子どもにタブレットを使わせる前に、保護者がやっておくべき準備とは?

持ち運びがしやすく画面の大きいタブレットは、使いやすさや価格面においても、子どものオンライン授業・学習に適した端末です。しかし、便利なだけではなく、タブレットをお子さまに使わせることには危険やリスクもともないます。
そこで、お子さまにタブレットを使わせる前に、保護者がやっておくべき準備についてお伝えします。

タブレットを使う長さと時間帯をお子さまと確認しましょう

タブレットを使う子ども

パソコンやスマートフォン、タブレットの液晶画面を長時間見続けることで、目が疲れ、視力低下につながることは知られています。あらかじめ1日のタブレット使用時間の上限や1時間ごとに5分程度、目を休ませるなどの休憩時間のルールをお子さまと話し合って決めておきましょう。

タブレットやパソコンの液晶画面から放射される「ブルーライト」は、紫外線に近い強い光です、そのため、夜遅い時間や寝る前に液晶画面を見ると、睡眠障害を引き起こすとも言われています。お子さまにタブレットを使わせる時間帯にも気をつける必要があります。

それでも、お子さまの目への影響が気になるようでしたら、「ブルーライトカットメガネ」をかけさせるのもオススメ。さらに、タブレットの画面に「ブル―カットフィルム」を貼れば安心です。

タブレットの機能制限でお子さまを守る

タブレットを、オンライン授業などに使用する以外に、インターネットに接続して調べ学習をするという場面も多いでしょう。わざわざ図書館や書店に行かなくとも、たくさんの情報が入手できてとても便利です。しかしその半面、インターネットは、有害サイトやアダルトサイトなどのアクセスも容易にできてしまいます。また、検索結果のページに表示されたゲームなどのアプリを、お子さまがつい興味本位でダウンロードしてしまうということも…。保護者が気づかない間にゲームをやり続けて、アプリ内課金で高額請求されるということにもなりかねません。

お子さまにタブレットを使用させる前には必ず、
・アプリのインストールや使用に制限をかける
・有害サイトにアクセスできないようにしておく
の2つの設定をしましょう。