子どもを理科好きにする方法?!(3ページ目)

柚子の木にあらわれた〇〇〇〇!!!!!!

それは……(閲覧注意)……、

イモムシ!!!!!!

イモムシ!!!!!!

ある朝、いつものように植物に水やりをしていた私は、柚子の葉っぱがいくつも歪な形になっていることに気づきました。

そしてよく見てみると……。
「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
朝っぱらから近所迷惑な悲鳴をあげ、旦那ちゃんに「し、新聞紙と割り箸っ!!!!早くっ!!!!」と命令。

半狂乱になりながら見つけたイモムシたちを箸でつまんでは新聞紙に置き、卵を葉っぱからひっぺがし、それらを新聞紙に包んでサンダルで踏みつぶしまくりました。殺生したイモムシ、優に10数匹。
イモムシにとっては、私は鬼舞辻無惨にしか見えなかったことでしょう。

その日から、朝と昼のイモムシパトロールが私の日課になりました。
でも、敵もなかなか手強い。殲滅したはずなのに、次から次へと現れる、鳥のフンみたいな白黒の幼虫。不格好になっていく柚子の葉っぱたち。
このままじゃ、息子の大切な記念樹が枯れてしまう……。
そんな時、旦那ちゃんが言うのです。
「これ、蛾じゃなくて、アゲハチョウの幼虫じゃね?」
その瞬間、息子と娘のイモムシを見る目が変わりました。
「え〜〜殺すのやめようよ〜!!」
「アゲハチョウ見たい〜!」

運よく一番大きくなった1匹のイモムシは、とても気性が荒いヤツでした。

チョウチョもどっちかといえば苦手だし、柚子を守りたい私と、アゲハチョウに興味津々の旦那&子どもたち。

不承不承、何匹か生かしておくことになりました。
運よく一番大きくなった1匹のイモムシは、とても気性が荒いヤツでした。
旦那と子どもたちの命令により私が手を出せないのをいいことに、柚子に水やりをして葉っぱが揺れるだけで、シャーーーっと私を威嚇してきます。

もう1匹、生きているのか死んでいるのかわからない大人しくて小さいイモムシもいました。こちらは補欠?として見逃してやることに。
朝起きると「イモちゃ〜ん」なんて言って柚子の木を見にいく子どもたち。
いつの間にか私も一緒に図鑑を見ながら、「これは普通のアゲハだね」なんて話すように。