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【2875364】野球の強い完全中高一貫校

投稿者: 野球ママ   (ID:i36KE4qgfCk) 投稿日時:2013年 02月 24日 15:08

はじめまして。
今度、下の息子が新6年になります。今、愚息は来年の中学受験を睨みながらも、少年野球に明け暮れています。塾は上の子と同様に個人塾に入れて何とかついていっている状況です。
ところで、息子は最近までは野球の強い高校のある中学に行きたいと言っていたのですが、最近は、高校からの入学生がいない中高一貫校で、野球をしてみたい気になったようです。
それで、高校に硬式野球部があって、かつ外進生がいない中高一貫校(高校からの入学者がいない)には下記の高校があるようですが、この中で比較的野球が強いくてお薦めの学校などはあるでしょうか。

穎明館、渋谷教育学園渋谷、麻布、海城、芝、東京都市大付属、獨協、武蔵、早稲田、浅野、サレジオ学院、逗子開成、神奈川大附属、関東学院、関東学院六浦、森村学園

野球にもサッカーの暁星やヨットの逗子開成に相当する完全中高一貫校の星のような学校があるのかなと思い質問させていただきました。今は弱くても指導者が熱心であれば、数年に1度くらい良い線まで行く場合もあると聞きました。
まあ、愚息は上の子と比較すると麻布と早稲田はちょっと無理かなと思うのですが、他なら何とか・・・

下の高校野球ドットコムを読むと穎明館と関東学院が強そうかなと感じたのですが。
http://www.hb-nippon.com/

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  1. 【4662492】 投稿者: いろいろ  (ID:v2zfs.Bj5Ak) 投稿日時:2017年 08月 05日 12:52

    >>早稲田実業の内進生でメンバー入りする奴は、
    >>中学軟式野球部じゃなくて外部のクラブチームで
    >>硬式野球やってる奴が多いと聞いたが

    早稲田実業学校高等部の野球部員は1年から3年まで総勢92人

    内訳
    スポーツ推薦 27人(29%)
    中等部出身  58人(63%)
    一般入試    7人(7%)

    ※中等部出身は「初等部出身+中等部受験組」の合計

    例年、野球部の中等部出身者のうち三分の一が外部硬式クラブ出身で、残りの三分の二が中等部野球部出身。

    今年の夏大会のベンチ登録メンバーの内訳
    スポーツ推薦 12人
    中等部出身   7人(中等部野球部出身 4人、外部硬式クラブチーム出身 3人)
    一般入試    1人

    中等部野球部出身もスタメンのショートや決勝で代打で出場していた。
    昨年もエースや4番打者が中等部野球部出身。
    こうやってみると、一見、中等部野球部出身者が意外に多いように見える。
    けれどベンチメンバーに登録される割合は

    スポーツ推薦 12人/27人 (44%)
    中等部出身  7人/58人 (12%)
    一般入試   1人/7人 (14%)

    今年の中等部出身のうち外部硬式クラブ出身が何人いるかまでは把握していないが
    数年前までの例を基準にすると中等部軟式出身は三分の二の割合で38人程度、
    外部硬式クラブ出身は20人程度と予想する。
    これだと、
    中等部軟式出身       4人/38人 (10%)
    中等部外部硬式チーム出身  3人/20人 (15%)

    つまり、早稲田実業中等部野球部出身者が高等部硬式野球部に入部したとしてベンチ入りできる割合はたったの1割にもかかわらず、
    逆にスポーツ推薦組がベンチ入りできる割合は約4割もある。

    1年生を除いても
    中等部野球部出身者がベンチ入りできる割合は1割強、
    中等部外部硬式チーム出身者がベンチ入りできる割合は2割強、
    スポーツ推薦組がベンチ入りできる割合は5割近くある。

    やはりスポーツ推薦で早稲田実業に入るのがベンチ入りの近道であるように思える。

  2. 【4662521】 投稿者: 瞼  (ID:L0eyY9YT7dQ) 投稿日時:2017年 08月 05日 13:29

    成る程。

    厳しい世界ですね。


    大学で続けるとかは別問題ですが。
    そうやって競争くぐってベンチ入りしても、大学では別のスポーツをやっている選手も多いですね。

    斉藤くんの時大学野球部に入部したのはあと2名ぐらいでしたっけ?
    それでも背番号もらえたのは斉藤くんだけですよね?

