現役合格した卒業生に聞く!手厚い学習・進路サポート

淑徳巣鴨中学高等学校
手厚い学習サポートと進路指導により、塾なしでも国公立・早慶上理・GMARCHを目指せる学校として躍進を続ける、淑徳巣鴨中学高等学校(以下、淑徳巣鴨)。今回は自学自習を定着させるサポートの一つ、SSC(Saturday Sunday Club)にてAT(アシスタントティーチャー)を務める卒業生に、印象に残っている淑徳巣鴨の学習・進路サポート体制についてうかがいました。

頼れるお兄さん、お姉さんに気軽に質問ができる「SSC」

始めに、取材前に行われたSSCについて、話をうかがいました。

SSCとは?

中学生を対象に、土日を利用した主体的な自習システムです。学力が伸び悩む原因のひとつは、休日の使い方がうまくいかないことなので、勉強の習慣を身につけることも目的にしています。ATである卒業生に質問できるのが特徴で、年齢の近いお兄さん、お姉さんと交流しながら楽しく学べる場であり、より自発的で積極的な勉強に繋がっています。

生徒からどのような質問が多かったですか? また、SSCの雰囲気を教えてください。

Sさん 数学の質問が多かったですね。中学1年生にとって、文字を含む計算は難しかったようです。

SSCで指導するSさん
Sさん:日本女子大学/理学部/数物情報科学科/1年
在校時のコース:スーパー選抜コース
ATになった理由:優しくて教え方も上手なATになって、在校生のためにできることをやりたい。

Tさん 私も数学でした。1次関数のグラフなど、つまずきやすい単元です。最初は質問の仕方が分からなかったようですが、休憩時間にコミュニケーションを取ると、質問も多くなりました。

SSCで指導するTさん
Tさん:明治大学/法学部/法律学科/1年
在校時のコース:スーパー選抜コース
ATになった理由:お世話になった先生に会えることと、楽しい学校生活を送れた恩返しをしたいという想いで参加。

Kさん 数学はやはり多いですね。みんな静かに自習をしているので、解説に時間がかかりそうなときは廊下の机で教えたりもしました。1年間ATをやっていると仲良くなる子もいて、手を振ってきたり、SSCが始まる前から控室に来たりするのが嬉しいです。和気あいあいとした雰囲気ですね。

SSCで指導するKさん
Kさん(高入生):明治大学/文学部/史学地理学科/アジア史専攻/2年
在校時のコース:選抜コース/アルティメットクラス
ATになった理由:大学1年生からATを始め、2年目の今はチーフとしてSSCのメンバーをサポート。大好きだった学校への恩返しをしたい。

初めての定期試験でも学習のリズムをつかめる

SさんとTさんは、中学時にSSCを体験されていますが、良かった点を教えてください。

淑徳巣鴨で良かった学習サポートSさん

Sさん 中1での初めての中間・期末テストでは、勉強時間の取り方に戸惑いましたが、SSCに参加することで、十分な勉強時間を得られました。SSCでは毎回、集中度合いや分からなかったことを記入する「振り返りシート」を作成します。このシートのおかげで、勉強するたびに必ず振り返りをする習慣が身につきました。

Tさん 私もテスト前の土日に、2時間の勉強時間をきっちり確保できたことが本当にありがたかったです。自習中は静かなので、集中モードに入ってテスト対策ができました。私は塾に通っていなかったので、学校でクラスのみんなと一緒に学習でき、テスト勉強を頑張ろうという励みにもなりました。

学習習慣を定着させる「チャレンジノート」の成果

淑徳巣鴨にはSSC以外にも、多彩な学習サポートの仕組みがあります。中学時に役立ったサポートについてうかがいました。

SSCのほかに、良かった学習サポートについて教えてください。

淑徳巣鴨で良かった学習サポートTさん

Tさん 自学自習用の「チャレンジノート」ですね。私は課外活動に力を入れていたので、忙しい時間の中で隙間時間を利用して勉強しなければなりませんでした。少しの時間を利用してでも勉強するという意識になったのは、チャレンジノートのおかげですし、毎日勉強する習慣は、大学生になった今も活きています。

