現役の算数講師ですけれども｜掲示板スレッド

戦場カメラマンさま
いつも真摯なアドバイスを本当にありがとうございます。上の２校については、私も思い浮かんだ学校です。最近ようやく国算が偏差値６０にとどいた娘は、室長から「慶応湘南はさすがに無理です。」と言われていましたが、ご意見を頂いてぜひ見学に行こうと思います。新渡戸文化学園にも興味がでてきました。いろいろ調べて見学したいと思います。その上で、また、問題傾向などご意見をいただければと思います。

戦場カメラマン様

大変参考になるご回答ありがとうございました。
お教えいただいた試験問題の傾向は、実際に訪問したときの生徒さんのイメージとリンクする部分があり、納得しつつ拝見しておりました。
親の私が問題を見たところで分析までは至らず、このようなスレッドはとてもためになります。

どちらかと言えば娘は洗足の問題傾向の方が合っているようですが、今は両校の特徴をふまえて苦手分野を作らないようにじっくりと対策していきたいと思います。

またぜひご相談させて下さい。ありがとうございました！

算数得意の５年です。
ほとんど、今算数に関しては、やることがありません。
入試問題もかなり解けるし、「中学への算数」などの本もやっちゃいました。
どんな模試でも、偏差値70以下とったことないです。
現状維持で、なにも勉強してない状態ですが、そろそろ、中学か高校数学やったほうがいいでしょうか？
実際、算数得意な人は、どこまで勉強して中学へ入るんでしょうか？

戦場カメラマン様　

夏期講習についての質問です。
Ｇクラスの６年女子です。

今回の６年の夏期講習の案内で函館ラサールでの合宿の案内をもらってきました。
日能研では初の試みとのこと。
わが子は行ってみたいような・・缶詰での勉強ってどうなの？って不安もあったりと
かなり迷っています。
私も夏には苦手なとこを復習させる気満々だったので、行っちゃって本当に力がつくのか不安です。


戦場カメラマン様はこの合宿、どう思われますか？

戦場カメラマン様

いつも興味深く読ませて頂いております。現在６年生の息子について質問させて頂きます。
４年より通塾を始め、現在までＭクラスに在籍しています。最近急に算数でつまづき始め、親子共に悩んでいるのですが、原因が判りません。

直近の単元が図形だったのですが、解法が分かっているのに途中の過程でミスを連発します。例えば影部分の求積なのに、白い部分の面積を答えにしてしまったり、途中式の単純ミス、思い込みの為のミス等です。以前もなかったわけではないのですが、テストの際に各回１～２問程度だったのが、前回・前々回のカリテでは共通問題でも５～６問間違えていました。応用はほぼ全滅です。

自宅でやり直しをすると応用の最後を除くとほぼ解けるので、理解出来ていないのではなく、集中力の問題だと推測しているのですが、国理社は安定している中、なぜ算数だけが集中出来ないのか、本人に訊いてみても特にこうだから、という理由はないらしく、実に悩ましい状態です。偏差値も算数だけを見ると、以前は６０後半だったものが最近では６０あるかないかだと思います。先日行われた、難関校チャレンジテストは、通常のテストと違い実力が試されるテストだと他スレで見たのですが、４科総合偏差値６３、算数は平均以下の４９でした。難関といわれる学校を志望しておりますので、算数が最重要科目だと捉えていることもあり、他科目で偏差値を維持している現状に非常に危機感を感じているのですが、何か考えられる原因またはアドバイスが頂けましたら幸いです。

自宅での学習内容は、日能研から与えられてくる宿題をこなすのみなので、時間的にはまだまだ余裕があると思うのですが、本人が頑としてそれ以上やる気がなく、購入してみたＮ以外の教材なども一切手を付けようとしません。他スレ等拝見していると、日能研の教材以外にも色々と取り入れていらっしゃる方が多いようで、これにも焦りを感じています。以上長文お許し下さいませ。よろしくお願い致します。

＞カメラマン様へ、質問です。　さま



偏差70以下をとった経験がなくやることがない、非常に素晴らしいことだと思います。
生来の頭の良さに加えて、勤勉な学習姿勢が伺えます。

これからやること、という質問に関してですが、「今している勉強量を持続すること」「他の教科にも目を向けること」の２つが言えるでしょうか。
偏差70というのは、あくまで模試を受けるまでの偏差値であり、その結果が通知される頃には偏差値は既に変動しているものです。
結果に驕らずに来たから質問者様の今があるわけですから、このようなことを申し上げるのはわかりきっているかも知れませんが、老婆心ながら申し上げました。


ちなみに小学生にも算数オリンピックがあるのはご存じでしょうか。
ここには中学受験のように紋切り型ではない、ひねりのある問題がかなり出題されます。
回答時間も多く、有意義なこと請け合いです。是非挑戦されてみてはいかがでしょうか。

＞ぽんた さま



この合宿に関しての賛否両論は、講師の間でも非常に別れているところです。
ご承知の通り初の試みであり、どこまで成績向上に資するかはその子のタイプに依る部分が多いと考えられます。

日能研が臨んでいることは、他校舎の精鋭と交わることによって感化され、これまでよりも一層高い意識と勉強量で受験生活を送ることが出来るというものです。
この意義は非常に大きく、試みとして一定の評価はできます。

ただ大部屋で全員で寝るなど、衛生面などの管理については疑問視されています。
夏休みは受験生にとって大切な時期であることから衛生管理はしっかりとしますが、まだ具体的な指針が打ち出されておらず、この点をどう見るかは判断にお任せします。

＞でぃあだるま　さま



図形の問題などで求めるべき面積と違う部分を求めてしまうのは、無意識のうちに焦りがある可能性も否定できません。
つまり、頭では「全体－白い部分＝斜線部分」という導き方が理解できていても、白い部分がわかった瞬間に答えが出たような感覚に陥り、そこに書いてしまうのです。
確かにMに所属しているのであれば、白い部分さえ出したら全体から引くことは造作もないことです。
やはり受験学年になり、相応の焦りはあるのではないでしょうか。

方法としては、導き方をひらめいた時点で、上に書くことです。
そして、今自分がしている計算はどこの計算であって、そのあとにどんな作業をしなくてはならないかを確認しながらやると良いでしょう。
つまり、「設計図」→「作業」というように、工程をわけて考えてください。
こうすることで、ケアレスミスは減っていくのではないでしょうか。

家という落ち着いた環境では出来ることも、関連しているのではないかと感じました。