  3. 【4662575】 投稿者: いろいろ  (ID:u96IcxTUm6I) 投稿日時:2017年 08月 05日 14:23

    首都圏の主な私立大学の付属中学野球部出身者の大学の野球部での活躍の状況

    (1)慶應義塾大学

    中等部/普通部の中学野球部から慶應義塾高校硬式野球部のレギュラー、準レギュラーになった選手は、最近の10年間では以下の野手2名、投手2名の計4名しかいない。
    普通部出身が2名で2名とも野手。野手の1名は2004年の慶應高校野球部副将(高校で推薦が始まる一つ上の世代)で、慶應高校では下級生の時からレギュラー。3年時の夏の大会では3回戦の霧が丘高校戦で最終回に起死回生の満塁本塁打を放ち、その後、慶應大学野球部入部後、新人戦に出場して優勝に貢献、2008年、最終学年で慶応大学野球部の学生コーチになった。

    中等部出身は2名とも投手で一人は2013年夏季大会の4回戦麻布大淵野辺高戦では完投して勝利投手になり、現在、慶應大野球部で活動中。
    もう一人は2016年夏季大会3回戦の海老名高校戦でリリーフ登板し、さらに5回戦の鎌倉学園戦では先発。現在、慶應大野球部で活動中。

    中等部や普通部時代にシニアやボーイズに在籍し、慶應高校野球部で活動した選手は多くいる。(昨年の慶応高校主将など)


    普通部野球部出身で高校、大学まで公式戦で活躍した選手は1993年の慶應高校キャプテンで慶應大学でジャイアンツの高橋由伸選手とともに活躍、その後、社会人の三菱ふそう川崎(チームは2013年に解散)で活躍した選手まで遡ならければならない。
    中等部、普通部とも毎年、あれだけの生徒が野球部に入部するのに高校硬式野球部、大学硬式野球部における活躍例はごくわずかにすぎない。

    慶應の場合は湘南藤沢の方が高等部野球部の8割以上が中等部からの内進生であり高校で活躍でき、さらに投手2名、野手1名が慶應大野球部の公式戦で神宮の舞台に立っている。

    そのうち湘南藤沢中等部出身の一人は高校1年夏からベンチ入り、2年夏からエース、3年春は4番外野手兼抑え投手として4回戦まで勝ち上がった、2回戦の川和高校戦で2打席連続本塁打を記録。
    慶應義塾大学では投手に専念、1年春からマウンドを経験、2年春の立教大学戦ではリリーフで4回を無安打5奪三振の好投をみせた。


    (2)早稲田大学

    早稲田実業中等部軟式野球部から早稲田実業高等部硬式野球部を経て早稲田大学野球部で活躍した選手は2007年に早大卒業後、社会人のJX-ENEOSに入社して俊足のリードオフマンとして外野手で活躍した選手くらい。ただし、この選手は2003年に早実、2007年に早大を卒業している早実のスポーツ推薦拡大前の選手。
    ただ、早実高等部野球部のスポーツ推薦は今も1学年で9名と少なく、また一般入試での外部生の入部も1学年あたりでは僅かのため、公式戦でベンチ入りした中等部野球部出身選手は多く、中にはリリーフ投手、代打、代走、守備要員で公式戦出場を果たした選手も何名かいる。ただし、中等部野球部からの選手が早大野球部で公式戦出場を果たした例は現在のところ上記の社会人のJX-ENEOSに入った選手くらい。
    むしろ、早大では準硬式野球部での早稲田実業中等部出身者の活躍例は多数ある。

