「日能研全国テスト」と2人目受験の洗礼とは…【S-II vol.8】(2ページ目)

ドキドキの結果発表!まさかの結果に…

そしてドキドキの結果発表。14時くらいから何度もマイニチノウケンを覗いて更新を待ちわびていたら、夕方18時に結果が出ました。

なんと、なんと…、合計230点代という…280点にはまったく届かない、スカラシップにはかすりもしない点数でした。

ショックでした。
そして、期待してガッカリしている自分に心底ガッカリでした。

具体的に何が間違っているかを見ようと思っても、ルーブリック評価の見方もよく分からず、次女ちゃんからの『ねえママ、私の答えの何が間違っていたの?』という質問にもうまく答えることができない私に、さらにガッカリでした。勝手に期待して、勝手にガッカリして、本当に情けなかったのです。
さらにこのガッカリな気持ちが尾を引きずってしまって、すぐに切り替えることができず、長女さんに話してしまいました。

「あのね、ママ、次女ちゃんのテスト結果に期待してたの。次女ちゃんの点数はもっと良いと思ってたんだ。ワンチャン国語で150点あるかもって思ってたの。でもね、全然違ってて。勝手に期待して、勝手にガッカリして、それを次女ちゃんにも見せちゃって、本当に申し訳なくて。こんなに一喜一憂してしまって、次女ちゃんの伴走をする自信がなくなっちゃった。女優モードとか忘れちゃったの。」と。

すると長女からの返答はとても的確で正論でした。

「次女の結果は国語も算数もバランスよく点数取れているし、私が3年生の時よりも点数いいじゃん。何が不満なの?それにママからスカラシップが産まれるわけないじゃん。期待したらかわいそうでしょう。次女の中学受験の時、私は高校2年で大学受験があるから忙しいだろうし。私は伴走できないから、ちゃんとママがやりなよ‼」

長女と話していて、泣いてしまいましたよ。なぜ長女はこんなにも立派な発言ができるのでしょうね、中2とは思えないくらい大人な発言でした。そして、改めてルーブリック評価の解説を次女にしたあとに、次女ちゃんに結果を見てすぐに褒めなかったことを謝りました。すると次女からもママ、私に期待してもいいよ。でも、できなくても怒らないでね」と言われましたよ。

中学受験を知っているからこそ怖い⁉ 二人目受験

1人目の時と自分の中での感覚が全然違います。長女が4年間日能研に通い、塾のことにも詳しくなり、いろんなケースを見てきてしまったので、期待したくなる気持ちが膨らんでしまいました。知らなければ期待しなかったことも、知ってしまったから。だから余計に怖くなるのです。

10/22の全国テストでは、220点以上が応用クラスの基準だそうです。(偏差値55を閾値とした一般的な基準であり、校舎によってバラつきあり)

長女のときは3年生の全国テストであまり結果が出せなかったけど、応用クラスに入れたことが本当にうれしかったのに、次女は応用クラス基準を超えたことが当たり前の感覚になっていました。

2人目受験の洗礼を浴びましたやっぱり怖いのです。

中学受験を知っているからこそ、欲も出てしまうし、辛くもなるのです。

知らなかった1人目の方が我武者羅に頑張れました。 でも、次女は自分の意思で走り出したので、初心を忘れず、次女に寄り添って、乗り越えていきたいと思います。

S-IIさんのプロフィール

日能研に入塾した小学3年生女子のママ。私立中に通う長女で中学受験を経験しているため、小学3年生の次女も受験をさせたいと考えている。