映画好きなら押さえておきたい映画って何ですか？｜掲示板スレッド

有吉佐和子の「川三部作」が好きで、映画紀ノ川も観ました。

司葉子さんの息を飲むような美しさ！

けれど、え？と思ったのが音楽でした。
武満徹先生なのですが、あまりに現代的過ぎ挑戦的過ぎて、ストーリーや時代背景にはマッチしていないように思えました。
映画製作が昭和４０年代？でそういった音楽が指向されたのかもしれませんが・・・

昔の女性はこんなに丁寧に日々を生きていたんだな、背筋をピンと伸ばして凛として強く優雅に・・。
私なんかとても劇中の　花　には敵わない！でもちょっとは見習おうと思いました。

有吉佐和子大好きな作家です、全集持ってますがハードカバーで一冊６９０円
安いな～

紀ノ川様、
司葉子の美貌　同じ感性で嬉しいです

てっぱん様
「悪女について」
故　影万里江のドラマも観られたのですか？
幼い頃　週刊朝日書下ろし連載とドラマが同時進行で有ってましたね
配役も、そうそうたる役者揃いでしたね、原作に忠実なドラマだと母が言ってました
学生時代原作を読みました

数年前もう一度ドラマを、観たくテレビ朝日に再放送の要望を出した事も有ります
その数年後、TBSで沢尻エリカでドラマ制作
有吉佐和子ご存命であれば承諾しなかったと思ってます

「八百屋の娘が、実は高貴な方のご落胤」と嘘ついても海千山千の元水商売のママや、本物の元華族の
奥様も騙せる気品と演技力が無いと観てて辛らかったです
これが一番のコンセプトですので、これが無いとドラマとして成立しないと思うのですが、、、

…皆さん、おいくつなんですか？…
すみません、ストレートで。　やっぱり、かなり話題としては昔日感ありますよね。

うふふ、４０代ですよ。
初めて有吉佐和子を読んだのは高校生の頃でしたが、濁っていない日本語に吃驚しました。
澄んでいるというのかな、とにかく言葉の流れが綺麗です。

映画紀ノ川を見たのは二年ほど前。ツタヤで見つけて。昭和の音楽の変遷なんかは沢山の映画から学びましたよ。

有吉佐和子、紀ノ川の文字を見て、引き寄せられてしまいました。

今、映画があるのですか？

有吉作品好きの、母に連れられて、高校生の頃、舞台「紀ノ川」を見たのです。

司葉子、日色ともゑ 松あきら などが出ていたと思います。

やっぱり、舞台に出る女優さんは、すごいな(演技が）と思いました。

それと、昔の女優さんは、仕草、所作なども含め、なんとも言えない、色香や美しさがあるな～と
思います。

映画ではありませんが、昔のドラマなどでも(白黒時代？）見ていても、綺麗だな～と思います。

岡田茉莉子さんとか、和泉雅子さんとか。

品性とか、プロ意識のようなものが現代のアイドル女優さんとは違うように思います。

もちろん、現代でも演技力のある魅力的な女優さんはいらっしゃると思いますが。

わあ、こんなに紀ノ川のファンがいらっしゃるとは！さすがエデュ！

司葉子さん、わかりませんが花を演じるにふさわしい方のようですね！是非是非見たいです。

「悪女について」ずっと(十朱幸代さん？)舞台見たいと思っていましたが見ていません。エリカ様がやっていたのも見逃してしまいました。後から知って「うってつけ！」と思いましたが、良くなかったのですね。
誰だったら上手く演じられるでしょうね。


「華岡青洲の妻」は和久井映見がやっていたのを見ました。お義母さんは田中好子さんでした。美しい義母にぴったりでした。でもいまいちパンチにかけたかなー。野際陽子さんとかだったら良かったかな？でも今はもう義母って年でもないですね(笑)美しく意地悪な義母、、、黒木瞳とかどうでしょうね。北乃きい辺りがお嫁さんとか。なかなか良くないですか？医師の舅は風間トオル、婿は誰かジャニーズのイケメンをあてがっておけばいいかな。男は完全に脇役ですので(笑)



「紀ノ川」原作のみで映画見たことないので是非見てみたいです。今度借りてきます！

『紀ノ川』

映像は日本の古典的自然美を十三分に表現し、音楽は武光徹。まるで、司葉子と丹波哲郎の反発のしあいのようで、それはそれで楽しく思いましたが、どうですか。

この映画で心に残るのは、花の論文。家を守るという気概を表現しているなかにも、女の実力発揮の路が表向き閉ざされているなかで、どこまで可能なのか、やってやろうじゃないの、という、花の雄々しさを、私は感じました。花が文緒と母子喧嘩する前にみせた琴の演奏は、激しく、厳しく、優雅に自立したものだと思いました。文緒よりも進歩的な人だったのではないでしょうか。

なるほど～　あの音楽には婚礼の後の日々を示唆するものでもあるのですね！

花が文緒よりも進歩的な人だったのでは？と、私もそう思います。
どんな教育を受けたか、どんな年代に育ったか、
そういったことには関わらず学生の花が女性の生き方に定見を持っていたということですよね。
きっと有吉佐和子さんの思考が顔を覗かせているのでしょう。たしかこの作品を執筆されたのは２０代だったように記憶しています。