私立中に合格したママが語る、コロナ禍1年目の夏休み【ビタミン vol.3】(2ページ目)

夏期講習の形態が変わり、受験勉強の時間が足りない!

学校の夏休みがイレギュラーになったことで、塾での講習形態が変化し早稲アカでは「1日完結型」講習をイメージとして掲げていました。時間がない中で、膨大な宿題はこなせません。なので、家での学習はその日の復習と軽めの宿題で収まるような講習展開にしますといった方針でした。

それを聞いて、夏休み前は漠然と「あの単元をやりたいな」「苦手科目を進めたいな」など自学への思いを馳せていましたが、夏期講習が始まると1日が早い!(汗)授業とその日の疑問消化、もっとやりたいのに、それだけで時間が足りない!という状況でした。

わが家だけがこんなに非効率なのかと思っていましたが、同じ塾ママに聞いたところ「うちもやりたいと思っていたことができてない…(泣)」と。案外どこも同じかな?と焦る気持ちを落ち着かせ…「疑問点はその日のうちに解決する」「小テストは満点」、この2つを念頭に夏期講習をこなしていきました。

夏期講習で総ざらい、夏期集中特訓で狙われやすい単元を中心に演習。6年生の夏からは授業がない日も塾へ行き、自習や疑問点を解消することに努めました。学校が終わってすぐに塾へ、はたまた朝から晩まで塾へ。フルに学力を伸ばす時期でもありますが、本番への体力をつける時期でもあります。本番では午前、午後と試験をはしごすることも想定されますので、そういった体力をつけるという点でも、この夏を乗り切ることで自信がついたように思います。

休塾日に苦手単元の復習や息抜きを

講習中は自学など手出しできない状況でしたので、夏期講習と夏期集中特訓の境目にある休塾日が貴重な時間でした。テキストをもらった時点で、あとから復習できるようにすべてコピーを取り、テキストには直接書き込まないようにしていました。コピーを駆使し社会の単元はぐるっと1周まわしたり、算数・理科は苦手単元を中心に振り返ったりしました。

ただ、走り続けるのもしんどいので、休塾日の中でオフの時間も。ウォーキングに出たり、YouTubeを見たり。下に子どももいるので一緒にトランプしたりStay Homeならではの活動をしたりしてガス抜きしました。

このような中で、日々追われ、課題がこなしきれなくなってきたこともしばしば。そんなときは前回のブログにも少し書きましたが、口頭で確認するなどして簡素化できるところは軽くしました。国語、理社の知識事項確認では書いて覚えることもベストですが、あまりにも時間がないときは口頭で言ってもらうことで確認しました。

目まぐるしく毎日が終わる生活ですが、体は資本ですので、体調を崩しては元も子もありません。就寝時間は遅くても22時ごろにして休養はしっかり。朝は苦手、夜型の娘ですが夏休みを無事に乗り切ることができました。

受験生にとっては受験生活も折り返し。本番は約半年後ですね。ただ今は焦らず自分のピークを本番に持っていけば良いので、前向きに頑張ってほしいと思います。心から応援しています!

ビタミンさん

ビタミンさんのプロフィール

中学生と小学生のママ。上の子は小学校3年生から早稲田アカデミーに通い、中高一貫校に通っています。下の子も中学受験を検討中。
長女の中学受験を振り返りながら塾ママブログを書いていきたいと思います!
ビタミンさんの記事一覧