「丁寧に取り入れること」は強み！【小川先生のアドバイス】
小川先生：聞いたことを忘れる、持ち物を忘れるということは、僕にもしょっちゅうあります。ほかのことに意識が向いてしまい、あやふやにキャッチしていた情報が消えてしまうことは、誰にでもあることだと思います。お子さんの特性によるものではないかと難しく考えなくて大丈夫ですよ。
お子さまは1個1個確認しながら丁寧に生きているのだと思います。食べるスピードもゆっくりしているのではないでしょうか。丁寧にゆっくり情報を取り入れる子には、優れた特性があります。情報を食い散らかさないから、読んだ本のことをずっと覚えているし、自分なりの考えも持っています。3年、4年になると、脳が成長して抽象的な捉え方ができるようになってくるはずです。優先順位を考えて情報を選ぶ力も培われてくると思います。
親御さんは心配しすぎず、お子さまのリズムを大切にしてあげてください。この子のスタイルに合わせて、情報を渡してあげましょう。
※お子さまのリズムに合わせた関わり方について、動画で詳しくご紹介しています。
あなたのお悩みも聞かせてください
中学受験の勉強方法や、家庭学習でのお悩みはありませんか？ 親子関係のご相談なども、お気軽にお寄せください。