    最近、早大学院中学部野球部が中学大会でそこそこの成績を残してきているので今後に期待できるかもしれないが、早大学院は高校で多数の外部生の入学があり、硬式野球部での中高一貫生が2年前の秋季大会からベンチ入りをするようになった。
    また、早大学院は軟式野球部とアメリカンフットボール部が全国レベルの強豪であり、中学部野球部出身者がこの二つの部へ入部することも多いと聞く。

    また早稲田中学・高校野球部出身者が2年前の春のリーグ戦で早稲田大学硬式野球部の公式戦に出場した。
    早稲田中高出身者は早大硬式野球部への入部自体がほとんどないので、快挙のように感じる。

    (3)立教大学

    立教新座中学野球部から立教新座高校野球部を経て立教大学で活躍した選手はこの10年間だと野手が1名。投手が2名ほどいる。
    投手では東京六大学の公式戦13試合に登板して2014年に卒業し日立製作所野球部で活躍した選手、東京六大学の公式戦37試合に登板して2013年に卒業しHonda鈴鹿野球部に入った選手(ただし中学受験でなく立教小学校出身)がいる。

    他に立教池袋中学野球部から立教池袋高校野球部を経て立教大学野球部に入部して東京六大学の公式戦32試合に登板して日立製作所野球部に入った投手もいる。

    立教新座や立教池袋は高校進学の際、外部生の入部が早慶よりは少ないため、割と内進生が高校野球部でレギュラーを獲得している。
    しかし立教大学野球部がスポーツアスリート選抜入試(2008年導入)が本格化する2011年以降、立教大学硬式野球部の内部生の活躍は激減した。
    有望な内進生の多くは立教大準硬式野球部に入るようになってきた。

    (4)法政大学

    法政二中野球部を経て法政二高野球部のレギュラーで活躍し、法政大学野球部に入部してきた選手はこの10年間で3名ほどいる。1名が投手で野手が2名。
    投手1名と野手1名は法政二高で活躍し、一昨年の春、法政大学野球部に入部した。
    そのうち投手の1名は昨年の秋、開幕戦の早大戦で1回3者連続三振を含む 2回パーフェクトの好投。
    7年前に法政大学に入学した野手1名は東京六大学の準レギュラーとして公式戦39試合に出場し通算16安打を放ち、2014年に卒業。

    法政大中学野球部を経て法政大高校野球部で活躍。法政大野球部に入部した投手も1名いる。
    2012年の秋季リーグ戦で1試合1イニングだけ登板。(打者3人を三者凡退に抑えた。)


    (5)明治大学

    明大明治と明大中野の高校野球部は付属中学からの内進生が多く活躍しているが、明治大の付属中学出身の明治大学硬式野球部での公式戦出場は最近10年間では、明大中野出身では打者が1名、投手2名、明大明治出身では打者が1名でいずれも1イニングだけのワンポイント登板や1打席だけの代打出場のみであった。
    明治大の付属出身の東京六大学公式戦における出場は明大明治、明大中野、明大中野八王子といずれも何名かずついるが、上記の数名以外は外部中学から高校へ入学してきた選手であった。

    (6)青山学院大学

    青山学院中等部から青山学院大高等部野球部を経て青山学院大学野球部の公式戦にベンチ登録された選手は3名ほどいる。
    中には打者として4年生の時、東都で首位打者を獲得した選手もいたが、その選手の中等部時代は目黒西シニアに所属。

    中等部野球部出身は投手2名。
    1名は高等部の時、2006年夏の大会で二松學舍大学附属高等学校を無四球完封し、青山学院大学硬式野球部では4年のときに公式戦でベンチ入りした。

