もし専業主婦がいなくなったら…家事・育児だって立派な仕事！働くって何？を再確認（2ページ目）

私も同じことをずっと言いたかった！ 専業主婦が「働いてない」と言われると複雑です。この労働は、なぜカウントされないのか？ お金を稼ぐことだけが仕事ではありません。育児も、家事も、雑用も、しないと誰かが困ることは全部立派な仕事。専業主婦だって結構大変なんです。
働いている方は、自分の自由になるお金があって、家族とは関係のない付き合いもできて、飲み会など楽しいこともありますよね。一方主婦は、昼寝したり、ママ友とランチしたり、平日に映画に行ったりもできます。お互い、相手にはない楽しみをもっているはずです。だからお互い認め合えたらいいな、と思います。

今の時代、仕事も家事もしないと一人前といってもらえないのかもしれませんが、100の家庭があれば、100通りの生活があるわけで、それぞれの家庭で違っていて当然ですよね。働いている方も、少なくとも専業主婦を見下すために働いている方はいないはずです。私は朝昼晩、ごはんをきちんと作りたいタイプですが、専門職に就いている従姉妹は、帰宅がいつも深夜になり、0時くらいに家族と晩御飯を囲むというようなこともよくあるそうです。それぞれのご家庭で納得していたらよいのではないでしょうか？

働きたい人は働く。
経済的に働かないといけない人も働く。
家で家事育児に専念したい人は専業主婦。
働きたいけれど、激務の夫に「家にいてほしい」と言われている人も専業主婦。
どれを選ぶかはご自分の意志とご主人次第。それに納得している人は、たとえ他人から認めてもらえなくても幸せなはず。ちなみに私は３番目。満足しています。

専業主婦なら家事・育児は完璧で当たり前！と、自分のなかでは思っています。でも、家族から「完璧にできていて当たり前だろ！」みたいに思われているのは正直いやです。特に子どもたちに悪態をつかれると……凹みます。

結婚する時には夫は「専業主婦でも仕事を続けるのでも好きにしたらいいよ」と言っていたのに、転勤に次ぐ転勤、深夜残業に土日出勤で……、いつしか私が子育て含め家のことを全てやるのが当たり前になってしまいました。
まあ、私も結婚する前、専業主婦だった母に感謝していたかと言えば、そんなでもなかったので、今、家族に感謝されなくても仕方ないかな〜と（笑）。

結婚する時には夫は「専業主婦でも仕事を続けるのでも好きにしたらいいよ」と言っていたのに、転勤に次ぐ転勤、深夜残業に土日出勤で……、いつしか私が子育て含め家のことを全てやるのが当たり前になってしまいました。
まあ、私も結婚する前、専業主婦だった母に感謝していたかと言えば、そんなでもなかったので、今、家族に感謝されなくても仕方ないかな〜と（笑）。

家事は滞りなく生活ができること、当たり前の状況を維持することなので、なかなかその大変さに気づいてもらえることはないですよね。私が1週間入院したときは、息子が「主婦ってすごかったんだね、大変すぎる～！」と盛んに持ち上げてくれましたけれど、そういう機会でもないとわかってもらえないのかもしれません。
とはいえ、私自身も、夫に毎日「お仕事大変ね、感謝しています」と言っているわけではないので、気持ちはあってもいちいち言わないものかもしれませんね。