が生きていて何かを飛び越しているみたいだもんね。』
と、まぁこんなふうに、私なら子どもが自分で自分の答えをチェックし、
(あたかも本人が自分で確認しているかのようにもっていくのがミソ。)
何かヘン。。と気づかせてあげるようにもっていきますね。
間違いを指摘して正解を教えてしまうのは簡単ですが、それよりも、
合っているところを確認しつつ(←大事なポイント)
自分の誤りに自分で気づかせるほうが「なぁんだぁ。そっかー!」と納得するし、
心に残りやすいと思うのです。
そして余裕がありそうだったら(今度はわかった!という顔をしていたら)
「じゃあ、試しにこれやってみて。」と類似問題を与えてみます。
本当に理解していれば今度は最初から1回で正解にもっていけるでしょう。
「スゴイ!できるようになったじゃない!」と感動的に誉めてあげましょう。
それで本人が弱点を1つ克服できたという自信にも繋がります。 -
-
【984440】 投稿者: 象は鼻が長い (ID:7WJ7TaLJk62) 投稿日時:2008年 07月 19日 02:14
象は鼻が長い。
この文の主語は何でしょうか?
三上文法では双主文といいます。
主語が何かについては
国語学者でも学説が分かれることもありますので
低学年では、一つの目安とお考えになったほうが
よろしいかと。。。。
そもそも印欧語の文法を日本語に当てはまることに
無理があるのです。 -
【984444】 投稿者: お湯が沸いた (ID:7WJ7TaLJk62) 投稿日時:2008年 07月 19日 02:20
お湯が沸いた
鉛筆が折れた。
いずれもお湯や鉛筆を主語とすると
行為の主体者
とするには無理がありますね。 -
【984446】 投稿者: したがって (ID:7WJ7TaLJk62) 投稿日時:2008年 07月 19日 02:25
主客逆転 さんへ:
-------------------------------------------------------
> > これは間違っているよと言い切ってしまっていいのでしょうか?
>
> 間違っていると言い切っていいです。
上で説明したように間違ってるとは言い切れません。 -
【984530】 投稿者: 学説か定説か (ID:BzITRm2X6Y6) 投稿日時:2008年 07月 19日 09:22
国文法の諸説紛々については、高校でも上記のような、決して試験には出ないが、興味をそそる脱線授業を受けた記憶があります。
今となって思えば、大学ではこんなことを日々演習でやるんだと言うことを教えたかったようですが。
ところで、受験、少なくとも大学入試までは、明らかに説の分かれる部分については、出題されないと考えれば良いでしょう。
そもそも、文法を大問として出題するところがあるのかな?
小学生なので、基本的な概念の把握で十分です。
品詞分類(体言、用言は活用の種類と活用形)、主語、述語、(連用・連体)修飾語、被修飾語、ついでに連文節、呼応の副詞程度かな。
助詞では、例えば、所有格・主格・準体言の「の」の判別などの典型問題くらい。
助動詞は楽しいが、余り力を入れるほどでもないのかな。
ただし、中学に入学して、早い学校だと中2で古典文法をぐりぐりやり始め、徒然草程度の入門編の読解や品詞分解もやりはじめます。
ゆえに、中学入試の際に、一通りの口語文法をマスターしていても損はしません。