マルチリンガルを目指せる女子校
大学附属に入って後悔した方はいらっしゃいますか?
息子がもうすぐ小6で本気で志望校を検討し始めています。
男子なので進学校に行って高校で行きたい大学や学部を選んで欲しいと思う反面、大学附属に入って受験にとらわれずに部活などの課外活動にも励んで文武両道で活躍できるのかなと迷っています。
ただ、たまに大学附属に行った方が後々後悔したという話を耳にするため、後悔した方の話を聞かせていただきたいです。
附属の方がいいとか進学校の方がいいとかいう議論ではなく、単純に附属で後悔した具体的なエピソードをお持ちの方のお話を聞かせていただけたらと思います。
早慶は特殊だけど、そのほか大抵の大学接続校は外部受験もそこそこ居るでしょう。もしもそのまま内進するのが「後悔」ならば、親がウジウジととらぬ狸の皮算用しているだけ。もしもそういう親の子が進学校に行ってても、まあ勉強してないよ。
附属に行くと子供の可能性を狭めてしまうように言う方は少なくないと思います。
実際、そのまま大学に進学する場合は、大学進学の点での選択肢が狭くなるのは事実です。
これが一番のデメリットかもしれません。
附属校からでも東大などに合格して進学する方もいますから、その場合は附属校に進む意味はあまりなかったとも言えます。
後悔するかどうかは、また別問題ですけれど。
ところで、選択は大学の選択肢ばかりではありません。
実は、子供の選択肢を広げたい、という意味で附属に進ませる保護者は少なくありません。
それは、大学の選択肢以外のあらゆる選択という意味です。
音楽、アート、ダンス、スポーツ、文芸、その他大学受験には関係のない勉強など、中学高校時代から様々なものに真剣に取り組む選択肢があるのです。
大学受験が必要ないメリットを上手に利用している子も少なくありません。
附属校の出身者が大学進学後すぐに公認会計士の試験に合格したりするのは、大学入試の勉強の代わりに会計士の勉強をしているのですから、大きなメリットとも言えます。
附属校に進むメリットとして一番大きいのは「子供の”人生の”選択肢が増える」ことかもしれません。
もちろん、附属に進んでもそういう事実に気が付かず、遊んでしまう子もいますから、せっかくの選択肢の広さを享受できない方が多いのも事実でしょう。