Sさん 私も「チャレンジノート」です。振り返り欄のところには、先生から励ましのコメントがあり、交換日記みたいで楽しかったですし、勉強への活力にもなりました。チャレンジノートを1冊終えるたびにノートを見返すと、自分の努力の積み重ねが目に見えて分かります。早く1冊分のノートを終えたいという気持ちにもなり、1日の勉強量も自然に上がりました。

一人では太刀打ちできない大学受験、学校全体でサポート

進路指導も学習サポートと同様に、企業人や大学の先生を招いて開講する少人数制の「スポンサー講座」や「大学入試相談会」など多彩なサポートが用意されています。

高校時の進路指導で、印象に残っているサポートを教えてください。

淑徳巣鴨で良かった進路指導サポートKさん

Kさん JKS(受験校決定サポートシステム)です。高校生が大学受験の情報を取りに行くには限度があります。入試日程を無理のないように組むのも難しいです。面談を通して、綿密なスケジュールを先生から提案してもらいました。担任や進路指導の先生だけでなく、多くの先生が関わり、夜遅くまで一人ひとりの受験プランを作っていただいたようで、大変感謝しています。

Tさん 担任の先生だけでなく、各教科の先生にも相談しやすい環境ですよね。国立が第一志望だったので、各教科の先生に受験勉強のアドバイスをもらいました。私のまわりも塾に通っていなかった子が多かったので、「この教科ならこの先生だよね」と話していました。

Sさん そうそう! 教科ごとに頼りになる先生の話をよくしていました。
生徒同士でもよく教え合いました。先生に聞く前にまず友達に聞く子も多いです。話をしたことがない、ほかのクラスの子にまで教えたりしていました。

Kさん 放課後に残って自習している子も多いのですが、分からないときに、黒板で授業のように教え合う場面もよくありました。

勉強も行事も全力で取り組めるのが淑徳巣鴨!

最後に、卒業生から受験生へのメッセージをいただきました。

Sさん 教育方針の「感恩奉仕」の精神、日々のことに感謝しつつ、人の役に立てるように行動することが習慣になりました。そして、教員になりたいという夢と目標ができました。さまざまな機会を通して夢がふくらむ学校です。ぜひ、学校説明会に参加してみてください。

Tさん 勉強面だけでなく、行事も楽しくて、体育祭や文化祭、修学旅行も最高の思い出です。こうした行事が体験できたのも淑徳巣鴨のおかげです。受験では、自分がこの学校に行きたいという気持ちを最後まで持ち続けることが大事です。その気持ちが勉強の一番の原動力になるので、自分を信じて頑張ってください。

淑徳巣鴨体育祭
6月-体育祭
淑徳巣鴨文化祭
9月-淑鴨祭(文化祭)

Kさん 淑徳巣鴨は、生徒間の雰囲気も良くて、先生方も先輩方もみんなが優しい学校です。SSCや部活動で学校に来る機会がたくさんあり、卒業してからも学校は「いつでも帰ってこられる場所」です。皆さんの入学を待っています!

編集後記

卒業生の話から、教育方針の「感恩奉仕」であるおかげさまの感謝の心と、人のために自分を生かす精神が根付いていることを感じました。手厚い学習・進路サポート体制を作り上げ、それがしっかりと大学合格実績に結びついているのも、こうした校風が大きく影響しているのでしょう。ぜひ学校説明会で、淑徳巣鴨の雰囲気を確かめてみてください。

イベント名 日時
【中学】第1回学校説明会 2023年7月1日(土)14:00~15:20※要予約
【中学】オープンスクール【午前の部】 2023年8月27日(日)9:00~12:00※要予約
【中学】オープンスクール【午後の部】 2023年8月27日(日)13:00~16:00※要予約
【中学】第2回学校説明会 2023年9月9日(土)14:00~15:20※要予約