NHK連続テレビ小説【花子とアン】｜掲示板スレッド

　中学生の娘たちと見ましたが。

　花が、小学校にも行かず、家事・育児をし、
　家の立派な労働力となっている姿。

　それでも、学問に目覚めて、一生懸命、勉強する姿。

　娘たちは何か、感じるものがあったようで、
　進んで家事、家庭学習をするようになりました。

　これは、うちの中学生たちにとって、
　いい教育番組の役割も果たしてくれそうで、
　ありがたくもあり、これからも楽しみです！

いつも食事のメニューでうるさく文句を言う息子が、今朝の花の「お弁当いらない」発言のところでシーンと見入っていました。少しは感じるものがあったのでしょう。

粟やひえのお弁当はポロポロこぼれてしまうというナレーションのくだりで、出かける支度をしながら見ていた大学3年の娘が、「えー？これいつ頃の話？」と聞くので、「1900年と出てたよ」と言うと、「その頃って、こうだったんだ」と、改めて感じたようでした。

昭和に育った私も、粟や稗は知らずに育ったのですが、今の子は、そういうお米以外の穀物は、ヘルシーでオシャレな食べ物 という認識なのかもしれません。たまに食べる粟や稗はおいしくて体によくてオシャレと思えても、それしか食べられない、しかも貧しくて他に食べるものも満足にないとなると、白米がどれだけ美味しく思えるか…ということは想像するしかありませんものね。

もちろん歴史の時間に学習してはいても、学校の勉強では時代の大きな流れを理解することを優先するので、なかなか庶民の暮らしを実感するようなところまではできないのかもしれません。このようなドラマを通して、いつのまにかイメージが作られていくのですね。

その意味では、映像を作成する製作者側には大変重い責任があると思います。今のところ、この作品は、とても丁寧な演出で、安心して見ていられそうです。

花の子供時代を演じているお嬢さん、上手ですね。
私は祖父母が明治生まれ、親も大正昭和のはざまで
生まれ、さんざん写真や話を聞いて育ったので
地主と小作農の子供の弁当の違いやら貧しい家の子が
幼い妹弟を子守したまま学校に来たり、お昼も食べられなかったり
先生に怒られると廊下でバケツ持って立たされたり、ああ、そういう時代が
確かにあったと感じることができ、古い時代の話ですが全く違和感なく
スーッと入ってくるのは、時代考証がうまくできているからでしょうね。

花ちゃん役の女の子、目力があって、たくましさも強さも感じられて
当時の子じゃないかと思う位、見事です。
前回の杏ちゃんのドラマは、主役二人があまりにも理想的な体型で
昭和のあの時代の風景とマッチしなくて感情移入できなかったのですが
今度は期待できそうです。

東京の女学校って東洋英和なんですね。

4月スタートの朝ドラは春休み中とあって子供と見られるのがいいですね。
はなのお弁当のシーンでは我が家も子供たちがナレーションに聞き入ってました。私も全部稗と粟の飯は食べたことありませんから、気づかされました。はなだけではなく私たちも想像力がつきそうです。

いいですね！「花子とアン」。きのう、今日とたった２日で話に引き込まれていきました。常に違和感だらけだった前作と違い（視聴率を引っ張るために、脚本家さんが常に視聴者の予想を裏切るようにチグハグな展開にしていたから？）話の流れにのって感情移入できそうです。

シベリア抑留からつるつるぴかぴかで帰ってきた前作と比べ、顔も爪の間も汚してリアリティを出すなど、しっかり作ってますね。これから半年楽しみです。

そういえば、初回の出だしは50台の花子だそうですが、しっかり皺を作って老けメイクしてました！
・・・でも50台には見えなかったかなー(^_^;)

食べ物は、明治生まれの祖父や親戚が農家育ちだったんですけど、玄米やサツマイモが大嫌いで、白い、柔らかい全然歯ごたえのないご飯が好きだったんですよね。それを思い出しました。