    青山学院高等部野球部は本格的なスポーツ推薦がなく、どうしても中等部出身の選手が半数近くを占めるが、厳しい監督の下で練習で鍛えられ、時々高校野球の大会で上位に進出することもあり、また青山学院大硬式野球部のスポーツ推薦者も学年で8名と少なく高等部出身者の入部も強豪大学の割には比較的多いことから今後も期待できるかもしれない。

    なお、青山学院大学硬式野球部は理系学部学生の入部は受け入れていない。
    青山学院大準硬式野球部は東都準硬式リーグ2部で、一般入部の進学校出身者や高等部出身者の活躍例は多数ある。

    (7)中央大学

    中央大学附属中学ができて、その1期生が今年、大学2年生になる。中央大附属高校野球部でも昨年から附属中学出身者の活躍が目立つようになってきた。
    ただし、中央大学は硬式野球部だと内進生や一般入試の学生の入部の受け入れはあるものの、部屋の数に限りがある寮に入ることができないと、中央大野球部の場合、寮生中心にチーム編成するため活躍が難しくなる。
    2年前の中央大附属高校のエース(最速140kmの速球を武器にする附属中学野球部出身)が中央大学硬式野球部に入部した。
    また、中央大の場合、他大学では一般入試の学生が活躍しやすい準硬式野球部でさえも名門野球部であり、高校で硬式野球において都道府県大会ベスト4以上という硬式野球部以上の厳しい条件のセレクションをクリアしなければ準硬式野球部に入部さえできないことから、体育会で野球をしたい学生の多くは軟式野球部で活動することが多い。

    中央大附属高校から中央大で一貫生として活動しやすい球技スポーツは野球ではなく、アメリカンフットボールで大学のレギュラーも附属高校出身者が多い。

    (8)日本大学

    日大中野球部から日大高校硬式野球部で活躍した選手は最近、増えてきた。3年前の夏の大会では日大高校野球部のレギュラーの三分の一が日大中野球部出身。
    しかし、日大中出身者で日大高校を経て日本大学保健体育審議会硬式野球部で公式戦での活躍した例は少なく、最近10年間では野手1名が日本大学野球部で2年の時にベンチ登録され、上級生のときに学生コーチを務めた例があるくらい。
    スポーツ推薦で日本大学高校に入って日本大学野球部で活躍した例は何名かあるが。

    日大三中野球部から日大三高硬式野球部を経て日本大学硬式野球部で活躍した選手は1名いる。
    3年前の日本大学野球部の副将で一昨年、社会人野球の日本通運に入った。

    強豪である日大二中野球部出身者の日大二高野球部での活躍例は多いが、日本大学硬式野球部での活躍例は最近10年の記録の中では見つからなかった。

    (9)学習院大学

    学習院中等科から学習院高等科を経て学習院大学野球部で公式戦に出場した選手は最近10年で9名いる。
    学習院高等科硬式野球部は最近10年の記録でもベンチ登録選手の9割以上が学習院中等科出身の選手である。 (ただし、中学受験経験者より初等科出身者が多い)
    一昨年の学習院高等科、夏の予選ベスト16の立役者のエースピッチャー(最速140kmのストレートが武器)は既に東都3部リーグで2年生ながら学習院大学野球部のエースピッチャーになっている。

    (10)成蹊大学、芝浦工業大学、成城大学

    東都大学野球連盟の成蹊大学、芝浦工業大学、首都大学野球連盟の成城大学が過去10年で、上記の学習院大学と同じくらいの人数の付属高校出身者が大学野球部の公式戦に出場しているが、成蹊と成城は中高大と一貫して進学する生徒が最近減少傾向にある。
    学習院大、成蹊大、成城大の野球部については、学習院は「G」マークで、成蹊はクリーム色の下地に「SEIKEI」の文字で、成城は青いストライプの下地に「Seijo」の文字で 中‐高‐大学でユニフォームが統一され、中高大で合同練習会を実施するなど各チーム間の繋がりが深い。
    また、成城学園中学野球部は硬式野球部に転換しのボーイズに加盟して4年が経った。


