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【2454016】理科を得意にしたい!!

投稿者: 茶葉   (ID:NnwmO8rbQIc) 投稿日時:2012年 03月 03日 12:43

小6女子、来年受験予定ですが、理科ができません。

小4年から通塾してますが、理科はずっと苦手で成績が悪いです。
偏差値で43~52をウロウロとしてます。(平均したら48くらいかな?)

どうしたら偏差値55を超えられますか?
正直もうこの時期なのであせっています。

お勧めの勉強方法、参考書など何でも良いのでを教えて下さい。
(家庭教師、個別なども考えた方が良いなど何でも…)

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  1. 【2457000】 投稿者: YOU CAN  (ID:mQIJJJtQ7T2) 投稿日時:2012年 03月 05日 17:44

    ・理科にはいろいろな要素があるので、暗記(型)+発展(演習)のような算数的な区分はできないと思います。

    ・知識は少なからず必要ですが、「化学」はほぼ「=算数」なので、他の分野の場合です。

    ・理科の応用(PISA型含む)問題は、
     「傾向を見つけ、それを応用し、結論を導き出す。」
     「規則に基づいて仲間分けをする。」
     「段階的に論理を積み重ねて結論を出す。」
     「図形的に考える」
     など、いくつかのパターンがあり、たぶんそのいくつかが苦手です。
     たとえば、条件整理が苦手な子は、生物の蒸散作用の表が苦手かも知れません。すると、モノコードの音程を合わせる問題も苦手で、斜面を転がる球の表も見たくないかもしれませんね。

     ここに簡単に書くことはできないですが、それでも応用問題が解ける子いて、その子は自分でできるまで諦めなかった、あるいは、「無理」と言わない子です。
    「やればできるはず」を前提に考える余裕のある子です。応用問題のあらゆる問題パターンは1000はないと思いますよ。解法を学んだ問題は1ヶ月後に忘れますが、自力で解法を編み出せたら、その後何回やっても正解できます。将来までつながる学習スタイルなので、可能な限り、じっくり行きましょう。
     
     理科は、「実験や観察を通じて自然の摂理を知る」学問です。テキストから得られる情報にも、「なるほど、そうだったのか」という発見の喜びを感じないといけませんね。

  2. 【2457007】 投稿者: panda  (ID:DpZT5gCauJ6) 投稿日時:2012年 03月 05日 17:50

    理科だけが出来ないのであれば、スレ主様がお考えのような「論理的思考が出来ていない」は当てはまらないと思います。論理的思考が出来ていないのであれば、算数や国語(説明的文章)でも苦しんでいるはずです。


    ここは、単に「興味がない」のではないでしょうか。学習の基本は、自分で行動をおこすことで、
    ・わからないところを調べる
    ・親や先生に質問する
    ・間違えた問題をやり直してみる
    などを、日常的に繰り返し行えるようになれば、成績は上がります。この習慣がついていないと、なかなか成績は上がりません。

    行動を起こすには動機が必要です。大人(中学・高校くらい)では、試験の為に・成績を上げる為にと、目的に対して行動することは難しくはありませんが、子供にとっては大変なことだと思って間違いないでしょう。成績が伸びない、あるいは下降する子供達の多くは、「○○中学に行きたいけど、勉強はしたくない。」と言います。目的と行動が連動していない。「好きなことはやりたいが、嫌いなことはやりたくない。」必要かどうかは二の次。こんな状態でしたら、どんな素敵な教材よりも、お母様が伴走してあげて、一つ見つけるごとに、1問多く正解できたことに、一緒に喜んであげることが効果的な場合があります。「感動の共有」、現時点では、理科で正解することに喜びを感じることが出来ないのだと思います。興味のないことに、喜びは感じられないものですから。一緒に作業している伴走者の喜びが、伝染していくのを期待しましょう。喜んでくれる人がいるという認識が、動機になります。


    焦らないでくださいね。10ヶ月ほどしかありませんが、中学受験に向かう子供たちが、本当に伸びるのは秋から冬にかけてです。それまでに、しっかりした学習の土台を作ることが、目標到達につながります。夏休みまでに、理科で正解する喜びをもてるように頑張ってください。
    (喜びばかりでなく、イライラや不安も伝染しますからご注意を。6年生のお母様は、ご自身の感情をコントロールしなければならず、辛い1年間になると思いますが、耐えてください。)

