朝ドラ【ひよっこ】｜掲示板スレッド

月時計で喋って済ます、裏庭で喋って済ますは、ああまたかと嫌な意味で定番ですね。

最初は良かったんですよ。
でも東京編からあれれ？と。

ひよっこが、にわとりになるイメージの成長が描きたかったのかな？
だけど、むしろ退化してるというか、勘違い娘になってしまったような。

愛子さんが主役なら気持ちよく観れたかも。さおりでも、時子でも、豊子でも良かったかな。

何だか一番共感できないのがみね子なんですよね…。何だろう、このモヤモヤは。

今日はもう地獄回としか言いようがないです。
この気持ち悪さは、昨日の録画をもう一度見て「なかったことに」します。

嫌な点はあれど愛子さんと省吾さんの話は良かったし、和久井さんはやはりとてもお上手だと感心し、こちらまでしんみりと、でも幸せな気持ちになれました。

三男くんと米子ちゃんの話も、とっても良かった。時子のことは要するに初恋、恋とは言えないほどの幼い気持ち、それに気付き大人の男として責任ある告白をした三男くん、米子ちゃんの頑張りを可愛いと思ったのだな～、米子ちゃん良かったね！と嬉しかった。

でも、早苗さんは？？？
この違いって何だろうと考えると。やっぱりそれまでの過程が描かれているかどうかだと思う。確かにエレベーターで5時間ともにしただけの人を5年？も待つのは違和感アリアリだけど、でも途中でその話が出てきてお見合いを断り実家の両親を心配させ親不孝な自分を責めつつ、いつ諦めようかと迷いつつそれでも今日もまた彼を待つ早苗さんの姿が描かれていれば、早苗さんのハッピーエンドも喜べたのかも。

結局、雑な描き方、終わり2週でやっつけ仕事のように片付けるから、不快感が残ります。

私もみね子には共感出来ません。
一番嫌いな登場人物。

何だろう？ 役の設定も話の流れも嫌いだけれど、今日のような有村架純さんのタヌキとからかわれつつ（怒ったふりして）「もう！」（こういうふくれた私も可愛いでしょ⁉）という表情も嫌悪感。

みんなに愛されるみね子、そしてそれを演じる可愛らしい有村架純が気に入らないのかな？
漫画家が売れないままだったら、漫画家放置で終了した！キーッ！となるのでしょうし。
早苗さんのエピが駆け足なのは当たり前。
脇役ですから。
脚本家の岡田さん、登場人物それぞれに想いを入れて書いたから、たった4年しか時が過ぎなかったと仰ってました。
たいそうな一代記も興味深いけれど、こういう話も私は好き。
物語後半、若い女優の妙な老け姿は痛々しいだけ。
だーれも死なずに済んだしね！
50年後の現在、みね子、70歳。
母よりちょっと若いのねなんて思いながら見てました。

私も、谷田部家を含めたみね子の話を中心に、奥茨城から来た３人のそれぞれの話
の次に、愛子さんの描写を多めに取って、他のあかね荘の住民、乙女寮の友だちの
話は、サラッとでも不満はありません。
欲を言えば、早苗さんが待っていた彼氏が、もう少し清潔感のある人だったら良か
ったくらいでしょうか。

みね子が、漫画家の２人を見下していたというご意見も思い過ごしで、自分の人生
が地味で停滞気味と言われるのを嫌がっていただけでしたね。
漫画家２人が編集者に会いに行く時も「頑ばっぺ」と励ましてあげて、手まで振っ
てあげていましたよ。

世津子さんが、もう少しあかね荘にいる間に、予告で見たように、谷田部家がすず
ふり亭に食事に来て、お重箱を見てお父ちゃんは記憶を戻し、同時に世津子さんと
のことは忘れ、そのタイミングで世津子さんは自分とのことを忘れた実さんと、美
代子さんに再会するのではないでしょうか。
そして、美代子さんは世津子さんとも、笑顔で別れられる。
そして、お父ちゃんは世津子さんと過ごした時間のことで苦しむことなく、それが
世津子さんだけの思い出になって再出発して、初めて、お父ちゃんの悲しい出来事
が無しになっていく流れになるのかな・・・。

谷田部家のお花栽培が軌道に乗って、みね子からの仕送りも必要なくなり、愛子さ
んと由香が、すずふり亭を手伝っていくようになれば、みね子は、どこへ行くのか
な？
ヒデ君は、新メニューが採用になって、ますます、すずふり亭で腕前を上げる修行
を重ねないといけないし。
私は、その間、みね子は奥茨城に帰って、お花の栽培を含めた農家の仕事を手伝い
ながら、しばらくヒデ君と遠距離恋愛する形が良いのではないかと思います。

まあ、若いから（ひよっこだから）仕方がないね　許されると思えば見れる。

でも突っ込みどころが多いドラマであることは確か。

私も漫画家には結果は求めてないです。
その通り脇役なのだから彼らにまでハッピーが訪れなくても構わなかったです。
あとで売れる伏線を置いてお終いでも良かったくらい。

漫画家に思い入れがあってどうしても売れて欲しくその喜ぶ姿が見たい（ゲゲゲのように）という設定なら別ですが、彼らはそこまで描かれていませんでしたよね。正直売れても売れなくてもどうでもいい存在でした。それなのに降って湧いたようにいきなりタヌキロボット案で片づけるのはないわ。

エピ放置といえば、漫画家よりも富さんのほうが気になります。
あの寝込んでいた描写はどこにもつながらないのですね。だったら入れる必要ありましたか。まるで妖怪のように不死身で元気で１３０歳まで生きる宣言している富さんを弱らせるエピなど必要なかったと思いました。

誰も死なないって・・・・たったの4年ですもの。どんどん亡くなるほうが不自然ですね。

お父ちゃんの記憶、どうなのでしょう。この片付けっぷりからすると戻りそうですよね。
でもお重で思い出すの？奥さんや娘たちや奥茨城の家や土の匂いや感触でも思い出さなかったのだから、これこそ将来に可能性と余韻を残して終わってほしいかも。たったの１・２回ですんなり描いてほしくないかも。

これまでの作品と違って、過去の偉人伝ではない啓発ものでもない、
市井の庶民の生活を描き、時に笑えて時にほろりと心に響く、ラブコメならぬホームコメディー？だと思って見ています。

私は、毎日とても楽しみにしていますし、癒されています。
松下さんの登場も良かったし、早苗さんのお相手の登場も良かった。一瞬西城秀樹さんかしらとも思えました。

二人の漫画家さんも、いい味を出していたと思います。
売れて良かったなと、漫画も素直に笑えました。
一番笑ったのは、富さんがお饅頭？を食べる絵ですが。
藤子不二雄さんへのオマージュだと思ってみていました。

もうすぐドラマは終わりとのことですが、皆は役柄ではなく本当に存在している人たちのように思え、茨木のどこかで、東京のどこかで、其々の場所で
実際に生きて暮らしているのだろうなと思えてなりません。
テレビを見ている間は、まるでこちらもあのメンバーの中の一人のような気持でした。私もしっかり元気を出して生きていこうと思えます。

重い主題や偉人伝も好きですが、今回の作品も心にしみじみと感じて良かったです。誰一人違和感のある人がいないというのも、皆様の演技が演技に見えないほど自然でお上手だということでしょう（上から目線でごめんなさい）

もう少しであの温かな輪の中に入れなくなるのかと思うと寂しいです。