    こうして記録を調べてみると東京六大学や東都大学リーグ1部、2部の大学だと付属中学野球部から高校野球部を経て、大学野球部の公式戦で活躍することは大変、難しいことであるが、東都3部レベルの大学であれば付属中学出身者の活躍例も増えてくる。
    ただし、東京六大学や東都大学リーグ1部、2部所属のセレクションをしている強豪大学においても、内部生や一般入学の選手の活躍するチャンスが無いわけではなく、4年間努力し続ければ、どこかにチャンスがあるように思われる。

  4. 【4662710】 投稿者: いろいろ  (ID:bS/TcqhprNQ) 投稿日時:2017年 08月 05日 17:05

    ある学童野球チームがあったとする。
    夏の大会が終わり、秋も押し迫り、そのチームに所属している小学校6年生たちが、次のステップである中学野球を経て高校野球へ進もうとすると概ね次のようなコースを取ることになるだろう。
    (1)中学硬式野球クラブ→高校(スポーツ推薦による入部が多数の強豪野球部)
    (2)中学硬式野球クラブ→高校(公立進学校を含む一般入部がほとんどの野球部)
    (3)公立中学野球部→高校(スポーツ推薦による入部が多数の強豪野球部)
    (4)公立中学野球部→高校(公立進学校を含む一般入部がほとんどの野球部)
    (5)中学受験→スポーツ推薦が多数を占める野球強豪校の付属中学→系列高校
    (6)中学受験→高校でも内進生主体の付属中学→系列高校

    他のパターンもあるが概ねこのルート。
    しかし、(1)~(5)の場合、高校野球部でスタメンを取れた選手は意外と少ない。

    強豪硬式野球クラブに入りなかなか出場機会を得られずに諦めてしまう者。
    シニア等に入っても学校で別の運動部に入って学校の運動部の方に熱中する者。
    シニアで活躍しスポーツ推薦で強豪校に入ったものの3年間でとうとうベンチ入り出来なかった者。
    公立中学野球部では活躍したものの、高校では別の運動部に入る者。
    このように、いろいろいる。

    全員が全員、高校野球部でスタメンで活躍できるとは限らない。
    (1)~(5)の中では(2)が一番、スタメンで活躍できた割合が高いが、それでも5割程度。
    他はスタメンで活躍できた確率は4割以下というのが実情だ。
    それほど高校野球で活躍するというのは競争が意外にも激しい。

    しかし、(6)の小学6年の夏くらいまで野球に取り組み、中学受験で内進生が主体の進学校の高校野球部のある付属中学に入った子はほとんど、高校野球部でスタメンで活躍した。
    私の身近には9人ほどそのような子がいたが全員、高校野球でスタメンで出場した。
    つまり、私の身近では高校野球部でのスタメン活躍率は100パーセント。
    またその半数近くの者が大学でも野球部に入った。
    (ほとんどが国公立大学や上智大のようなスポーツ推薦がない大学野球部ではあるが)
    当然といえば当然かもしれない。
    小学6年の夏くらいまで野球に打ち込む中学受験生は少ない。
    また、中学受験生なのに小学6年夏まで野球に打ち込んだ子達だ。
    ほとんどの者が「野球を辞めるくらいなら中学受験を止める方を選ぶ。」というほど野球に入れ込んでいる子ばかりだった。
    よって入学した中学野球部では野球に関して大きなアドバンテージを持って入部するので主力選手として活躍できたのだろう。
    それに、高校でもスポーツ推薦が無いので競争も少なかったと推測できる。

    また、平成15年3月21日の日本高等学校野球連盟の通達により中高一貫校で校長が同一の場合、中学野球部の中学校の大会終了後、いわゆる中学3年生を高校の部活動に参加させることは、当該学校長の承認があれば差し支えないことになっている。
    そのため、多くの中高一貫校は夏の大会、または秋に実施される中学3年のための私学大会終了後、高校野球部の監督下の練習に参加する。
    必然的に高校野球部で活躍できる確率は高くなる。

