【高校受験】神奈川県立高等学校(翠嵐・湘南ほか)7校の受検倍率は?

神奈川県公立高等学校における、2023年の共通選抜の学力検査・面接・特色検査が2月14日(火)・15日(水)・16日(木)に実施されました。2月14日の検査当日には、各学校の受検者数など、受検状況も発表されました。公表結果から、神奈川県難関7校の受検状況を見ていきます。

横浜翠嵐の受検人員は686名、2022年比89%、競争率は1.92倍

神奈川県立高等学校、7校の受検人員、倍率(2023・2022年)

学校名 2023年 2022年
募集定員 受検者数 2月14日
競争率
受検者数
2022年比
募集定員 受検者数 2月15日
競争率
横浜翠嵐
高等学校
358 686 1.92 89% 358 773 2.16
湘南
高等学校
358 564 1.58 109% 358 519 1.45
柏陽
高等学校
318 451 1.42 101% 318 445 1.40
川和
高等学校
358 425 1.19 103% 318 414 1.30
横浜緑ケ丘
高等学校
278 386 1.39 84% 278 461 1.66
厚木
高等学校
358 439 1.23 93% 358 474 1.32
多摩
高等学校
278 500 1.80 106% 278 470 1.69

神奈川県教育委員会公表のデータをもとにインターエデュにて作成

公立高校における東大合格者数が、日比谷高等学校に次いで全国2位の横浜翠嵐高等学校。東大現役合格者数は、2019年15名、2020年15名、2021年44名、2022年44名と躍進しています。

同校の受検者数においては、2022年の773名から2023年は686名と減少しました。昨年の競争率が2.16倍と高かったために、回避されたのでしょう。

それでも今年の競争率は1.92倍と、神奈川県公立高校で最も高い倍率です。

一方、神奈川県公立高校の2番手の湘南高等学校は、2022年の519名から2023年は564名と増加しました。

2021年4月より、神奈川県の「学力向上進学重点校」に指定された川和高等学校。2022年の大学合格実績においては、GMARCHの現役合格者数、現役合格率ともに大変高く、注目の学校です。

同校の2023年の募集定員は、昨年より1学級増加し358名となりました。その影響もあり、受検者数は若干増加しましたが、競争率は1.19倍と低倍率でした。

川崎市の公立トップ校である多摩高等学校は、2022年の受検者数470名に対し、2023年は500名となり、倍率が上がりました。同校は早慶上理で合格者数が伸びていることでも注目されています。

■参照元
・令和5年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等学力検査等受検状況
・令和4年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等学力検査等受検状況