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【6737676】中学受験が脳に与える影響

投稿者: 良子   (ID:02J8fDh6U3Y) 投稿日時:2022年 04月 09日 14:21

中学受験をすると、
遊びの中で想像力や独創性を大きく成長させるゴールデンエイジを
勉強で潰されてしまいます。
そのため、答えのある大学受験までは何とかなっても、
社会に出て大成する人は驚くほど少ないそうです。
今でも、ノーベル賞級の業績を出す科学者には、公立高校出身者が目立ちます。
私は科学の中でも数学だけは、中学受験組が強いと思ってたら
どうも間違いで、日本数学会で最も権威ある、秋季賞受賞者や春季賞受賞者も
公立高校出身ばかりです。
また、今年、日本人で初めて数学ブレイクスルー賞を受賞した
望月拓郎氏も公立高校出身です。
一方、数学オリンピックで活躍した、中学受験組の人たちで、
現在、数学で活躍している人はほとんどいません。
これは恐ろしいことではないでしょうか。
数学オリンピックに出たからと数学の世界に行く必要はないですが
理Ⅲに行った人以外だと、いい年して予備校の数学講師をやってる人や
何をしているか確認も出来ない人が少なくないのは、元を辿れば
中学受験が原因ではないかな・・と勘ぐってしまいます。

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  1. 【6757587】 投稿者: 関西人  (ID:8vBP8M2u2AA) 投稿日時:2022年 04月 26日 21:08

    元中高一貫です。
    私は算数も数学も好きでしたが、到底敵わない数強の同級生が何人もいました。
    数学は勉強ではなく趣味。そしてあえて京大理学部に行く奴が複数いました。
    彼らが大成するかどうかは分かりませんが、中受したからといって数学嫌いになる訳ではないです。

  2. 【6757618】 投稿者: 退職した理系教授  (ID:BUZL1GWVclU) 投稿日時:2022年 04月 26日 21:43

    >単純に【食えなくなったから】です。

    全く別の話です。食えるかどうかではなく、子供たちが内容的にやる気にならないのです。これは日本の特殊な現象です。アカデミックな研究者になる人が一部であるのは、昔から周知の事実で、それにもかかわらず、物理など、他の国々では大人気の分野です。そして卒業後の進路は様々です。

    >最上位進学校(中高一貫)は例外なく・・・受験をある意味無視した・・・
    東大合格者数日本一になるころから体質が変わり・・・

    誤解されているようですが、私の母校は、当時からそのような学校でした。入学するための受験勉強を悔やんでいた友人たちも、私と同様に学校には非常に満足しています。他の進学校の体質が変わってきたのも、正攻法の学習が最も効果的と分かってきたからでしょう。


    >まず、アンチ中学受験論のターゲットが特殊算に集中してるんだが
    >中受したからといって数学嫌いになる訳ではない

    私が大学に入学したころ、文科省(当時は文部省)は算数の特殊算を入学試験に出題することを好ましくないとして、これを抑制するように強く指導していました。これで特殊算は長いこと、影を潜めていましたが、私が海外から帰国すると、これが復活しており、前よりさらにエスカレートしていることに驚きました。中曽根元首相が都内の進学塾を電撃訪問し、人材育成の拠点と持ち上げたことが原因という人がいます。

    これをやりたい人は、そのような問題を出題する学校を受験すれば良いと思いますが、そのような学校も、いずれ変わらざるを得ない時期が来るでしょう。その時まで、この国の工業社会が持ち堪えるかどうか分かりませんが。

  3. 【6757688】 投稿者: 思い出  (ID:a6kraW84KTE) 投稿日時:2022年 04月 26日 22:45

    >>単純に【食えなくなったから】です。

    >全く別の話です。食えるかどうかではなく、子供たちが内容的にやる気にならないのです。

    違います。食えなくなったから、です。

    若い研究者に生活を保証せず、苛烈な競争だけを強いて来て、そういう若者の人生を奪うような制度を導入したことを全く恥じない大学人には強い憤りを覚えます。
    この制度のおかげで万単位の有能な若者が闇に消えています。

    文科省でさえ、この欠陥制度の課題を認識し、大学の地盤沈下を認識し、底上げに必死です。理研も産総研も無期雇用を増やすべく制度改革中。

  4. 【6757749】 投稿者: よろしく  (ID:WY479SZaeyk) 投稿日時:2022年 04月 26日 23:54

    まあ、特殊算っていわばミサイルの時代に棍棒戦士を育てるようなもので、頭の体操になるから完全な無駄ではないが、直接役に立つことはない。高等教育の高みを目指す人から見ると、時間がもったいないだけかな。時間の無駄ではあってもそれ自身が有害ではないだろう。また、海外から見ると、ある意味ハイレベルなのに低レベルな、とても不思議な教育に見えるだろうね。日本の大学が変わったのは確かに大学院重点化からだろう。正規のポストにつくのが難しいとなると、普通の人はアカデミックに残りたくとも残れない。特殊算とは関係ないと思いますよ。

