アメフト部だけなのか、ラフプレー｜掲示板スレッド

報道によれば、内田氏は直接被害者らのもとを訪れ謝罪。監督も辞任するとのこと。おそらく治療費や慰謝料等の負担も申し出たものとみられる。いわば首を差し出した格好だ。

さて、今度は関学にボールが渡されたのではあるまいか。責任あるとはいえ、日本中から批判され、突然に監督という職も「甲子園ボウル」優勝監督との名誉も失ったこの男性に、私はいささかの同情の念を禁じ得ない。ご家族の心中もいかに。

どうか、ここで関学にも武士の情け、大人の度量をみせてもらいたいものだ。「こっちの言うこと聞いてくれないなら絶交だ」なら、あまりに幼稚すぎる。

被害がより重篤であれば事情は異なったであろうが、幸いに軽微なものであった。ゆえに、本件はフットボールの試合のことゆえ、責任は監督職の辞職でよい。より公職性の強い総理大臣であってさえ、愛食中の不祥事で総理を辞職したのちであっても国会議員まで辞めることはなかった。但し、謝罪する相手校の読み方を誤ったことはお粗末極まりなし。しばらくは、市ヶ谷の日大本部にある常務理事室で蟄居謹慎していることだ。

×愛食中の不祥事で総理を辞職したのちであっても国会議員まで辞めることはなかった
〇在職中の不祥事で総理を辞職したのちであっても国会議員まで辞めることはなかった

各大学とも蛸壺式に自校OBで固めているわけではない。
京都大学の伝説の名監督水野氏は防衛大学校だし、東京大学の新監督は京都大学出身だ。
ただ、関西学院大学や日本大学は歴史があるだけに結束は尋常なレベルではなく、今回有名になった小野ディレクターなど、戸山高校からあえて早稲田大学理工学部に進学せず関西学院大学理学部にいった筋金入りの関学フリークとして、当時の新聞記事で読んだ記憶がある。
伝統ある定期戦としてのリスペクトを保っている関学と、単なる春のオープン戦扱いの日大とでは品位の差は歴然としている。
イメージのための体育会なのだから、内田氏に本件の誠実な対応以外に優先される職務はなかったのが本当のところで、もう遅すぎるというのがまだわかっていないのは惨めとしか言いようがない。

東大や法政がオープン戦を拒否したときの声明も読まずにまだ何か言っている人がいるようだけど大丈夫かな？
関東の15校にとっては今回の件は大迷惑で、共同でアメリカンフットボールについての誤解を正すための文書や映像を作ってアピールしようという企画が進行中なのもご存じないと？
フェニックスが脱退してくれるなら手間が省けてありがたいというのが正直なところでしょう。

もっと丁寧に調べれば、その間に日本大学があと一歩で関東優勝＝甲子園ボウル出場を逃し続けてきたとの事実もお分かりになるはずだ。世間は「低迷」と評するが、それは常勝・日大にして、との意味であろう。

また、たとえチームとして勝てなくとも、日大はその間に日本代表等に数々の選手を送り出してきた。物事は客観的に評価すべきである（君が真に研究者であるならば、なおさらに）。ちなみに私は正月のライスボウルを観戦したが、そこにも日本大学出身の選手らの名前がみられた。

今回のオープン戦も、法政は久しぶりの再開であった。東大は自ら依頼してマッチメイクしたようだ。そういったところが付和雷同的に拒否をしたことは残念だ。まして、成蹊や桜美林の如きは試合ができる事でも幸運の口であったことだろう。

日大は助監督であった高橋氏を呼び戻し、優れたOBからコーチ陣を再編成して臨むことになろう。そして関大・立命館等の関西勢ならびに早慶とでもオープン戦を組むとよい。関学も自分たちの要求で他校の監督を辞職させた重みを再確認すべきだ。今度は関学側が事態収拾に動く番である。

マルクスもエンゲルスも読まず事実に立脚した議論のできない自称「前衛党」さんがアメリカンフットボール自体に関心があるとは存じ上げず失礼しました。
以下失礼ながら、前さんと略させていただきます。
まず、最小限のこととして日大と関学の往復文書及び法大や東大の声明を読みなさい。
何分もかからないです。
それでも東大が「付和雷同」で対戦を拒否したと主張できるなら根拠を示しなさい。
この時期にフェニックス程度のチームと練習試合をするのは東大(決して弱くない)にとって意義があることです。
だから対戦を組んだわけで、それを中止するのは軽いことではないですよ。
だから理由を明らかにしているわけでして、読んだうえで「付和雷同」という陳腐で下品な表現ですませるようでは前さんの沽券にかかわりませんか？
また、フェニックスが関東でも上位にはいて、よい選手が何人もいて、日本中の係属校から選手を集めていてそれでも勝てなかったということの意味を噛み締める方がいいんじゃないかな。
前さんとは、一杯やりながら語り合いたいところもあるのだけど、スカスカの議論ではつまらないです。
よろしくお願いいたしますね。

日大の回答文が、理事長周囲にいる強力な弁護士らによって起案されたものであることは推察できる。しかし、うかつだったことは、すぐれた実務法曹である彼らにして、大学スポーツの機微につき不案内であったことだ。あたかも一般社会の論理（権利義務的な）で以て文面を構成してしまった。だからこそ、「心がこもっていない」と関学側が反発したものと思われる。

そして、誰もが分かっていること。それは内田氏が初めから「傀儡」であり、「裸の王様」であったということだ。ゆえに、結果的に関学はもっと大きな虎の尾を踏んでしまったのである。その虎が、その虎に対して、今後の行く末は不明である。