    ただし、野球選手としてレベルが高くなるかどうかはまた別だ。
    (1)~(5)は激しいレギュラー争いを勝ち抜いてきた選手ばかり。
    (6)は野球選手としても試合経験は豊富に積むことができてもチーム内で競争が少なく、温室育ちになりやすい。
    強くなるためには野球部の指導者は普通のチーム以上に厳しい練習をするしかない。

    実は内進生が主体の進学校の高校野球部で比較的強いチームというのは、中学、高校と非常に厳しい練習をしている。
    特に桐朋、芝、東京都市大学付属。この3校の練習はかなり厳しいと聞いている。
    チーム内で競争が少ないのでそうしないとなかなか勝てないのである。

    また、(6)の場合、他のスポーツに移りにくくなる。
    もしかすると野球以外のスポーツに才能があったかもしれないのに、他のスポーツに取り組むチャンスが少なくなる。
    なぜなら、高入生が少ない高校の場合、中学野球部の主力選手は周囲の期待などもあり高校で他の運動部を選ぶのは大変難しくなるのである。

    中学受験でスポーツ推薦が多数を占める野球強豪校の付属中学に入り、中学野球部では野球で活躍しても高校では別のスポーツで花を咲かせた選手も知っている。
    だが、(6)の選択選手ではそのようなケースは希少だ。
    何が良かったのかは個人、それぞれ異なるとは思う。
    ただ、長く野球で活躍した子が多いのは今、思い起こすと(6)の選択をした子達だったなあ。と感じたしだいである。

  5. 【4663493】 投稿者: イチゴ  (ID:4EA2YeiVlWo) 投稿日時:2017年 08月 06日 12:37

    つまり、こういうことでしょうか?
    小6で中受を考えている野球少年がいて高校で硬式のレギュラーを目指すなら、
    小学校6年夏の大会くらいまで受験勉強と野球を両立させて桐朋・芝・都市大を
    目指すのがいいよ。
    練習は厳しいしけど充実した高校野球生活が送れるし。
    でもレギュラーを取るのは難しくないよと・・・・

  6. 【4669129】 投稿者: お奨めの首都圏の中高一貫校  (ID:3u/QRBztWLM) 投稿日時:2017年 08月 12日 12:58

    >>練習は厳しいしけど充実した高校野球生活が送れるし。
    >>でもレギュラーを取るのは難しくないよと・・・

    中学受験を考えている野球少年のお奨めの首都圏の中高一貫校

    今年、首都圏には高校に硬式野球部があり単独校として大会に参加した中高一貫校が国立、公立、私立を合わせて、165校ある。
    (東京都100校、神奈川県30校、埼玉県18校、千葉県17校)
    そのうちベンチ登録の3割以上の選手が系列中学からの内進生で占めている学校は82校と約半数になる。
    (内進生には外部の硬式野球クラブ出身者も含む)
    さらに82校のうち最上級生の3年生がベンチ入りできる選手が半数以下の学校は早稲田実業、日大豊山、八千代松陰の3校。

    他の79校は高校3年の半数以上の選手がベンチ入りできている。
    ベンチ登録選手の3割以上が内進生で、さらに最上級生の半数がベンチ入りできれば、どの選手もベンチ入りが現実の目標になってくる。

    その79校のうち、過去5年の夏の地方予選の勝率が5割以上の結果を残しているのは下記の24校
    スポーツ推薦中心の高校でも勝率5割に達していない高校は多くあることから、この24校は健闘している方だと思われる。

