東北大、筑波大、都立大、千葉大、横国大どこがこれからいいですか？　　（GMARCH併願）｜掲示板スレッド

資本主義のもとでは、相対的にも絶対的にも労働者は貧しくなっていくものと考えている。たしかに、資本の規模が大きくなるにつれて支配層はますます富んでいくことだろう。しかし、労働者はますます貧しくなっていく。私はそうした資本論第1部第7篇の説明に共感する。他方で、かつての労使一体、事業一家、経営家族、さらには望ましい労使関係像であるとか福祉国家といったような虚偽的イデオロギーが支配層から流布され、それが「一憶総中流社会」幻想の如く「大成功」する危険性も懸念されるのである。そうした層は、例の吉本隆明『共同幻想論』（河出書房新社）でも目を通してほしいものだ。

無理ですよ。
数弱君の頭脳はゼロベースですから。
ゼロベースの頭には、自省する材料もゼロベースですから。笑い

標記は、中国人の現実主義者ぶりを揶揄したものであるという。そう考えると、矛盾極まる資本主義下で野垂れ死ぬよりも、不自由でも何とか生きていられる出来の悪いスターリン主義的社会主義の方がまだマシだ、との考え方もありえまいか。実際に資本主義国になった旧ソ連諸国でも、昔を懐かしむ声が少なくないというのであるから。もっともソ連研究家の対馬忠行氏が70年も前に書いた「労働法から見たソ連の勤労生活—人間の奴隷的国有化—」『官業労働4月号』を読むと、いささか気が滅入る。しかもそれがスターリン批判の4年も前に記されたものであるだけに。

確かに「一億総中流社会」のような共同幻想構造が共同体を支えている側面はあったと思う。
だけど、吉本の『共同幻想論』で重要なのは前半の相当大きな部分を占めている巫女論なんです。
巫女は共同体の周辺部に位置していて、共同体には属しておらず、外部世界との接点に位置して、外部と共同体を橋渡しする存在です。
巫女が紡ぎ出す共同幻想構造が共同体を支配して、外部との安定した交渉を可能にするのだけれど、外部との交渉がうまくいっていて共同体に利益がもたらされていれば、巫女が紡ぎ出す共同幻想構造は尊重されるが、利益がもたらされなければ、巫女は軽んじられ、場合によっては殺されたりする。
資本主義が共同体に利益をもたらすことが何よりも重要なのです。
利益がなければ資本主義との仲介役の巫女は捨てられる。

国民はメリットがあると思っているから、選挙でそれを反映してもらう議員を選び、その議員によって内閣が作られたんだろ。間接的であっても国民によって選ばれた政府の施策を全面的に否定してどうするの？民主主義を冒涜しているとしかみえないね。

> それを言葉で説明しなければ理解できない者は「数弱」だ。ということね。

そこは論理が飛躍しているな。理解できるかどうかは関係ない。抽象的な思考ができているかどうかだよ。

別に今の資本主義がすべてよいとは思ってない。でも、負の側面だけでなく正の側面もみないと、今後の方向性を見誤ると言っているだけだよ。要はバランスの問題さ。

あのヒトラーのナチスもまた、ワイマール時代に国民を欺き、扇動して合法的に政権についた。そして、全権委任法でやりたい放題であった。民主主義が生んだ鬼っ子である。

他方、自民党政権は、下野して民主党に政権を譲り渡したときよりもさらに得票数を減らしているのにも関わらず、なぜか政権に居座り続けられている。低投票率という有権者の怠慢と小選挙区制というマジックのなせる業だ。なにせ、わずか25％未満の支持で以て、あれほど多数の議席を得られ、政権まで担えるのであるから。さぞや笑いが止まらんことだろう（国民の愚かさに）。