小学6年生が直面する「人生で一番勉強する夏休み」【future vol.16】(2ページ目)

小学4年生の三女が過ごす夏休みは?

偏差値40以下の私立中学を第一志望としている三女は、まだ通塾していません。でも、英検の加点措置がある学校なので、英語教室に通ったり、将来の夢に必要なピアノや趣味のギターや三味線を習ったりしています。

家庭学習(通信教育や市販ドリル)も皆無の三女ですが、私もちょっと夏休みだけでも塾に行ってみたい、と言い出したので、この夏、夏期講習することにしました!

場所は臨海セミナー!普段から通塾している子と一緒に中学受験の勉強をするには無理があると思い、今回は私立受験科ではなく、学校の授業を先取り学習する小学生部にお世話になることにしました。

具体的な目標を3つ挙げてみよう

三女は漢字と社会が苦手だと言っています。受験する予定の学校は2教科受験も可能ですが、入学後のことも考えてできれば4教科受験で挑みたいと考えています。なので、夏休み中の目標を本人と話し合い決めました。

  • 都道府県を正しい漢字で全てかけるようにしよう。
  • 都道府県の位置を全部覚えよう。
  • 関東地方の特色を覚えよう。

日能研から出版されているメモリーチェックを使って、地理の範囲を暗記できればいいなと思っています。難関校を目指すとなると、こんなに緩い4年生の過ごし方をしてはいけないと感じますが、三女の場合はオーバースペックになる必要はないので、丁寧に基礎固めをする夏休みにしたいです。

おまけ「中2長男の夏休み」

さて、昨年メインで書かせていただいていた中2長男の夏休みは…と言いますと、コロナが緩和されたことにより部活の日数が増えました!そして、ばっちり補習にも引っ掛かり、トータル6日間の補習にも行きます。余裕をもって入学した中学校ですが、かつて6年生の時に同じ塾だった、長男よりも偏差値が下だったお友達は補習に呼ばれることもなく、学校成績上位者表に名前が載っています。

何が言いたいのかと言いますと、今、目の前にいるお子さんの偏差値は「今」の偏差値であって「未来」の偏差値とイコールではないということです。長男の偏差値のピークが小学6年生だったことに、「長男の中学受験に私が手を出し過ぎた。勉強をさせているつもりではなかったけれど、結果として伴走し過ぎた。」と、反省しております。

中学に入ってから自走できずにいて、今でも伴走を求めてくるんですよね…。伴走した結果、偏差値が上がり志望校に入学できても、そこから自走できず成績が低迷し、一生伴走を求められるようになってしまってはよろしくない。できる限り自走させて、もしかしたら伴走するともう少し偏差値が上がるかもしれないけれど、それでもグッと抑えて「ゴールで待ってるよ~」くらいの気持ちで見守ることができれば、親の手を借りずに入学した学校でも自走して、中学上位に入れるのではないのかな?と、次男を見ていて思います。
なので、次女に関しては、見守る夏休みに徹したいを思います。

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。暑い夏、送迎にお弁当作りに親としてできることを楽しみながら、みなさまと一緒に頑張りたいと思います。

futureさん

futureさんのプロフィール

啓明館に通塾する6年生女の子(2024年中学受験予定)のママ。中学2年生になる男の子も小3から啓明館に通塾し、昨年から中高一貫校に進学しています。

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