中学受験が脳に与える影響｜掲示板スレッド

私の高校は、当時は学年の４割ほど東大に進学しました。都内で有数の進学校でしたね。
受験はおろか教科書も殆ど無視、先取り一切なし、そのかわり徹底して調べ、考え、論述し、発表する授業でした。
その時代の友人たち、東大に行っても満足する人生を送れなかった人も、東大残念で早慶や理科大などから輝かしい成果を挙げた人も居ます。

同級生と集まると、みんな坊ちゃん嬢ちゃんで人が良く、優秀だけれど権力争いの修羅場を避けてNo.2くらいで満足してしまう人が多いのかな、というような話をします。

平均すると、中央官庁幹部、旧帝大ほか一流どころの教授、大企業役員、大企業子会社社長など、まあ大成功かどうかわからないけれどそこそこかな、という人が多いです。

業績への評価はまちまちかと思いますが、現総理大臣は開成だし、東大総長は３代続けて私立中高一貫出身（灘、私立武蔵、麻布）、中高一貫でも能力を発揮する人は発揮しますし、それでいいんじゃないかな。

オリンピックスタジアムを設計した隈研吾さんも中高一貫出身です。彼の、気の香りのする柔らかいデザインは好きです。東大の前任にあたる安藤某の冷たいデザインは嫌い。

さて、話題のノーベル賞ですが。

アカデミアを目指す人が少なくなりました。
２０００年前後の国の政策で「ポスドク」が制度化され、大学院博士課程を修了するとポスドクとして大学等研究機関に雇用されることがデフォルトになりました。
年収３００万の臨時雇、雇用更新されなければハローワークです。
大学の先生方は「研究者育成のために必須の制度」と強弁されるのですが、ポスドク制度導入以来、日本の大学からの論文数の伸びはぴたりと止まり、諸外国に大差をつけられているのが現状です。
また、大学院博士課程進学者も長期低迷です。

ノーベル賞取るような研究者は
世間では言うところの馬

ノーベル賞とかフィールズ賞って、京大が東大にマウントとるときのネタだったよね。いまは中学受験云々より、研究者の海外流出のくだりでは確かな話。
その意味では、公立だ中学受験だなんてことより、灘高卒が研究者より食える医学部を志向するようになってることの方が、日本の基礎研究衰退の深刻さを示してるよ。

その自称のHNが怪しいんですが。
昔、動機がどうとか言ってた人間でしょ？

動機氏に文体がそっくりですね。
何が何でも日比谷復活。中学受験の弊害語りつつ、高校受験はどんなに加熱しても良い、というダブルスタンダードの高校受験塾関係者の方。

素質、才能ある子供が中学受験勉強などさせられ、瑞々しい感性を失うってのは確実にある。勉強ばかりしてきた中高一貫生は東大入学後に自ら休学したり世界放浪してくるといい。　

あのままじゃ駄目だ。

勉強ばっかりしてきた日比谷高校卒業生はどうですか？

動機が出たのか。
あの人の娘さんは中受「させられ」、通っていた中高一貫校はガチガチに管理して勉強三昧だったんだろうな。
何年も「野山で遊ぶなんて今はもうない」と言われても現実を見られない。そしてまた出てきて同じことを言う。年を取ったにしても理解できなさすぎ。