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【3373388】「医者になったら国立も私立も一緒」 は幻想です。

投稿者: それが現実   (ID:H8qHg2KFLqw) 投稿日時:2014年 05月 01日 14:20

【日本医学会】
会長;東大医卒⇒東大医学部長⇒国立国際医療センター総長
副会長:東大医卒⇒東大医学部長、東北医卒⇒東北医学部長、阪大医卒⇒阪大副学長
 幹事出身校
東大医4人、京大医2人、東北医2人、阪大医1人、名大医1人、慶応医2人、
国立医4人、私立医2人

日本循環器学会、日本消化器病学会など122ある分科会の上位組織が日本医学会
その執行部出身内訳は、旧帝医14人(東大6人)、国立医4人、慶応医2人、私立医2人
分科会執行部の構成も似たようなもの。幹事私立医教授は、大抵旧帝医出身天下り教授。

地方では、国立医療センター、県立中央病院、労災病院、日赤病院、済生会病院、JA病院など
地域の基幹病院の部長職は、ほとんどが地元国公立医卒。中規模以下の病院では、
下から上がって部長に成れたりするけど、基幹病院部長は医局人事で落下傘ポトンが普通。

医学部卒の全員が教授や病院長になれるわけはなく、ライフモデルの基本は、
研究者か、勤務医か、開業医であり、そのモデルケースは、
①大学院⇒研究職(出身校の講師や准教授)⇒基幹病院副院長とか名誉職(副院長は5人とかいる)
②関連病院医員⇒部長職⇒健診医とか(勤務週2で部長より給与良かったり…)
こういうルートって地元国立医にしかない。都内のこういうルートは東大か慶応ってこと。

あと、私立医研究職は正直キツイと思われ。私立分院のヒラ医員~講師までの給与・待遇は
一般病院より相当悪い(知ってる人は知ってると思うが)。その苦行に耐えた一握りが
主任教授になれる。国公立医には、大学講師⇒基幹病院部長という王道ルートがあるが、
私立医にはそれがない、また、新設私立では准教授以上は天下り枠。
(東大⇒帝京・女子医など、慶応⇒杏林など)

結局、目指すところは
旧帝医か慶応医なら・・・何にでも成れる
国公立医なら・・・出身校教官か、基幹病院部長か、地元開業か
旧設私立なら・・・出身校教官(主任教授以外おいしくない)か、一般病院勤務医か、地元開業か、
新設私立なら・・・出身校万年講師か、一般病医院勤務医か、地元開業か(←大抵早期にこれ)


「医者になったら国立も私立も一緒」、そんなわけがない。それは幻想です。


メリットがなければ、みんな可能な限り上位校を目指すわけがない。
有形無形の格差は確実にあります。幻想で受験生惑わすのヨクナイ。

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  1. 【3739939】 投稿者: 世帯収入  (ID:bYPuaT33HZ6) 投稿日時:2015年 05月 15日 16:37

    子供を私立大学(非医学部)に2人行かせた場合、
    世帯収入800万だと老後が赤字。世帯収入1000万で老後はギリギリ、と言われています。
    学費は、私立文系(4年)だと360万、私立理系(4年)は400万とされています。
    対して、私立医(6年)は最も安価で約2000万、平均で3000万。
    最低でも、世帯収入が2000万程度はないと、私立医学費で老後資金は破綻します。

    厚生労働省の公開データで、世帯収入1000万以上の割合は12%。
    所得だと、1000万以上が5%、2000万以上が0.4%ですので、世帯収入2000万以上の家庭は1~2%でしょう。

    一つは、私立医に進学させられる家庭は、日本において相当限定的な家庭であるということ。
    二つめは、ローンを組めばサラリーマン家庭でも十分私立医可能という空論は、ファイナンシャルプランに関する理解が皆無な人間の言であること。

    上記の2点は、まず前提条件として考えるべきでしょう。

  2. 【3739960】 投稿者: 開業資金  (ID:CGsVon9VYow) 投稿日時:2015年 05月 15日 17:03

    開業資金を親が援助するのですか?
    そんな必要はないでしょう
    それは本人が決めて自分で資金は蓄えてもらえばよいと思いますが
    本人が私立でも医者になりたいというなら奨学金もあります
    働きだしてから奨学金は返せるでしょう
    なんの問題もない

  3. 【3739967】 投稿者: ハリルジッチ  (ID:GViZSv6kRvs) 投稿日時:2015年 05月 15日 17:08

     私立医医大の学費は安くなったよはいえ、平均3000万円より上でしょう。

     学債、寄付金、交際費、生活費、下宿代など上乗せがかなりあります。

     6年間で5000万以上はみておかないと足りないでしょう。

     あとは年金破たん時代に備えること! 自分が病気になったときに備えること! そして医者としての人生で一番の大勝負!!! 開業に備えることが重要ではないでしょうか?

  4. 【3739990】 投稿者: いまどきは  (ID:dqfv3CpmdU.) 投稿日時:2015年 05月 15日 17:30

    昔だったら親の懐を子供が心配して、
    国立にしか進学しない、とか、
    優秀な兄弟が大学に行くから、自分は高卒、中卒で、ということがよくあったと思いますね。

    私立の医大に家計を無理してまで進学する生徒は、
    親の懐を過大評価しているのかもしれません。
    親が資金繰りが大変であることを言わないのかもしれませんが、
    今の高校生はやはり幼くなっているという面もあるのかもしれません。

  5. 【3740075】 投稿者: なるほど  (ID:1ksgW2od.zI) 投稿日時:2015年 05月 15日 20:04

    なるほど! 開業医が息子を地元の国立医に入れるメリットがまたひとつ判明した。

    学費、下宿代を浮かしてその分貯蓄!

    いざというとき、子供が開業するときの資金をプ-ルできる。

    これ、最強でしょ!

  6. 【3740129】 投稿者: 開業資金  (ID:Ocu9Liz3sig) 投稿日時:2015年 05月 15日 21:09

    開業医なら子どもに継承させればいいのだから
    リフォーム代ぐらいでしょう
    子どもの開業資金を準備しようとしているのは医者でない親なのでは

  7. 【3740144】 投稿者: ↑  (ID:uUNhArCdavw) 投稿日時:2015年 05月 15日 21:29

     視野が狭すぎで、お気の毒。

  8. 【3740154】 投稿者: 医師の偏在が問題  (ID:EpKb85VN89I) 投稿日時:2015年 05月 15日 21:41

    首都圏や近畿圏ではほぼ充足。

    地方ではまるで足らない。

    募集しても診療科に医師が来ないので、

    閉鎖に追い込まれる公立病院の
    多いこと。これをどう見るかだ。

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