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投稿者: 自然体 (ID:KR1jc1G02kE) 投稿日時:2010年 11月 28日 08:25
この不景気の中、希望しない私立中学へ無理して行かせる道理がないと思います。
公立中学という保険もあることだし。
皆さんどう思われますか?
我が家の場合、子供はまだ小4ですが、受験希望は以下の通りで、それ以外の学校なら公立中学へ行かせるつもりです。
新興系、成り上がり系、スパルタ系、予備校風系は基本的にパスです。
希望の私立中学に合格しなかった場合は、公立中学から県立トップ高校を目指します。
2/1 麻布か開成(武蔵もOK)
2/2 なし(栄光、聖光は良い学校だけど遠いので)
2/3 早稲田か暁星(筑駒は学区外なので)
2/4 芝
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【2022123】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 15日 14:13
>視点さんの主張は「試験で良い点数が取れても良い研究者にはなれない 」ではなく「試験で良い点数が【取れると】良い研究者にはなれない 」でしょう。
たしかに。やっぱり、私が「視点派」を名乗るのには無理がある。荷が重すぎる。「ネオ視点派」くらいにしておこうかな。「ネオコン」みたいでいいでしょう? -
【2022145】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 15日 14:33
>山中君は今の受験競争のシステムに乗って、能力を伸ばしてきたタイプではないかな? だから、今の状況(受験)を決して否定はしないと思います。
そうだったかなあ。否定のニュアンスのほうが強かったような?忘れましたけど。
>利根川先生も愛媛県から公立中学3年の時に都内の公立中学に越境入学して、全盛時代の日比谷から一浪して京大理学部。 ある意味、戦後日本の受験競争、進学競争の流れに乗ってうまくいった部類。
たしかに、そのときは「流れに乗った」、これは事実。でも、やはり、その「流れ」を今の研究者の立場としては、否定している。「山中君」はともかく、利根川さんの場合は完全に否定しています。
>自然科学系の研究というのは学部レベルまでは、それこそ基礎学力構築の段階。 大学院で初めて、研究のノウハウを身に着けるものだと思う。
これはその通り。私もそこを強調してきたつもりです。このスレでも、それ以前のスレでも。そして、今のシステムだと、まさにその「学部レベル」がおろそかになりがちだと思うんです。そこは自分の専門分野の満遍ない学習をする場所。そこが不十分なまま、さらに細分化された専門研究者のみちに入ると、単なる専門馬鹿になってしまう可能性が大きい。一般教養には満遍ない知識があるが、医学については単なる専門馬鹿。そういう医者では困りますよね。 -
【2022206】 投稿者: みもふたもないコメンテーター (ID:zhYDG1JQE0.) 投稿日時:2011年 02月 15日 15:15
根本的さま。
利根川先生の場合、戦後の日本の入試選抜システムに乗って京大理学部を卒業、その後にカリフォルニア大学サンディエゴ校に大学院で留学。
スイスでもご活躍。
第三者的には日本の受験システムのなかで、オーソドックスなやり方で研究者になったかと、という印象を持ちました。
医学系の研究者もそうですし、根本的さまが良くご存じの自然科学系、工学系の研究者もそうでしょう。
利根川先生の教育システムに関しての基本的考え方は、アメリカ型に陶酔というか、そういう感情ではと思います。
入試選抜システムに限って言えば、昨年、ノーベル化学賞を受賞された根岸先生の大学卒業までの教育感(受験勉強や受験競争は肯定)はご発言の内容だけで判断すると、利根川先生とは正反対かな、という印象を持っています(もちろん、私見)。
山中君の場合、神戸の身内などが集まった席(講演やそのあとの懇親会などで)では、どちらかというと、大学院を出た後の処遇、ポストドクや研究資金の調達、テーマの選定で、アメリカを称賛しているかな。
日本が変わっていかなくてはならないことは、webでみられる国の科学技術系の会議の議事録を読む限り化学賞を受賞された野依先生も同様なことを国の会議でご発言なされていますね。
あたしは、あぁ、そーいうものなのかと思うだけ(当たり前よね、山中君の医学部同級生といったって、一介の病院勤務の臨床医ですから・・・笑)。
医学に関しては、臨床については、かなり専門分化が進んできて、医師資格取得後に研修医2年間、専門医トレーニング4~5年間と進むにつれて、より一層、専門分化します。
これは先進国共通です。
それは臨床医学が、診療と治療の両面でも高度化して、専門分化したトレーニングを受けた臨床医でなければ対応できないという事実を反映しています。
広い範囲の臨床に通じた医師というのは、むずかしいと思います。
その意味では、専門医資格取得の医師(資格試験があります)は、ある意味、専門バカにあたるのかなぁ。
