とと姉ちゃんにつっこみ、ドラマの展開に好感の持てない方｜掲示板スレッド

東京が空襲に遭うくらいの戦況でものほほんとおはぎを作ろうとしてきた君子と娘たち、
空襲警報が鳴って避難する時、火の始末さえしてなかった頼り甲斐のあるはずの常子、ましてや母親なのに何一つ気がつかない君子。
空襲の翌日に配給を貰いに行くも何も貰えなかった可哀想な常子と美子、曲がり角で焼き出された人たちを見て初めて「え、信じられない」という顔。いま戦況を知ったんかい！
だから鞠子はいつも真っ赤っかなカーデガンを着て身だしなみに気を遣っていたということね。

『今日、わしは小橋家に呼び出されておはぎに変身する予定じゃった。
このご時勢になんと太っ腹な家族よとビックリしておった。
わしが煮えるのをこんなに待ちわびる顔をみるのは、やはりうれしいのう。
じゃが、まもなくあの忌わしい空襲警報でストップじゃ。
すぐにわしは鍋どんと台所で二人っきり。
しばらくじっとしておったのじゃが、突然、鍋どんが叫んだ。
「火が、火が、消えてなーい！」
あの子は何と！火の始末をしていかなかったのじゃ。
わしらは焦った。どうしようどうしよう。あつい、あついよぉー。
とうとうわしらのグツグツという声も出なくなり、
鍋どんは真っ赤になって怒りだした。
親友の怒りはこのわしにも伝わり、とうとう炎となって台所を覆った･･･
･･･どれだけの時間が経ったのか、わしらは丸焦げで道端に捨てられておった。
あの時の記憶はあいまいじゃが、ただひとつ確かな事といえば、
煙の中からかすかに見えた、炎から逃げ惑う隣組のおばさんや子供達じゃった。
わしらを置き去りにしたあの子は今どうしているじゃろう･･･。』

本日の小橋家
常子）ごめんなさい。せっかくかかがもらってきてくれた小豆だったのに。
　　　ちゃんと火を消していれば･･･。
君子）ううん。
鞠子）そうよ、しかたないよ。
美子）(泣く）
君子）美子、泣くのはもうやめましょう。
美子）せっかくのお誕生日だったのに･･･。
君子）生きてる事に、感謝しなきゃ、ね？ 　　　　　　 　　　　　　　長文、ごめんね。

あと半年もしないうちに終戦だというのに、あまりにも呑気な描写で驚きました。供出ももっと早い段階で行われていたはず。最後は金属がなくて飛行機も作れない状態だったのですよね。
供出させようとする組長さんを不満そうな目で睨んだり、この時局におはぎで誕生日祝いなど、脚本家の方は日本の歴史を知らないの？上っ面を適当になぞるような戦争の描き方をするドラマを国営放送で流すなんて酷すぎます。

日々の暮らしを工夫したり、丁寧に暮らすための雑誌作りを生涯の生業と
されたモデルがいらっしゃるんだから、戦時中の食糧難の時代には、
小豆、砂糖、もち米とどれも手に入る可能性が低いものを使ってのおはぎ作り
じゃなくて、サツマイモを裏ごしして～とか、わずかに手に入ったお米と豆
かすを潰しておはぎに見立てる（それでも、時代背景からしたらありえないほど
贅沢ですが）くらいはしてもいいのに。
それにしても朝イチの柳沢さん、正直者ですね。（笑）

柳澤さん何と言ったの？
顔に出るタイプですよね。

前におひさまの川原さん見て
学帽が汚すぎる、あり得ない、陽子は見とれてたけど、帽子がひどい、、、としつこく言ってて笑えました。

金属がなくて・・そうそう、お寺の鐘も供出していたくらいですからね。

鞠子も「私だって言う時は言うわよ」と言ってても、何言ってんだかよくわからないし、説得力ぜろだけどなぜか言い含められる組長さん。
あっさり引き下がっちゃって、こちらのほうが唖然。

あと、毎年おはぎを作っている身として一言、あの小豆の煮かたはないな～
あれじゃ、おはぎは出来ません。
まあ、もち米やお砂糖の事をすっ飛ばしているくらいだから、細かい事はいいのか？

カーネーションの糸子は、家業の生命線であるミシンを泣く泣く提供。

小橋家はミシンなんか殆ど使ってないのに屁理屈をこねて提供を免除される。
持っていかれても生活に影響ないのに。

今思ったのですけれど、あのミシン故障していませんでしたか？
確か富江が鞠子の制服を破った時、ミシンで直そうとしたけれどミシンが故障していて、青柳のおばあさまのところのミシンをお借りしたんじゃなかったかしら。

使ってもいないミシンで”身だしなみ”なんて、ちゃんちゃら可笑しいわ。