  3. 【2457342】 投稿者: YOU CAN  (ID:Ikrp.1WF9b2) 投稿日時:2012年 03月 05日 22:01

    できるようになれば興味もわくでしょうが、
    『単に「興味がない」』と言い切ってしまったら、夢も希望もありません。

    PANDA様の言われるように、学習の基本は、自分で行動をおこすことであるのは間違いないですね。

    ・わからないところを調べる
    ・親や先生に質問する
    ・間違えた問題をやり直してみる

    は無理矢理やらされている子が必ず強いられる3点セットです。本当は・・・

    ・先生の言っていることがわからないから困っているのに、わからない言葉で書かれたテキストで調べさせられる。
    ・プロセスより結果重視だからできれば自分の悪いところを見せたくはない親や、いつも時間が無い先生に質問しろとせかされる。
    ・学習は筋トレではないのに、間違えた原因を指摘されることもなく、「もう一回考えなさい」と強要される。

    のですよね。
    理科の正しい学習法。
    ①知識は法則的に学習する。つまり、生物はグループで覚える、原理は「なぜ、どうして」を必ずおさえる。「いいから覚えなさい」はなし。知識はもたれ合って抜けなくなります。大阪のお好み焼き、香川のうどん、明石のたこ焼き、全部小麦粉なのはどうしてですか・・・?瀬戸内海が四国山地と中国山地の間にあって季節風が山を越えてくるので雨が少なくて水田ができないからですよね。これだけでいろいろな知識がわかります。

    長くなったので、続きは機会があれば。

  4. 【2458172】 投稿者: スレ主です  (ID:uuf9Q0gqYrk) 投稿日時:2012年 03月 06日 12:33

    panda様 YOU CAN様 他皆様 ありがとうございます。

    panda様の言うとおり、もうすでに私が感情コントロールできなくなっていましたね…
    YOU CAN様は詳しいですが、指導者様ですか?
    いろいろ単元に対にしてのアドバイス頂けると助かります。(図々しいですが…)

    まさに先生の言っていることがわからない!!(YOU CAN様すごい)
    だけど質問に行くけど、突っ込まれると困ってしまう。

    またテストやテキストの復習は意外とできるけれど、テストとなるとできない…(たぶん答えを覚えてしまうのでしょう。)
    テスト直しだけでは理科は駄目です。(納得)
    結局きちんと理解はしていないのでしょうね。


    娘と話し合い、まずは
    ①基礎固めをもう一度怠らずにやる。
    ②わからない事が出たら、必ず調べる事。
    (どうしてその答えになるのかまで…)
    ③塾の先生には、わからないものは素直に伝える。(はずかしがらない)
    と二人で決めました。(全部の教科にいえる事でしょうけど)

    たぶん、理解度が悪いために今の塾で使っている参考書では難しいのかもしれません。
    「カリスマ先生の合格授業 理科 生物・化学」
    「カリスマ先生の合格授業 理科 物理・地学」
    近くの本屋にあったので読みました。(わかりやすいかも!!)
    「中学入試まんが攻略BON」は売っていませんでした。(アマゾンで探します)

    他にもわかりやすい参考書などあったら教えて下さい!

    二人で協力しながらがんばります!!

  5. 【2458420】 投稿者: panda  (ID:WhYlQ5nwfr.) 投稿日時:2012年 03月 06日 15:26

    私が理科を指導するときには、考え方(本に書いていないことまで)を、図や身の回りのものを使って説明します。

    たとえば、植物の道管・師管の位置については、地球上の生物は進化の途中で分化しただけだから、造りは同じだということを話し、動脈と静脈の位置から説明します。細胞では、糖(でんぷん)に酸素を加えることで活動のためのエネルギーを取り出しているので、酸素が届かないとすぐに死んでしまう(息を止めたら苦しいでしょう?)。そのために、酸素を運ぶ動脈は、けがの心配が少ない体の内側を通り、不要になった二酸化炭素を運ぶ静脈は、多少切れても生命への影響が少ないので体の外側を通る。植物も同じで、光合成の材料である水を運ぶ道管は内側、師管は外側を通っている。このとき、両手を合わせて(親指同士は幹と考え)、枝・葉は親指をつけたまま掌を開くように伸びてゆくので、幹の内側にあった道管は葉の表側に、師管は葉の裏側になるよと示しています。

