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【6350409】海外を、見据えた子育て

投稿者: 悩み中の父   (ID:nPXauVtLJ.6) 投稿日時:2021年 05月 24日 18:11

かなりバクっとした質問になりますが海外も視野に入れているないし、すでに海外にいらっしゃる方もいるかと思いますのでご相談させてください。
将来的に成長性の観点から米国をはじめとした海外を拠点として、子供には活躍してほしいと思っており、そこに向けてどのような準備をしたらいいのか、親はどのような環境を与えればいいのかについて特に小学校の観点でまずは教えていただかないでしょうか。今の自分のプランとしては、現状通わせているバイリンガル幼児園で英語に対する課題感をなくすところまでは決めているのですが、その後インターなのか公立なのか、私立なのか私立なら大学まで一貫が、それとも中学受験特化型かについて考えあぐねております。
ただ、治安と、教育レベルの観点から高校くらいまでは日本にいて、大学ないし大学院から海外かなと思っています。なお、世帯年収は2000万円程度、都内在住、親は純ジャパで海外留学歴等はなし、強いて言うなら研究で論文を読みまくっていたのでtoeic900程度くらいあるイメージです。でも喋れない。。

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  1. 【7110980】 投稿者: 地方のインター  (ID:tEFn7.lf1TQ) 投稿日時:2023年 02月 11日 22:04

    小さなコミュニティなんで、個人情報書きまくると怒られますから、バランス見て書きます。

    さて、セミリンガル問題については、ウチの子は小学校6年で日本語が出来上がってから、インターに入ったので、あまり感じません。他の人はよく分からないです。
    純ジャパの子だと卒業するまでいても、会話は問題ないみたいですね。決まって、日本語は苦手だと言い出すようですが。

    特に純ジャパの子は中学受験で近くにある英語重点の私立校に転校する子が結構います。向こうの方が学費が安いですからね。途中で日本の普通のコースに移ることもできますし。

    インターに残る純ジャパの子はインターの方が楽しいから、という理由で残るようです。インターには日本人学校にないカルチャーがありますから。

    IBに関しては、ウチの子は楽しそうにやっています。

    最初、一見難解な英語の文章題を見たときは、ゲッ!こんなのやるの?と感じたんですが、パターンに慣れると少しは楽になります。

    調べる、レポートを書く、発表する、の繰り返しだと思ってください。

    入学した頃は、トロトロやってると、徹夜になるゾッ、と娘を脅しながらやらせてました。1年以上は、休みの日も一日中宿題をやってるような感じでした。
    今は、帰っても宿題をあまりやらないので、今日宿題ないの?と聞くと、学校で全部済ませた、私は天才だから、と、のたまわっています。

    純ジャパのインター入学については、両親のどちらかが英語を使えるのなら、私は見る限り問題ないと思います。

    なぜかというと、スクールからの連絡が殆ど英語だということもあるんですが、宿題が大変でして、特に最初の頃、全て英語の、日本人には難解な宿題を親が理解して、手伝えないといけないし、それができないと、勉強が分からなくなってしまうと思います。

  2. 【7123743】 投稿者: セミリンガル問題  (ID:H0Ja3miiEbc) 投稿日時:2023年 02月 21日 14:30

    英語圏に子どもと駐在経験あり、現在慶應NY校に通わせています。慶應NY校は国語と日本史以外は全て英語で授業を行っており、先生方も現地のアメリカ人が大多数で日本語は多少話せても話さないのがルールです。
    また学校からのお知らせや面談も英語のみの事があり、保護者も英語を話せる方がほとんどです。
    因みに慶應NY校はあまり内情が知られていないが故に「お金持ちで何かやらかした子が行かされる学校」「黒木瞳の娘が行っていた」等、噂レベルの中傷の多い学校ですが、寮生活になるので一次の書類選考で本人が問題児ではないか細かい審査(在籍している学校からの成績、出席率、人物評価)があり、勉強に問題がなくても態度に問題があれば問答無用で即退学になりますし(実際にいます)、黒木瞳の娘は当時噂になりましたが、在籍していません。(宝塚音楽学校の試験を受験していたので日本に居たはずです)

