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【4211051】日本の古(いにしえ)

投稿者: 善人   (ID:iY3zXBxtWIE) 投稿日時:2016年 08月 12日 18:36

日本の古きいにしえをつぶやき語り合いませんか?

悪人、悪口不可
総合的な理由を勘案して問いかけに答えないことがあります
ご容赦下さい。

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  1. 【4306626】 投稿者: 紙つぶて  (ID:GvjQAk6YfYc) 投稿日時:2016年 11月 01日 09:59

    イワサキさん、

    「海ゆかば」の作詞が大伴家持の和歌だったことは私も知りませんでした。大君に対する忠誠心もさることながら、平安時代の貴族たちのピュアな心情は現代を生きる私たちのものとは明らかに違いますね。

    現代人が享受しているテクノロジーの恩恵がなかった、平安時代の約400年の時空の中で貴族たちの感性は研ぎ澄まされていったのでしょうね。彼らにあった自然の風物を感じる知覚の鋭さなどを、私たちは利器の利用と日々の多忙の中で退化させてしまったようです。平安時代の貴族たちは暇だったからと断じては身も蓋もありません。

    ところで、平安時代の灯りは何だったのでしょうか?松脂を塗った松明でしょうか?今のような煙が少ないタイプのろうそくは江戸時代に発案された記憶があります。
    いずれにしても煤による目の痛みや火災の危険があったでしょうから、虫の声や風の音に耳をそばだてて床に就くなり、物思いに耽る夜であったと思います。

  2. 【4306759】 投稿者: 暇なおじさん  (ID:tFm6oaSQAdo) 投稿日時:2016年 11月 01日 12:39

    >イワサキヤタローですが、ここではイワサキでやってます

    なるほどそうですか、確か丸の内に勤務されて?関係あるのかな

    「みるめなきわが身を浦と知らねばや 離れなで海人の足たゆく来る 」

    残念ながら私には肘鉄までは読み取れないですね、謙遜してじらしてるよ
    うに思うかもしれません。
    相手が私と同じような解釈をする無粋な人で又一押し恋の歌でも送ってき
    たらどういう歌を返しただろうか、その辺続きがあったら面白そうだなと
    思ってしまいます。
    昔の貴族は歌を作る時、ぱっと閃いて作ったのでしょうか、何日も考えて作
    ったりしていたんでしょうか、考えてる時間が一番楽しそうにも思えますね。

  3. 【4307329】 投稿者: イワサキ  (ID:B38CzIH08cc) 投稿日時:2016年 11月 01日 22:43

    ことっち。。 さん

    >ふと1つ疑問が出てきてしまい、変遷するまでの過程において日本海側と瀬戸内海側をつなぐ動脈はどこなのか、物部氏を調べていくうちに何度も、丹後一宮元伊勢籠神社にたどり着いてしまいます。

    書き込みありがとうございます。歴史はロマンスレッドでもめちゃくちゃ面白いスレッドだって書いてくれてましたね。ひまわりさんに代わってお礼申し上げます。
    前にも書き込みましたが、丹後半島の付け根で豊岡から山越えして船を引っ張りあげ宮津まで抜けた道があった。(長野正孝氏)船が山を越えるので、地名は船越、全国にある舟にまつわる地名は曳舟、貴船、入船など、山を越える際は、お祭りのようにわっしょい掛け声をかけ、引っ張りあげ丸太を下に入れて転がした、山を下る際は道に水を流し船を滑らせた。この名残が、お祭り山車(だし)だと思われます。山を越えて丹後一宮元伊勢籠神社付近の宮津に出たと思われる。由良川水系は宮津近辺に注いでますね。由良川上流地域に交わる加古川上流区域(丹波市)に船の名の付く地名、神社があるのではと思い調べてみました。

    丹波市に地名で船城、舟城神社、貴船大明神がありましたよ舟城とは舟のベースキャンプ、基地と考えれば、舟を引っ張り上げ舟城神社~貴船大明神を抜ければ
    加古川水系に出れます。由良川をさかのぼり現在の船城小学校で丘に上げれば
    いけるんじゃないかな。舟の基地だから、新しい舟に乗り換えた可能性もあるかも。

    丹後一宮元伊勢籠神社(祭神、彦火明命、天火明命、饒速日命物部祖)天火明命は瓊瓊杵尊と兄弟で天照大御神の孫、神武東征以前に天磐船伝説で大阪交野、磐船神社に降臨していたと記紀にも出てるので、丹後一宮とどちらが先に降り立ったのか興味がわくところ。物部系の神社では、石見物部神社(宇摩志麻命、饒速日命の子)吉備にも石上布都魂神社があるので、出雲、山陰地方を三方から包囲している、その他、住吉大社(津守氏、饒速日命の子、天香山命尾張氏系が神主)、石上神宮(饒速日命、宇摩志麻命)、熱田神宮(天香山命、尾張氏)、
    新潟弥彦神社(天香山命)主要な神社及び、神話に出てくる、霊剣(草薙剣、十束剣)もすべて物部系の神社のご神体であり、石上神宮で物部氏天皇家の武具をすべて管理していたことを考えても怪しいよね。

