「下流の宴」　林真理子著　毎日新聞連載｜掲示板スレッド

私も読んでいます。
由美子さんはかなり激しいですよね。
そこまで言っちゃっていいの～？
と読みながらハラハラしています。
でも、私も息子を二人持つ身としまして
決して上流家庭ではありませんが
由美子さんの気持ちも分からなくはないんです。


今日は珠緒ちゃんが
「医者になる」ってタンカ切りましたよね。
もう、びっくりです！
いったいこれからどうなるのでしょうか。
ああ、明日の朝刊が楽しみ。

私も毎日楽しみに読んでいます。これまで、新聞小説は途中で挫折したものが多いのですが、これは冗長にならず、結構テンポ良く話が進んでいると思います。

実は我家に私立中高一貫校の高２になる息子がいまして、彼がまさに翔ちゃんと似ているのです。
幼い時は「勉強」という形ではなく、自然に色々なものに興味を持てるようにと博物館に行ったり読み聞かせをしたり色々しましたし、特に今でも「あれが悪かったのでは・・」と思い当たる事はないのです。
でもでも、念願の私立中学に入学してからはずっと沈んだままの深海魚。励ましてみたり、叱ってみたり、放っておいてみたりと、あらゆる事をやってみました。一応学校には行っていますが、あくまでも「ボクは勉強が合っていない」との事で、この先の展望が開けないでいます。

由美子さんの気持ちが痛いほどわかってしまう私がいます。
「いつか目覚めてくれるんじゃないか」というかすかな希望をつないでいるところ等は、まさにそのまんま私。

とても身につまされるお話なんです（涙）

高校を中退し、フリーターしていて無気力な翔、高校は出ているが、だまされたとはいえ飛ばし携帯を他人の保険証で作ってしまった弟をもつ玉緒。どっちもどっちで似た者同士なのに必死で上流をきどる母由美子は痛い！

皆さん書き込みありがとうございます！！
私には中受を終えたばかりの中一の娘しかおらず、翔くんの母親の立場にはなかなかなれないのですが、育ち良く性格もいい翔くんがこの先どうなっていくのかハラハラしつつ読んでおります。

あの毎日新聞だからエデュでは読者が少なそうですが…


最初はイマドキの若者の話を無理して書いているような印象があり、「ちょっと痛いかも」と思っていましたが、偏見に満ち満ちた古いタイプの母由美子の存在がだんだん面白くなってきました。
「医者になる」ていうのも唐突ですが、珠緒は高卒だけど頭の切れる子みたいだし、案外本気出したらやれないことはないのかもしれないですね。
最後には医者になって由美子をギャフン（死語）と言わせ、翔と結婚するのかな？
能力的に医大に入るのが可能でも、問題は資金。フリーターの独学では無理でしょう。
そこで、翔があのおばあちゃんに泣きついて、予備校費用の面倒も見るのかなと予想するのですが…。
いっそのこと、あの資金を元にして２人で医者を目指せばいいんじゃないかとも思います。
２人揃って医大に合格すれば由美子も認めるしかないですよね。


ところで、昨日の３人の対談は読まれましたか？
林さんだけ視点がズレてるような…いや３人ともどっこいどっこいか。
「公務員の子どもは公立学校へ！」というサイバラさんの意見は支持します。

ずーっと楽しく読んでます。
私は、由美子さんの気持もなんとなくわかるかな。「私は医者の娘なのよっ」と鼻息荒いところは笑えますけどね。
それより理解できないのは翔くんです。アンタそんな甘いふわふわした気持でどーすんの？何エラソーなことぬかしてんのと、小説とはいえ突っ込みたくて仕方ありません。今の若い子は全員とはいわなくても、ああいう考えの子も少なくないのでしょうか？

このままいくと、珠緒ちゃんが医者になるかどうかは別として、そのうち翔クンは捨てられてしまうような気がします。多少お育ちがよくなくても賢い珠緒ちゃんに比べ、翔くんにあんまり魅力を感じられないんだけどなー。

私も、祖母に「お金欲しくない。今の生活で満足」と言い放った時の翔くんには「アレ？」と思いました。いくら今時の若者でも（小さい時から満たされていたとしても）欲しいものやりたい事が無い子なんて～19でしょう、、、と。


勝間・西原・林　対談読みました。
確かに西原さんのコメントは地に足が付いてますね。鋭いし。


林真理子さんはお若い時もそうでしたが、「私立小のお母様方は本当にお綺麗」と雑誌に書かかれたり、ブランドや美に対するこだわりが健在なのかな～。