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【1934980】私立中学の価値

投稿者: 自然体   (ID:KR1jc1G02kE) 投稿日時:2010年 11月 28日 08:25

この不景気の中、希望しない私立中学へ無理して行かせる道理がないと思います。
公立中学という保険もあることだし。
皆さんどう思われますか?
我が家の場合、子供はまだ小4ですが、受験希望は以下の通りで、それ以外の学校なら公立中学へ行かせるつもりです。
新興系、成り上がり系、スパルタ系、予備校風系は基本的にパスです。
希望の私立中学に合格しなかった場合は、公立中学から県立トップ高校を目指します。


2/1 麻布か開成(武蔵もOK)
2/2 なし(栄光、聖光は良い学校だけど遠いので)
2/3 早稲田か暁星(筑駒は学区外なので)
2/4 芝

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  1. 【2017343】 投稿者: 地域、時代  (ID:mgYwa0hRWeU) 投稿日時:2011年 02月 12日 10:03

    動機様

    私も、アールグレイ様と同じ事を感じたな。。。
    人がどんな道を選択しようが、「本人の勝手」でしょ。

  2. 【2017356】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:aKDOEc8C8pQ) 投稿日時:2011年 02月 12日 10:12

    東大、京大が研究者養成大学であるかどうか、それはミッションの一つではあるけれど、全部ではないでしょう。
    国を動かし、産業を動かすのは、技術だけではないのです。
    残念ながら、と言わざるを得ないのですが、営業がきっちりしていて、優秀な人が集まっていて、経営的影響力の大きい会社はすぐれた会社の場合が多いような気がします。営業だけは嫌だという人も、優秀な学生の中には多いけれど、私は、あんまり嫌だとは思わないな。

    最近、おもしろい本を読んだので、ご紹介します。

    スプートニクの落とし子たち
    今野 浩
    毎日新聞社

    スプートニクショックの時代の、東大の工学部の学生たちのその後の人生行路を追ったものです。主人公は、技術から金融に転じた人。
    大学の先生の著書なので、話の多くの部分に、誰がいつどこの教授になった、これで教授は同級生で何人目、というような話が出てきて辟易するのですが、一方で、スプートニクショックで、工学部に、国のベストアンドブライテストを集めてしまい、結果として、二流官僚、三流政治家が蔓延してしまった、それが日本の国力を奪った、という結論になっており、こういう見方も成立しないわけではないかな、とも思うのです。
    ちなみに、ベストアンドブライテストは、狭義には、ケネディとその取り巻きを指す言葉で、何であんなに優秀なのを集めてベトナム戦争の泥沼に突っ込んだか、という皮肉をこめて使われるのですが、著者がそこまで考えてこの言葉を使ったかどうかはわかりません。
    益川山中対談のような名著ではありませんが。

    日本の社会にもう少し流動性を持たせないと、若い人に研究者目指せと言っても説得力が無いです。

    非常に卑近な例では、友人の臨床屋に、再生医療で注目されているのが居る、と前に書きましたが、私のかかりつけの開業医は、彼の大学の同期、高校は違いますが二人とも都内の国立、現役合格、なのです。
    城南の高級住宅街で立派な医院で手広くやっており、世界を飛び回っている臨床の教授とどちらが幸せか、私にはよくわかりません。
    二人とも、たぶん幸せなんだろうとは思いますが、お互いがお互いをどう思っているかわからないので、二人とも、私が両者の知り合いであることは知らないはずです。

    東大医学部の出身者で、音楽の名手も多い、凝ったプログラムで個人リサイタルを開き、プロの音楽家が大勢聴きに来るレベルの人を、この前ご紹介した西村さんを含め、4人、知っています。この人たちは、たぶん、臨床の教授にはならないだろうと思います。とても時間的に無理でしょうから。
    それでも、立派な生き方ではないかと考え、音楽でも彼らの足元にも及ばない私は、ひたすら尊敬しています。

    逆に、東大医学部でまずいなと思う例は、なにがなんでも出世するぞ、みたいな上昇志向の塊で、能力がついていかなかったり、チャンスをものにできなかったり、という人で、すねるみたいな感じになる場合、ですね。東大ゆえの課題かも知れません。
    ある医師の方と、いろいろは話をする機会があったのですが、ある時点から、なんか、私に対して攻撃的というか、目線が変わりました。なぜだか全然わからなかったのですが、会社でのいろいろな連絡を秘書が仲介する、それでカチンときたらしい。理Iの馬鹿に秘書がいて部下がたくさんいて、理IIIの自分に居ないのはけしからん、みたいに、某病院医局で暴れていたらしい。こういう、採用ミスみたいな人も、いる、というか、出来上がるというか、ある割合は、覚悟する必要があるのかも知れません。