    実際に子どもを入れてみて、日本からの留学生の数が7割近くと1番多いのですが、純粋に日本から出た事がなく、日本の学校の教育しか受けた事がない子の割合は学年によりますが2割程度しかいないです。
    後は日本からと言ってもインターや帰国子女、海外在住経験がある子達ばかりで英語が母語の子も多数います。
    海外在住の子達の中には日本に住んだ経験もほんどなく、親が永住組や外国人でトリリンガルの子達もいます。

    英語はレベル別で3つに分けられていますが、上級クラス(年齢相応の英語力がある)に入れるのはごく一部です。英語が母語で日本語が苦手な子が多いですが、中には日本の学校の出身ながらも日本で英語の英才教育を受けている完全なバイリンガルがいます。
    次の中級クラスには英語がかなり流暢だけど日本語の文法が少しおかしい、漢字が全然書けない子達、特にインター出身や現地校経験者が結構います。
    後は日本の学校の出身ながらも小さい時から英語をしっかり勉強してきた子達や日本での出身校が慶應以上の難関校で地頭が非常に良い子がおり、こちらは日本語は完璧(年相応)です。
    1番下のクラスになると日本の学校の出身者で日本語は完璧だが英語は英検2級レベル(NY校で最低限必要なレベル)とかテストは出来るが会話ができない子、帰国子女でも英語の文法が出来ていないのでテストの成績が悪い子達…となります。
    慶應NY校はバイリンガル教育を行う学校ですから英語と日本語の両方が出来る事を目指します。
    ですが実際問題として、会話は流暢であっても文法が微妙に間違っており曖昧で発音だけがネイティブ、更に日本語が完璧ではなく年相応の漢字を使って作文が書けない、そんな子達が沢山いて、それでも日本語も英語もスラスラと話せるから「世間から見たらバイリンガル」となるのです。
    でも私からすると英語で上級クラスには入れず、日本語では年相応の作文が書けない子達はバイリンガルではなくて「セミリンガル」だと思っています。
    こういう子達は、大学の学部選びでも「なるべく簡単に単位が取れる」「英語で受けられる」「難しい日本語が飛び交わない」という制約がかかってしまい、自分が何を学びたいかは後回しです。

    私が沢山の子ども達を見てきて思ったのは、やはり英語にしろ、日本語にしろ母語にする言語は完璧でその上での母語以外の言語がどれだけ習得出来るかです。グローバル企業や外資であれば英語が社用語になりますが、アカデミックな英語が完璧でないのなら日本語が完璧でなければ通用しません。話し合いの場でとちらの言語でも深い思考が出来ないのなら「仕事に使えないバイリンガル」になるのです。
    実際に会社にも「言っている事が高校生レベル」のバイリンガルがいて結局本人も辛くて辞めてしまいます。
    慶應NY校の子達を見ていると、中学校位までは日本語の教育をしっかり受けつつ、英語の英才教育を受けさせる事が良いと思います。
    先程書いたように英語の上級クラスにいる英語も年相応で日本語も完全なバイリンガルです。
    この子達の親御さんの話を聞いていると、小さい時からインターのプログラムに参加させたり、海外のサマースクールに行かせたり、NY校に入学後も長期休暇の際には別の学校に短期留学させたり、ホームステイさせたりと常に継続して英語を習得させています。NY校は円安の煽りをもろに受けてトータルで年間800万円位の費用がかかりますが、アメリカの中では非常に安いので先生の質も高いとは言えません。だから結構な数の子達がこのように休み中に別途より質の高い学校へ留学します。教育熱心なご家庭が多いので教育費にはお金を惜しまない方が多いです。そして新学期に英語力がパワーアップして帰ってきますから、これは資金力の差=教育格差とも言えるでしょうね。
    アイビーリーグに出る子もごく稀にいますが、学校は「慶應大学に進んだ後に大学院で海外に出なさい」と推奨しているので、そのパターンを選ぶ子も多く、その結果として海外で活躍している人も多いです。
    コストの面でも、本当に自分がやりたい事をよりレベルの高い環境で受けるという点でも理に適っているし、完璧なバイリンガルとも言えると思います。
    バイリンガルではなく、日本語を捨てて英語を完全な母語にする方がハードルは低いです。
    英語の方が語学として簡単なので、英語の環境に放り込めば(小さいうちに)より簡単な英語を使おうとします。
    やはり漢字とか言葉の使い方等圧倒的に日本語の方が難しいですしね。