    丹後一宮元伊勢籠神社は伊勢神宮外宮の豊受大神が元はいた場所だから元伊勢と言われてるそうだが、私は疑ってます。
    天照国照彦火明命(日本書紀)天照国照彦天火明櫛玉饒速日命(先代給餌本記)
    天照大御神の孫だから名前は似ているが瓊瓊杵尊は天孫降臨して南九州に降り立った、こちらの系統が天皇家で太陽神だから日継ぎ、饒速日系は火継ぎだった。記紀の通り、饒速日系の火継ぎ系が、いつしか天皇家の日継ぎに入れ替わった。天照大御神ははじめ大和の宮中に祀られていたが、崇神天皇代に疫病が起こり多くの人が亡くなり、大神神社に大物主命を祀り、天照大御神を大和から追放した。これは天照大御神が祟ったことを意味する、

    しかし、皇祖神が子孫を本当に祟るだろうか?古来は祟られる側がひどい仕打ちを与え祟られる理由がある、私は実は天照大御神は持統天皇と藤原不比等が共謀し自らの姿を重ね合わせた物と推察している。大和の宮中で祀られていたのは、皇統を乗っ取った天照国照彦火明命(饒速日命)なのではないか?
    後日、仁徳代だったか、天照大御神が突然夢に現れ、一人で寂しいから、豊受大神を使わしてほしいと夢に現れ、伊勢神宮外宮に招き入れた。
    天照国照彦火明命は豊受大神と丹後一宮元伊勢籠神社で祀られていた、男神と女神の組み合わせが古来の常識なので、天照大御神が豊受大神を呼ぶのはおかしい。また伊勢神宮に置いた斎宮(天皇子女内親王)を置いたが、未婚女性(処女)でなければならず、男神に仕えるためでないとおかしいんだよね。
    後年、在原業平と密通した斎宮は即座に解任されている。
    伊勢神宮の屋根、千木鰹木は、女神、男神の形式になっているので、どちらかが男神の可能性がたかく、式年遷宮の際は秘中祭祀で、心御柱をたて4人祭神を祀っているがこれは誰だかわからないと言っている。(田舎の神社じゃあるまいし祭神わからないなどありえず隠している)
    天皇家は伊勢神宮には、明治天皇まで参拝した人は一人もいない。
    丹後一宮元伊勢籠神社の話で、頭の中のモヤモヤがすっきり繋がった感じがします。

  4. 【4307374】 投稿者: イワサキ  (ID:B38CzIH08cc) 投稿日時:2016年 11月 01日 23:38

    紙つぶてさん

    >ところで、平安時代の灯りは何だったのでしょうか?松脂を塗った松明でしょうか?今のような煙が少ないタイプのろうそくは江戸時代に発案された記憶があります。

    <奈良文化財研究所によると : 産経ニュース>

    現在判明している灯明油の「最古の痕跡」は7世紀の山田寺(奈良県桜井市)の下層から出土した灯明皿とされています。飛鳥時代の遺跡から一定量の灯明皿が出土していることから、この時期に灯明が照明の道具として確立、定着していたとみられている。

    奈良時代の木簡には7種類の油(つばき油、ごま油、イヌザショウの油など)が記されてるそうです。イグサの芯でできた灯芯を皿に浸し火をつけうる。

    飛鳥時代以前は月明りで、花鳥風月を謳歌して、満月の十五夜でウサギが餅つきするとか、かぐや姫が月に帰るなど情緒豊かな感情を生んだのではと思ったんですが、インド産のゴマが入ってくる前から、日本列島にはえごま、しそが自生しており、これを使っていた可能性が高そうです。

    以前書いた縄文クッキー、どんぐりをかごに入れ水に浸しあく抜きし、山芋、はちみつをまぜ焼いたものが熊本東名遺跡(8000年前)、山形酒田(6000年前)諏訪荒神山遺跡(5000年前)から出土しています。
    諏訪荒神山遺跡の縄文クッキーには、えごまから抽出した油が塗られていたそうです。えごまから抽出した食用、酸化したら、灯火用にしてたのではないか?
    祭祀を行うようになった弥生時代にはえごま油を灯用に使ったのでしょう。
    先ほどかいた、天火明命が祀らている、丹波、丹後はえごまの産地です。