  3. 【2017359】 投稿者: 遺伝  (ID:pRwkbm0h3s2) 投稿日時:2011年 02月 12日 10:13

    >中受もいっそのことIQで選別した方がよっぽど良いですね。


    本当に。潔くていいですね。
    そのほうが先々に渡り健全かも。このスレ的には。
    公立高校もIQテストで振り分けられるとなれば、
    過剰な受験勉強は誰もしなくなる。
    本当に興味があることしかやり込まなくなる。
    IQは幼稚園時の頃からほとんど変わらないとのことだから、
    その時点で一度検査しておけば、努力の向けどころが
    勉強にあるのかないのかわかるしね~。


    >我々が欲しいのはフライングによって学歴を得たそこそこの人材ではなく、
    >遅咲きでかまわないから創造力のある才能豊かな人材なんです。
    企業の採用なら、可能性のありなしくらいならわかりますね。
    わからないとしたら試験内容と、試験管の問題。
    でも確かに中受、大受の現行の試験じゃ、ほとんどわからないかも。
    とはいえ、一部の中受の試験内容(難関校)は、
    昔のように記憶メインじゃなくて記述メインに
    なった。少しでもそのへんの能力を知りたいという意図は感じられるかな。
    ただ記述に向かない子にまで記述対策をやらせることで、
    より一層、中受準備の負担が増えたということは、いえると思う。

  4. 【2017396】 投稿者: 通りすがりの企業人  (ID:aKDOEc8C8pQ) 投稿日時:2011年 02月 12日 10:36

    若い人の独創性の見方について

    長い間採用にかかわってきた経験で言うと、現在まで独創性をどの程度発揮したかを見るのがいちばん確実、という身も蓋もない結論になってしまいます。
    結局、手間暇をかけて、何回か、同一分野異分野を混ぜた専門家に、プレゼンを聞いてもらい、突っ込んだ議論をして評価してもらうのがいちばん適切です。

    修士以上の人には、これが一番確実。もちろん、人間性も見ます。
    私自身には、いくつかチェックポイントがあるのですが、そのうちの一つ。大きなラボで、ベルトコンベアーのようにいろいろなプロジェクトが進んでいるところで、歯車になっていたような人は、なかなか難しいです。大先生のバックがあり、業績リストは非常にきらびやか、お断りする理由を探すのに苦労します。

    学部卒の人は、正直、研究開発で実力を発揮できるか、よくわからないし、正直言って、研究開発から見た歩留りはよくありません。しかしながら、会社には、製造部隊もあるし、営業部隊もあるし、戦略部隊もあるので、ポテンシャルが高ければ、他の分野に容易に転身できる、全然開発で芽が出なかった人が、生産管理の神様みたいになっている例もあります。

    あまり書くと特定されそうなので、このくらいにしますが、私の経験の中では、出身の中学高校を判断材料にしたことは、一度もありません。上のようなチェック(学部卒の人には別のチェック方法も併用しますが)がすべて、です。


    それで、ほんとうに独創性のある人を、高校卒くらいの段階で見極めるのは難しく、実質的に無理なのではないかと思うのです。AOで、高校の発明クラブのキャプテンだった、とか、将棋の高段者だとか、そういうのを合格させても、結局、へんにハードルを下げるだけなのだろうな、と推測しています。それで、思いっきりハードルを上げてブルバキ、というのを、前に書かせていただきました。

    東大の理系1500人のうち、数学的独創性の必要な仕事をする人は、どのくらい居るんでしょうか。私は20人くらいじゃないかと思うのですが、よくわかりません。
    私自身の経験から言うと、大学院のときも、会社で技術をやっているときも、直面している問題を定式化するのに、どの表現形式がふさわしいか、考えなくてはならないので、特殊関数の本の何ページにどういう式が書いてあるかを覚えていることは、非常に役に立ちました(というか、覚えてしまいました)。また、量子力学的なシミュレーションをやるときに、どのライブラリにどういうルーチンがあるかを知っていることも役に立ちました。無い部分は、当然自分で埋めるのですが。
    ということで、暗記数学にも満たない、どこに何があるかだけ覚える、ということで乗り切った、というしょうもないお話なのですが、ほとんどの工学分野の人、多くの理学分野の人はこんな感じなのではないかと思います。

  5. 【2017474】 投稿者: 遺伝  (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 02月 12日 11:34

    >ということで、暗記数学にも満たない、どこに何があるかだけ覚える、
    >ということで乗り切った、というしょうもないお話なのですが、ほとんどの
    >工学分野の人、多くの理学分野の人はこんな感じなのではないかと思います。