    勝率・・・過去5年間の夏の地方予選の勝率
    ベンチ登録者・・・ベンチ登録内進生の選手数/ベンチ登録選手数

    ・日大二     東京都   勝率0.706   7/20
    ・明大明治    東京都   勝率0.667   9/20
    ・市川      千葉県   勝率0.643  11/20
    ・明大中野    東京都   勝率0.643   9/20
    ・足立学園    東京都   勝率0.615   7/20
    ・立教池袋    東京都   勝率0.583  11/20
    ・青山学院高等部 東京都   勝率0.583   7/20
    ・多摩大聖ヶ丘  東京都   勝率0.583   8/20
    ・城北      東京都   勝率0.583  13/20
    ・芝       東京都   勝率0.583  20/20
    ・駿台学園    東京都   勝率0.583   7/20
    ・慶應藤沢高等部 神奈川県  勝率0.583  15/20  
    ・立教新座    埼玉県   勝率0.545  10/20
    ・桐朋      東京都   勝率0.545  10/20
    ・獨協      東京都   勝率0.545  17/20  
    ・成城学園    東京都   勝率0.545  10/16
    ・相模原中等教育 神奈川県  勝率0.545  20/20
    ・関東学院    神奈川県  勝率0.500  20/20
    ・渋谷教育幕張  千葉県   勝率0.500  19/20
    ・東京都市大学付 東京都   勝率0.500  20/20
    ・聖学院     東京都   勝率0.500  18/18
    ・武蔵      東京都   勝率0.500  20/20
    ・成城      東京都   勝率0.500  20/20
    ・桜修館中等教育 東京都   勝率0.500  20/20

    以上の24校が過去5年の夏の大会予選でソコソコ強かった内進生中心の高校野球部だった。

    参考までに東京、神奈川、千葉、埼玉の主な公立進学校野球部のうち
    過去5年の夏予選の勝率が5割を超えているのは下記の16校の野球部。
    他の都立の進学校野球部の勝率は意外に低かった。
    (日比谷、西、国立、戸山、青山、新宿など)

    ・都立小山台 東京都   勝率0.772
    ・都立城東  東京都   勝率0.762
    ・県立湘南  神奈川県  勝率0.706
    ・県立厚木  神奈川県  勝率0.642
    ・県立相模原 神奈川県  勝率0.642
    ・県立船橋  千葉県   勝率0.615
    ・県立柏陽  神奈川県  勝率0.583
    ・県立川和  神奈川県  勝率0.583
    ・都立文京  東京都   勝率0.545
    ・県立横須賀 神奈川県  勝率0.545
    ・県立川越  埼玉県   勝率0.545
    ・都立立川  東京都   勝率0.500
    ・都立国分寺 東京都   勝率0.500
    ・県立長生  千葉県   勝率0.500
    ・県立八千代 千葉県   勝率0.500
    ・県立春日部 埼玉県   勝率0.500

  7. 【4692632】 投稿者: 俺様  (ID:czjhrdJxz8s) 投稿日時:2017年 09月 05日 18:32

    東京都市大学附属ボーイズが所属する東京西支部は、東京東や神奈川に比べると、ちょっと厳しい状況ですね。
    チームの実力としては...ですが、いい指導者もいるようです。
    (早実出身の先生などもいらっしゃったかと)
    但し、指導層も生徒と同様に、中~高と持ち上がりになるようですので、そのあたりも調べたほうが良いかもしれません。

    立教池袋も人数は少ないですが、東練馬シニアや千葉市シニアなど、全国的に活躍したチームに所属していた選手が活躍しています。
    但し、内進生でレギュラーの選手も数名いますから、バランス的にはいですね。

  8. 【4692668】 投稿者: 神奈川の野球ファン  (ID:.25vgojQxWg) 投稿日時:2017年 09月 05日 19:22

    桐光は推薦組中心、内進生は神奈川の強豪シニアやボーイズで活躍した選手以外は正直、厳しいです。
    基本的には文武別道ですから、一般受験の入部ではかなりの覚悟が必要です。

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