    長くなりましたがご参考までに。

  3. 【7129296】 投稿者: セミ  (ID:Y3iE5vxGQOo) 投稿日時:2023年 02月 26日 09:10

    セミリンガル問題様、

    貴著なコメントありがとうございます。
    大変参考になります。
    慶應NYは慶應大学への切符が得られるのが一番の利点ですが,年間800万円であれば日本国内でも費用対効果が大きいルートがいくつかあるとおもいますが、このあたりどうお考えでしょうか。

  4. 【7129989】 投稿者: セミリンガル問題  (ID:J3LvyJejCrc) 投稿日時:2023年 02月 26日 20:02

    現在、アメリカに留学させる場合のコストはトータルで年間1500万円(スイスだと2000万円以上)が相場と聞いております。
    ですから留学(語学の習得の他に海外に住む、別の国の文化に触れる経験をさせる)を考えている保護者の方からすると慶應NYは費用的には安いので+慶應大学に行ける事を考えるとコスパが非常に良いと感じている方が多いようです。
    実際に海外留学させている保護者の方に「慶應NYは高いと思っていたけど、いざ留学の説明会に行ってみると倍位はかかるから、凄く安いんだよね」と言われた事があります。

    そうではなく、国内にいながらバイリンガルを目指すのであれば先に書かせていただいたように、日本の学校にいながらインターのプログラムに参加する等の経験をしながら普段はホストファミリーをしたり、英語で習い事をする等で毎日オールイングリッシュの環境をしっかり取るというやり方はありだと思います。実際にそのようなやり方で英語を習得してグローバル企業で英語で不自由なく仕事をしている人を知っています。

    これは私の子どもの話になりますが、慶應NY校で落第しない為に(先生によっては「ペーパーテストが60点以下で落第」「授業内の発言の回数やレベルをテストと同じ割合で点数をつけて60点で落第」)英語という母語でない言語でペーパーテストを受け、発言しないといけない、やるしかない状況に追い込まれて英語のレベルが急に上がったと思います。もちろんやらなければ(成績が一定に満たないと)慶應大学の推薦もありませんし留年です。
    ですから英語力を早くつけるにはどこかで英語だけの学校に入れてしまうのが1番早いとは思います。
    更にバイリンガルを目指すのであれば予備校の模試を受けさせる、もしくは解いてみて日本語力を確認するといいと思います。うちの場合は日本の慶應の一貫校レベルに国語力が保たれているかどうか偏差値でとなりますが確認していました。

    親元から離れて寮で生活すると、何でも親頼りだった我が子も洗濯などの身の回りの事をやりながら自分でタイムマネジメントをして、何でも自己責任という環境の中で失敗を重ねながらも大きく成長しました。また日本では通用する事もアメリカでは全くしない事や考え方や文化の違いを感じながらの学生生活は大変有意義であると感じますので実際にお金にはかえられないと思っています。
    それから慶應の人脈、同級生の中には将来家業(知名度のある会社)を継ぐ子達もいますし、NY校なので海外出身の子達も沢山います。そういう色々なバックグラウンドを持つ子達と切磋琢磨しながら生涯の友として困った時に持ちつ持たれつで助けあえるのもよい所だと思います。

  5. 【7134706】 投稿者: 横で申し訳ない  (ID:QlLskA4h8/I) 投稿日時:2023年 03月 02日 17:16

    本掲示板は以前から拝見していて、皆様のご知見の高さに感心しておりました。我が子の幼児期に出会えたらなと残念です。

    横からの質問で大変恐縮ですが、皆様のご意見をお聞かせいただけたらと願い投稿させていただきます。

    4月から中2の大人しい子がいます。英語教育に定評のある私立の中高一貫校に通っています。本人は幼い頃、ピアノを英語で習ったり、インターのサマーキャンプなどに参加していましたが、英語は実質、中学からのスタートです。

    学校には帰国子女やインター出身のお子さんのために、英語だけ取り出しクラスがあります。子どもが中2から取り出しクラスで授業を受けられる許可をいただきました。週に5時間、カナダや米国の先生にオールイングリッシュで習います。他に1時間、日本人の先生が文法を教えてくださるそうです。

    真面目なので英語は小テスト、中間期末ともにほぼ満点のため、帰国子女の子たちのクラスに移れる権利をいただいたのですが、全く話せませんし、英語の実力は公立中でいえば中2の1学期レベルだと思います。英検も受験したことがないので持っていません。英単語だけは本人が自主的に単語集を使って、中学生で習う単語は覚えたようです。

    このような場合、通常クラスで文法などをしっかり学んでいった方がよいのか、それともオールイングリッシュの環境に飛び込んだ方がよいのかどちらがよいと思いますか?

