いずれ一人になる。その時のための訓練
一人時間の過ごし方のアドバイスや、ご家族の状況によって生活環境が変わるといった励ましの声もありました。さらには「いつかは一人になる覚悟を」との意見も。
これからは楽しみを見つけて過ごしてみては
今回お悩みを寄せられたうつうつさんの場合、家族と一緒に過ごした時間、子どもにかけてきた時間が大切だったからこそ、いざ一人になってみると何をしていいのか分からなくなってしまったのかもしれません。寄せられたアドバイスを参考に、今度は外に目を向けて楽しみを見つけられるといいですね。
（イラスト：rancho）
「子どもが大きくなると一人の時間が増えて孤独を感じますよね。そのうちお子さんが結婚して孫ができたり、ご主人様の定年があったりと、また生活が変わりますよ。それまで、つかの間の自由時間を楽しんではいかがですか？ 年齢的に身体も心もうつろう時期であれば、無理のない範囲で運動もしたほうがいいし、趣味になりそうな何かをはじめてもいいと思います。悩んでいる時間よりは何も考えずに歩いているのが楽でいいです。」
「高齢出産なので、更年期と戦いつつ子育てしています。今は一人の時間がうらやましく思いますが、いつかはやって来るものなのですね。この時期、黄昏時は寂しくなりますよね。好きな音楽でも聴きながら優雅なティータイムを楽しまれてはいかがですか。」
「私もずっとそんな感じでした。いつも一人。たまの飲み会から遅く帰ってきても、まだ誰も帰って来ていない。家族の雑用だけをする家政婦のような生活。でも、それも主人の定年で終了。いい日々だったのだとしみじみ思います。高級グルメを、一人家でのんびり楽しんでみるのはどうですか？」
「家族で楽しく食事をする生活を最後まで送れる人は、あまりいないですよね。 私は50歳前で、まだ主人も子どもも一緒に生活していますが、いつかは一人になる覚悟をもって生活していきたいと思っています。まだまだ先の事だから思えるのかもしれませんが、心も身体も健康でいたいと願っています。」