    我々が考える遥か以前より、縄文人たちは豊かな生活をしていたことになります。

  5. 【4307940】 投稿者: ことっち。。  (ID:p6DDk5HZboQ) 投稿日時:2016年 11月 02日 13:47

    えーうわ~。 イワサキさん書き込みありがとうございます。
    実は、冷静にかんがえるとさんの「時代祭」を堪能しての書き込みにビックリしてました。えっ!思わずどの場所でと聞きそうになりました。先月は嵐山の斉宮行列にも行きました。...未婚女性ではならず...当時の化粧は念入りというか、命がけでしているというのか...大人びいてみえます。いやー綺麗ですね
    交わる箇所に、船の名のつく地名、神社があるとのこと2度ビックリ..
    時間があるとき、後日改めて.. ありがとうございました。

  6. 【4308845】 投稿者: イワサキ  (ID:B38CzIH08cc) 投稿日時:2016年 11月 03日 11:21

    暇なおじさんさん
    >みるめなきわが身を浦と知らねばや 離れなで海人の足たゆく来る
    (小野小町)
    残念ながら私には肘鉄までは読み取れないですね、謙遜してじらしてるよ
    うに思うかもしれません。

    書き込みありがとうございます。和歌が我々目に触れた際、言葉から様々な解釈が生まれる、感じられるのは日本語、和歌の奥深さだと思います。
    国文学を専攻した事はないので、学問的な解釈は専門家に委ねるとして、
    我々でも人物像に迫ることはできるのではないでしょうか?

    上記、和歌を恋多き女性、和泉式部の作だったらじらしてる可能性が高いと思います。小野小町の人物像は謎に包まれていますが、絶世の美女でありながら、
    才女であり、真面目な女性だと推察できます。六歌仙にも選ばれた彼女のうたにも恋の歌が納められていますが、夢の中に憧れの人が出てきたので夢から覚めたく無かった、夢の中を歌ってる歌が多い。恋愛にも一途だったんではないでしょうか?勝手に抱くイメージは美人で頭がよく才能豊かな真面目な女性、男性と浮名をながした話は伝わってません。

    これを元に考えると、みるめなき、見る目と海松布(海藻)を掛けて
    海松布がないのにせっせと取りに来る海人のようですね
    (私にその気がないのに、せっせと歌を贈ってくるあなたは、海人のよう)
    と断っている
    話の続きがないのは、なにも無かったからでしょう。(浮名をながした話はない)

    伊勢物語の昔男(在原業平であろう)は3733人(誇張?)の女性と浮名をながしたと自慢してます。実際、宮中で業平の姿を見て卒倒した女性いたそうなので
    中々貴公子だたんでしょう。
    小野小町に贈ったような歌を同時に数十人に贈って恋愛ゲームを楽しんでいたのでは、伊勢神宮斎宮(恬子内親王、業平妻従姉)に伊勢神宮滞在時に歌を贈り、明け方寝静まったころ斎宮が人目を避けてやってきて浮名をながした。(斎宮は未婚女性(処女)でなければならず、恬子内親王は唯一解任された斎宮となる)

    3733人と浮名を流した昔男、伊勢物語に挿入されている小野小町の返歌は唯一振られた逸話として挿入されたものになるのではないでしょうか。

    本来なら天皇、親王になれたかもしれない在原業平(父方母方とも天皇の孫)
    臣籍降下させられ、不遇をかこった業平に天は言霊を操る才能を与えたのではないでしょうか?
    和歌を字面だけえなく、歌い手の人間像、作者が生きた時代背景、境遇に迫ると歌の解釈も変わってくる、これが趣の深さになると思います。
    それでは

  7. 【4309458】 投稿者: 紙つぶて  (ID:GvjQAk6YfYc) 投稿日時:2016年 11月 03日 22:21

    イワサキさん、

    ご回答、ありがとうございます。飛鳥時代には植物由来の油を使っていたのですね。お皿に油を入れい草を芯にして灯りにするのは、ろうそくの原理に似ていますね。

    謎ついでに、平安時代の寝具はどうだったのでしょうか?調べたところ、畳は土間に対極する物として、それだけで敷き布団を兼ねていたとか。そして、畳のある住まいは高貴な人々にのみ能うものだったということです。綿の伝来が室町時代に入ってからですから、それ以前はやはり畳に直に寝たのでしょうか?
    うーん、痛いと思いますが。

    ところで、カマンベール1かけを韓国のりで巻くと、不思議な味がして美味です。何気なくやってみたらイケました。
    是非、お試しあれ!

  8. 【4310115】 投稿者: ちはやふる  (ID:1o9GLGrZJ9M) 投稿日時:2016年 11月 04日 14:46

    私は祇園祭は観覧したことがあるのですが、時代祭はありません。観覧席みたいのがあるのでしょうか?
    お行列は平安神宮からでしたっけ?
    桓武天皇のころであるのは知っていますが、あの大伴家持はその当時の歌人だったのですね。前の百人一首のお話、結局すべて繋がっていたことが、ようやくわかりました。
    歴史っておもしろいですね。

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