    このほか、テキスト・参考書を見ながら植物や昆虫の絵をノートに大きく描かせ(ノート見開き1面に)て、各部の名称や働きなどを書きこませています。その後に、その絵を使って生徒に説明させ、理解が足りないところは一緒に調べ、説明してあげるようにします。

    わからないことを調べることが出来ない。(探し出せない)
    書いてある説明が理解できない。
    説明からイメージが湧かない。

    このような場合は、一緒に本を調べたり、他の例に置き換えて説明してみたり、簡単な実験をしてみるなど、理解の扉を開く工夫が必要です。


    どんな教科でも同じですが、理解につながる言葉は、その子によって違います。お子さんが、どのような説明を求めているのかは、日々の会話の中で探るしかありません。大勢の生徒を抱える塾の先生には難しいですから、是非ご家庭で親子二人三脚で取り組んでみてください。


    昆虫を遠ざけた住宅、花など咲いていない公園、このような環境下では昆虫や花の種類やつくりを理解するのは大変です。これから春の花が咲いてきます。ときどき、植物や鳥の姿を親子で観察してみてください。(桜の花、タンポポ、花芽の様子など。)

  6. 【2458479】 投稿者: YOU CAN  (ID:Ikrp.1WF9b2) 投稿日時:2012年 03月 06日 16:09

    PANDAさん、授業の工夫には頭が下がりますが、理科という科目、事実には正確に伝えないとなりません。

     維管束の木部(道管)が(双子葉植物なら)形成層の内側にあるということを、「人間の動脈も内側だろう。道管と動脈は同じで覚えましょう。」と私も20年以上教えてますし、あちらこちらの教材にも書いてきました。

     しかし、それはあくまで記憶法です。真実ではありません。植物の木部組織は師管の外側になっている種もあるし、師管を取り囲むものもあります。

     世の中には、道管の方が大切とか、師管が外側なのは昆虫が液を吸いやすくなるように共進化したとかいう、本当のようなうその話がたくさんありますが、暗記の手助けの話を講師が真に受けているのは困りものです。

     植物生理学会のホームページにも質問の回答があります。

    『木本植物の形成層で木部が内側に篩部が外側に造られていくのは、肥大成長(二次成長)によって機械的に堅固な組織が必要となるからです。webの回答の方が妥当な考えだと思います。それに、篩管より導管の方がより重要だという判断はうなずけません。小学生への説明は変ですね。』

     わたしもこちらが正しいと思いますよ。

  7. 【2458500】 投稿者: YOU CAN  (ID:Ikrp.1WF9b2) 投稿日時:2012年 03月 06日 16:25

    アットマークが消えるんですね?!

  8. 【2458528】 投稿者: panda  (ID:WhYlQ5nwfr.) 投稿日時:2012年 03月 06日 16:54

    YOU CAN 様


    ご指摘ありがとうございます。そうです、これは覚えられなくて困っている生徒を楽にしてあげるための話です。いつも彼らに話すのは、「こんなふうに考えたらわかりやすいかな? でも、本当はどうなのかは、いつか自分で調べてみたらいい。本当にそうなんだろうかと疑問を持つことが科学なんだよ。多くの実験や観察を繰り返して、何十年もの間正しいとされていたことでも、新しい研究によって覆されることが沢山あるんだよ。」

    科学は仮定と検証により、矛盾点がみつからなければ正しいと判断される程度のもので、人類が真実を知っているわけではありません。真実を伝えたいと思ったら、ほとんど無理ですし、覚える方はもっと大変になります。テキストを見ても、これは違うなと思うことがいくつもありますが、試験はその内容に沿って採点されます。受験勉強に苦しんでいる生徒の肩の力を抜いてあげて、苦手意識を和らげることを優先的に考えています。

    別教科になりますが、聖徳太子は実在しなかったらしいという研究が発表され、ニュースになっていました。結論は出ていないようですが、聖徳太子について「いなかったらしい人のことは書けません。」と解答欄に書いたら、得点できません。試験を前にしたら、覚えることが優先されます。本来の学問からは、離れてしまいますが、出題者側の姿勢が「覚えてきましたか?」ですから、それに対抗出来るように工夫してあげなくてはならないと考えています。これが私の受検指導です。

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