臓器別の専門医ではない、いわゆる家庭医は、広く浅くですが。
なんか、とりとめもなくて済みません。
ちょっとした合間に書き込んでいますので。 -
【2022220】 投稿者: 根本的 (ID:wwmfnzaRenU) 投稿日時:2011年 02月 15日 15:20
日本の学部レベル教育の問題点については、歴史家の井沢元彦さんが新著(「学校では教えてくれない日本史の授業」)のなかでこう書いています。
通常、歴史学者になりたいという人は、文学部歴史学科のある大学に進学します。でも、今の日本の大学システムは、1、2年は教養課程なので歴史学の勉強はほとんどしません。本格的な勉強は3年になってから始まりますが、その時に教授に「卒論のテーマを決めなさい」と言われます。
そのテーマたるや、ものすごく狭いものが求められます。「織田信長の安土城下における楽市楽座に関する一考察」というように。そういう人間がさらに大学院に進学し、修士課程、博士課程と進んでいくと、研究内容はますます狭いことをやるようになります。
その結果どういう人間ができあがるのかというと、「あの先生は、戦国時代後期、それも1580年から1600年までの徳川家の経済政策の専門家(だけど他の時代は専門外)」ということになってしまうのです。ある一部分の歴史についてはとても詳しいけれど、通史に関しては高校生レベルの知識しかないというのが、専門家の実態です。
文系でも全く同じですね。 -
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【2022223】 投稿者: 墜落 (ID:vgRWULCv99Q) 投稿日時:2011年 02月 15日 15:22
ノーベル賞学者って言っても、人格はいろいろですよね。死んだ後でなんと書かれるやらの御仁もいるし。
公立でも私立でもいいけど、折角人間に生まれて来たんだから、何か人類の歴史に足跡を残したいものです。
エデュ界ではよけいなお世話かもしれないけど。 -
【2022318】 投稿者: 視点 (ID:4b.FmqGfp3Q) 投稿日時:2011年 02月 15日 16:28
>入試選抜システムに限って言えば、昨年、ノーベル化学賞を受賞された根岸先生の大学卒業までの教育感(受験勉強や受験競争は肯定)はご発言の内容だけで判断すると、利根川先生とは正反対かな、という印象を持っています(もちろん、私見)。
根岸さんの時の受験と今とは違うよね。
ずっとアメリカにおられるみたいだし、何百万もつぎ込んで小学校低学年から塾にいかせ、小学生が「絶対合格するぞー」って雄たけびあげて、こぞって医学部目指す姿を見ても、それを肯定されるのか。
かなり疑問。 -
【2022337】 投稿者: 適性 (ID:bNl95sUVWJ6) 投稿日時:2011年 02月 15日 16:46
視点じい。
もし、視点じいが、根岸教授にあったらきっと。
「小学校1年から、1000万以上かけて、雄たけび上げる塾にいれて、IQ100なのに、開成、灘に行かせて、まったく遊ぶ時間もなく、親の言うまま、何も考えずに、医者になるんですよ。どうですか?」
って聞くんだろ。
根岸教授も
「それは、いくらんなんでも、やりすぎです」
って答えてくれるよ。安心しな。満足だろ。(笑) -
【2022349】 投稿者: 凡才 (ID:EZvM2ySMR3I) 投稿日時:2011年 02月 15日 16:52
イギリスでですが、イギリス内のインド社会と中国社会は、かなり力を持ち始めていて、
見ないふりは出来なくなっている様です。
怖いと言っている人もいます。
それだけ大国が力を持ち始めていますが、実は肝心な事は、国は大きすぎると分裂する可能性があるのです。
民族間の争いがあり、社会も教育についても統一出来ないのです。
ですので、差別もクラスもあり、上と下の差が大きすぎて、国民全体のバランスを取る事が出来ないのです。
例えば、中国との尖閣諸島の問題では、一番困っていたのは、中国の首相では無いでしょうか。
起こしたは良いけれど、国内が加熱し、暴動が収められなくなる可能性がありましたね。
民族間の争いを避ける為に、中国、韓国、台湾、香港などのお金持ちは、今は柔軟な日本に来ているのは、島国であり、民族問題が無いからだと思います。
子供の教育などでの基本的な差別が、昔はありましたが、今は無いですから。
だから、こんな狭い日本に興味を示すのだと思います。
礼儀作法のある日本人も捨てたものではないです。
また、中国では以前と変わらず、貧困の差は激しく、順番待てない民族ですから。
万博がそうでしたが、私もリゾートでホテル専用バスを待っていて、誰も居なかったのに、
後ろから20人家族の影が。満杯になってました。その後、知り合いのベンツが周りを取り囲まれ、餌食になってました。まだ、日本の大阪万博の頃と同じかなと思いました。
先に進んだ教育の歴史と安全な日本に来たくなるのも分かるなと言う気がしました。
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