  5. 【6757804】 投稿者: 繰り返し  (ID:Vi/oEGk0R8s) 投稿日時:2022年 04月 27日 01:16

    例えば、消去算や相当算は方程式と同じでしょ。
    目の敵にされる鶴亀算だって、単なる関数利用。
    なぜ特殊算をそんなに恨むのかイミフだ。

  6. 【6757867】 投稿者: 確かにね。  (ID:HtRAcCFNQpA) 投稿日時:2022年 04月 27日 06:59

    確かに博士が多くなってポスドクが増えて。そうなると正規の助教には倍率が生じますよね。そして企業などに就職すると昇進できなくても今いる場所はあるわけだけど研究者の場合は(国立大学など)
    同じ条件では1回更新。それ以上同じ所と契約するのなら昇進する必要がありますよね。助教になっても3−5年で成果がないと契約更新1回まで。「元の場所に居続ける事」は出来ないですね。

    でもこの制度は成果のない人間が居続ける事ができないようにする措置でもあるのでそれはそれで賛成かなとも思っています。研究の世界はテクニシャンでなければ
    成果が評価の全てで「毎日働いていました」、は参考情報になります。(国立大の話なのでそれが嫌で(生き残れないので)私大の職員になる方もいらっしゃいます。)
     そして生き残るために「トレンド追い」をする研究で場所を確保する研究者もいます。でもこれは必ずしも間違っていないとも思っています。税金を使って今、人々が望む研究成果を出すというのも雇われ研究者の仕事だといえると思っています。それをしながら研究費(税金)を稼ぎながら本来の研究も進める。このくらいの器用さがないと研究費は稼げませんよね。

    そして最後に。医学、生物学系の場合、コミュニケーション能力がないと生き残れません。なぜならお互いに自分のテクニックで相手を助けながら論文を書き、ファースト、コラボ、合わせて論文数を稼がなくては生き残れませんので。「一人だけ」だとマンパワーも足りませんし、ビッグラボにスピードで追いつけもしません。アイディアといってもそれを証明するための実験などは「自分で」というよりもできる人に話を通してやってもらってそのデータで「何がいえるのか」を考え、執筆するくらいでないと競争から脱落する時代です。

  7. 【6757913】 投稿者: 理系研究者のキャリアアップ  (ID:h2ekM.B3FGM) 投稿日時:2022年 04月 27日 07:53

    >同じ条件では1回更新。それ以上同じ所と契約するのなら昇進する必要がありますよね。助教になっても3−5年で成果がないと契約更新1回まで。「元の場所に居続ける事」は出来ないですね。

    すると契約更新できないと雑誌の研究員募集欄見て自分で応募するんですね?
    その先が理研になるか他の大學の助教のポスト? 講師になるか?

    山中伸弥先生が実験テクニック大急ぎで習ってからサンフランシスコに行ったそうですが、帰国後奈良先端大に入るまで臨床に戻ろうかと思い悩んだそうですね。大当たりのIPSでしたが就職先が決まらなければじっくり落ち着いて研究が出来ないのは事実です。

    昔は教授が声がけして有望な大学院生?はすぐ助手になれたといいますが、今はそういう制度はないのですか? 有給助教は全員公募なのですか?

  8. 【6758039】 投稿者: 確かにね。  (ID:HtRAcCFNQpA) 投稿日時:2022年 04月 27日 09:55

    >すると契約更新できないと雑誌の研究員募集欄見て自分で応募するんですね?
    流石にそれをする人は少数派だと思います。それまでに学会だとか研究室の先輩がすでに自分のラボを持っていたりなど人脈が出来てきていますのでそれをツテに次のラボを探すことになります。(あそこのポスト空くよ、という情報もこみで)
    正規のポストは空かないと入れませんので「時限」とか「客員」とか呼び方は色々とありますが期間限定のポストになることが多いです。だから正規のポストからまた時限に戻って、再び正規のポストに戻って、という方は珍しくない世界だと思います。自分から動き、上と相談しながら進める感じだと思います。

    更に、教授が退官になると研究室そのものがお取り潰しという大学も増えてきています。なぜなら新しく迎える教授に対する抵抗勢力(前の教授と一緒にやっていた人たち)によって新しい教授の妨げになる事もあるからです。話し合って、「一緒にやりましょう!」という事で新しい教授のグループに入り直す方もいらっしゃいます。新しい教授としても協力的な古株で実力があれば問題無いわけです。そうでない古株は新しい就職先を前の教授が退官する前に探す必要がありますが実績がないと難しい現状もあります。昔からこういう方は一体どこに消えるのだろう?と言われています。1つの流れとして教授がなにかしらの「法人」に天下り、そこに一緒についていくのかなと。でも枠があれば出来ますがなければ教授だけの移動になりますね。

     資金繰りがある程度裕福なラボでは博士号を取得するとポスドクになり、同じタイミングで海外に出て行く人もいます。そして海外である程度実績を残して日本に帰国する際に教授にポストがあるのか、迎えてくれそうな場所があるのか相談し、用意されます。博士号取得とともに助教になるのは「この人材を逃したら次が無い」という事情が、善きにしろ悪しきにしろ、ある所かと思います。

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