    理系分野じゃなくても、そうなんじゃないかな。
    何から何まで正確に覚えられません。
    すべてを自分で導き出してなんていられません。
    あそこにあんな雰囲気の情報があった…、それを思い出せることも才能かなと。


    >東大の理系1500人のうち、数学的独創性の必要な仕事をする人は、
    どのくらい居るんでしょうか。


    東大に限った話ではないし、最近の話でもないどころか昔の話(同世代)なのですが、
    数字絡みに特異な才をもつそれっぽい人で、
    米国留学組を何人か知っていたのですが、
    気がついたらぞろぞろと、数理経済学の分野に行っちゃいました。
    当時金融工学が流行だったみたいで…。
    その、数字と深く戯れられる能力は、
    国家や国際機関レベルのことにいかされている場合もありますが、
    個人のお金持ちの税金対策レベルに留まっちゃったりしているのを見ると
    もったいない、、、、、という気持ちで一杯になります。
    いずれも日本に帰ったのは、私が知っている限りでは官費組だけ。
    あとは戻っても一瞬。結局再び海外に行っちゃうかな。
    数字に異様に強い人たちは、もともと変わり者ばかりの傾向があるから、
    どうやら日本は生き難いよう。

  6. 【2017479】 投稿者: 遺伝  (ID:4Xzxz71IPe2) 投稿日時:2011年 02月 12日 11:38


    あれ、もう一度読んだら「数学的独創性」の話で
    「数学の独創性」の話じゃありませんでしたね。
    すみません、スルーしてくださ~い!

  7. 【2017504】 投稿者: 視点  (ID:4b.FmqGfp3Q) 投稿日時:2011年 02月 12日 12:00

    当然のことだが、素材の優劣を判断しようと思えば、他の条件を同一にして比較しないといけない。
    A君は、小学校低学年から何百万(場合によっては1千万)もかけて塾通いし、高い入学金と学費かけて私立にいき、中学課程は1年で終わらせ、中学2年から5年間かけて高校課程を繰り返す。
    B君は、金をかけてもらえず、公立中学では中学課程のみ。高校入ってから高校課程の勉強を始める。


    それで、A君がB君よりいい大学に行くから「素材」がよかったと?
    「そんなことは言えないんだよ」ということを説明しないといけないようじゃ、議論なんてできないなあ。


    私立に行く方が公立に行くより「素材として優秀」などというのは傲慢以外の何ものでもないわけだが、中受にそまればそんなことも理解できない人が多いんだね。


    むしろ、神戸大医学部の例でいえば、北野からの入学組と灘からの入学組だと、素材とすれば北野からの入学組が上だという推定が働く。
    到達点が同じなら、金で嵩上げされていない方が優秀なんだよ。


    本来、私が言っていることは、じゃい子さんのようにまともな感性をもっていたら、感覚的に納得できることなんだよね。
    益川さんと山中さんが、お互いに言っていることについて、感覚的に分かりあうのと同じ。
    中受狂想曲に染まりすぎると、親もまともな感覚が失われるということなんだよね。


    益川さんも、今の時代だったら自分はダメの烙印を押されて終わっていた(自分は時代に救われた)と書かれていたし、山中さんも、東大京大に行った人が子供に金をかけ、また東大京大に行くという格差の連鎖を憂うべきことだと書かれていた。
    益川さんは、勉強部屋与えて家庭教師をつけた方が有利だと言っているのは「あたりまえ」だって書かれていたけど、そんな「あたりまえ」のことを証明せよなんていうレベルの人とは議論できないよね。


    それと、「私立は凡才を東大や京大や医学部に送り込むシステム」というのも「平均のIQがあれば灘でも開成でも合格できる」というのも事実であって、価値判断ではない。
    事実の指摘と価値判断を区別できない人が多いよね。


    私の基本的な考えは、子供に「お前は才能がないから○○なんてできっこない」なんてことは誰も言えないってこと。脳科学なんて全然解明されていない分野だし、IQなんてのも、どれだけ人の能力のほんの一面しか測れないものだろうし、それでどれだけのことが分かるのかもわからない。

  8. 【2017516】 投稿者: 視点  (ID:4b.FmqGfp3Q) 投稿日時:2011年 02月 12日 12:14

    >成績の良かった方が町医者になっていて何か問題でも。
    >町医者の何がいけないのでしょう?
    >研究する人も必要でしょうけど、優秀な町医者も必要でしょう?


    町医者になるのに過剰な受験勉強は不要どころかマイナス。
    患者を治すという志であったり、患者の目線であったり、わかりやすく説明することであったり、受験勉強なんて全く関係ないメンタリティの部分が大事。

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