    大人しいこと、海外の大学進学は希望しないであろうこと(親は進学させたくて今の学校を選びましたが、向いていないだろうな、と思うに至りました)、教科書を使わないこと(英語圏の教科書などから抜粋しているプリントを使うようです)エッセイなどの宿題が膨大にあることから悩んでいます。

    せめて1年間、鍛えて3年生から合流した方がよいのかな?とも思いますし、早い方がよいかな、とも。

    同居の母が英検1級持ちで、某進学高校で長年英語の教師をしていたため、家庭でフォローすることは可能です。

    本人は若干興味はあるものの、オールイングリッシュのクラスに移ると英語で会話しなければならないと怖気づいています。

    ものすごく横にそれた質問で申し訳ないです。

  6. 【7134854】 投稿者: 何とかなるかも  (ID:NUEWV7u8Sbk) 投稿日時:2023年 03月 02日 19:44

    取り出しクラスのレベルが1つで、帰国子女やインター生が自動的に入るようなクラスであるのならば、恐らく英検準2から2級レベルで対応できるクラスだと思います。ハードルは高いかもしれませんが、英検1級持ちの英語教師のサポートがあれば何とかなると思いますよ。
    春休みの間に中学終了レベル(余裕があれば高1レベル)の文法をサクッと終了させて、英検の長文読解の問題をひたすら読む(ついでに口が覚えるまで音読も。文法解説付きで)。これである程度は準備できるのではないでしょうか。
    お子さんが怖気づく気持ちはわかりますし、実際に授業が始まると愕然とするかもしれません。その時は「大丈夫。大変な思いをしているのはあなただけではないから」と伝えて下さい。実際のところ帰国子女、インター生といってもレベルはまちまちで、会話は流暢に見えても授業では四苦八苦されているお子さんが少なくありません。
    大学受験のテクニックは高校に入ってからでも十分に間に合います。最近は英語ができると割とラクに有名校への道が開けますので(国内の話です)、お子さんが嫌でなければとりあえず取り出しクラスに移ってみて、もし無理なようならば普通クラスに戻るというのは如何でしょうか。

  7. 【7135521】 投稿者: 横で申し訳ない  (ID:QlLskA4h8/I) 投稿日時:2023年 03月 03日 10:37

    ご親切な、そして大変説得力のあるアドバイスをいただきまして本当にありがとうございます。おっしゃる通り、英検準2級、2級の生徒さん向けのクラスのようです。家庭では、この子の性格的に向かないかしら?でもせっかくこの学校に入学したのだから、公立中とは違った教育を受けられるのはチャンスかもしれない…などと決めきれなかったのですが、いただいたアドバイスを読んで、子どもも前向きな気持ちになりました。祖母も孫用の春休みにやる問題集を買いに行ってくると申しています。ご相談させていただいてよかったです。感謝しております。親が「大丈夫だよ、皆大変だよ」と言ってもおそらく、不安感はぬぐえなかったと思うのですが、何とかなるかもさんがそのように書き込んでくださったので、子供も「ダメでもともと、とりあえず頑張る」という気持ちになれたようです。ご親切に感謝しております。ありがとうございました。皆様、全く関係のない投稿をしてしまったことお許しください。

  8. 【7140624】 投稿者: 悩んでいる父親  (ID:njIqbk0ijso) 投稿日時:2023年 03月 08日 01:58

    コメント頂きありがとうございます。相も変わらず御礼が遅くなり申し訳ありません。
    いわゆるセミリンガル問題をはじめとしたインター入学における懸念点など、大変よくわかりました。インターの募集要項に書いてある、夫婦のどちらかが英語が多能のレベル感に不安と恐怖を感じておりますが、なんとなくチャレンジはしてもいいのかなという印象を受けました。
    お子様、小学校6年生までは日本の学校で、中学からだったんですね。そのころになるとお子さん事態の自我がかなり出てくると思うので、そういった中でインターという選択をなされたとのこと。素晴らしいと感じました。
    自分が中学の時はそんな選択し考えられもしなかったし、考えたとしても
    やはり躊躇してチャンスと逃していた気がするので。

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